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消えてなくならないうちに。

作者: 墨井チロル

今日が曇り空だって なんらやること変わんない


風が吹く 空を見上げる どこまでも淡々として


あの雲の向こうになんて 思ってない


小さな手のひらにあった世界は


大人になるほど輝きを失う


目の前に広がる この曇り空のように


一つしかなかった 未来への選択肢


何が意味があるのかなんて 分かんない


希望は一瞬だけ輝いて消えた 



小さな(まばた)きの内に 見失わないように


心の中に映し出された幻影を また掴み取ろうとしてる


(すく)えなかった 


暗い暗い夜のアスファルト 冷たい水溜まり 足下の


お月様が浮かんでる ここにも 空にも あそこにも


つかめない 届かない どうして生きてるのか


分かんない


心の中に映し出された不安は いつも私を一人にさせる


今日の曇り空だって 寂しそう


いっそのこと夜になってしまえば 楽なのに


また朝が来る 未来への選択肢


一つしかなかった それだけがずっと 続いてる 


今日だって いつだって


終わらない空 生きてる限り


目を閉じていたい いつまでも


なんら変わらない世界


いつか人が消えて 静かになった

















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― 新着の感想 ―
[良い点] うーん、昨日の私のような詩ですかね~。 >目を閉じていたい いつまでも >いつか人が消えて 静かになった そうなりたい気分でしたね~。 ある世界で1人になりたい……?みたいなm(_ _…
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