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第78話仕入れとクリスマスとまさかの展開

ちょっと長いけど、雑文です。

それと、この仕入れは海弟の策です。


え、ネタバレ?

なにそれ、おいしいの?

さて、買い込み完了だ。

近くのスーパーで、色々な物を買い込んで帰る道の途中にふと、アーケード街を歩いてみる。


「シャッターでいっぱいですなぁ~」


俺が見ている先には今閉めている店があった。

オモチャ屋のようだ。


「お、風詠とこの坊ちゃんかい」

「あれ、ここって伊藤さんが経営してたの?」


ふ、俺の友達の一人。


伊藤(いとう) 和正(かずまさ)  59歳 ♂ バツ1 


どうだ、人生ってこんなに簡略化できるんだ。

すごいだろ?


「そういや、コレあまったからもっていきなよ。夏にでもどうだい?」

「ふむ……」


ほぅ、コレは……。


「伊藤さんありがと」

「いやいや、いいってことよ。これも持っていきな」

「ん、なに?」


……あぁ、それって売れてなかったよね。

でも、俺は好きだよ。


シャボン玉……。


「伊藤さんじゃ~ね~」

「おう、最近姿見ないから色々と心配してんだぞ。他の奴等にも見せたらどうだ?」

「今はいいよ。パーティーの準備の最中だし」

「おぅおぅ、いいね~。彼女でも出来たかい?」

「……ふっ……」

「変なこと聞いちまったねぇ……、止めてゴメンよ。さっきの侘びだ」

「うん、ありがと。それじゃね」


ははは、ちょっとしたお小遣い貰っちゃったよ。

ちょっとしてるけどでかいね。

オモチャ屋の看板……。





「おかえり~」

「お兄ちゃん帰ったの~」

「海弟、買えたか?」

「まぁ……、兄さん彼女いる?」


ふ、あれは精神的大ダメージだったぜ……。


「……それを聞くか」

「いや、ゴメン。これあげるから」


これ=彼女居ない看板(ペンキで塗り替え済み)


「いや……、いいクリスマスプレゼントだな」

「ははは、メリークリスマスだよ」


青春は涙の味?


「さて、飾りつけましょう」

「おう」

「あれ、コレなぁにお兄ちゃん?」


吉が言う。(もう変更は受け付けません)


「ふ、秘密兵器だ。これはな、大地を炎を撒き散らしながらグルグルと回る戦略兵器だ」

「いや、どう見たって―――」

「ストップ、どくsy―――」


※読者様にご連絡します。


ただいま、海兄がネタバレ。

海弟が物語では言ってはいけない言葉を言おうとしたので、中断させていただきました。

誠に申し訳ございません。

シャボン玉のように心の中から弾けて消していただけると嬉しいです。


「さて、飾りつけも終わったな。こんな祭りがあるとはな……」

「まぁ、祭りの一種か。先にコレ渡しとくか」

「お兄ちゃん、これ何?」


説明しよう(一部国民的アニメ風)。


地味(これは、変更があるかも知れない)に渡したのは、その名も輪ゴム鉄砲。

これは、オモチャ屋の伊藤さんに貰った普通のより蚯蚓腫(みみずば)れが酷くできて、早く打つことができて、さらに丈という優れものだ。

だが、残念なことに輪ゴムが付いていない……。


吉に渡したのは、クマのぬいぐるみ。

普通って一番でしょ?


「扱いが違う気がする……」

「わーい、ありがとう、お兄ちゃん」

「ふ、違わないさ。この鉄砲もぬいぐるみも同じさ」


ま、年齢が男性の五歳児の場合だけどね。


「さて、父さんもうすぐに帰ってくるから、晩御飯を並べておこうか」

「兄さんは休んでていいぞ?疲れただろ?」

「まぁ、そう言ってくれるなら休むか。頼んだぞ」

「あいよ」


俺には魔法があるんだ。

コレくらい簡単だぜ。


ピンポーン


「は~い」


ダメだ。

今使ったらばれる。

いやね、玄関からキッチンは丸見えな訳よ。


「お、いい匂いだな。ふぅ、早く帰れてよかったな」

「父さん、海弟の友達も着てるけどいいかな?」

「あぁ、たくさんのほう……が……、海弟をここに呼んで来なさい」


あぁ、やっちまった。

俺……大丈夫だよね?





「HAHAHA☆」

「HAHAHAHAHA☆何だ、そういうことなのか」

「そうだよ、親父。誘拐なんてする訳ないじゃないか」

「そうだなぁ、HAHAHAHAHA」

「HAHAHAHAHAHA」


今、物凄くこの親父様を殴ってやりたい。


「さて、飯だ飯。家族で食べるのは久しぶりだからな、盛り上がるぞ~」


さて、政治の話しで何処まで盛り上がるんだろう……。


「たとえばだな、誰かの失敗話とかか?」

「ん、誰かいるのか?」


地味出てくんな。

ばれそうじゃねぇか。

お前の弁護の仕方はわからんぞ?

って言うか、失敗話とかだったらいけないんでない?

この国大丈夫?

いや、俺は大丈夫。異世界に逃げるから。


「逃げ腰ですね」

「違うさ。俺は最悪な事態を予測したんだ」


俺達は二人しかいなくなった玄関で話す。

って言うか、もうばらしてもいい気分になるね。

何でだって?

この話を有耶無耶にしたいからさ。


「大きな嘘で小さな嘘を隠すって……逆ではないの?」

「お前、わかってないな。お前が妖精ってことは真実だろ?」


未来と現在だったら、俺は未来を取るぜ。


何だか、カッコいいセリフだ……。


「でも、内容が腐っている……」

「腐っているとか言うな!!」

「海……で?腕のいい精神科医を紹介しようか?」

「HAHAHAHA、大丈夫さ親父。じゃ、じゃぁ、俺は先に行ってるね」


リビングに到着。

っていうか、地味の奴教えろよ。


「さて、パーティーを始めるか」


結局、兄さんに運んでもらっちゃったな……。

……今、思ったんだけど、俺だけ世間話が出来ない……。

いや、吉も同じなんだよ?

でも、記憶喪失って言うのがあるじゃん?

俺、異世界にいたじゃん?

だから、無理じゃん。


自分で言っててウザイ……。


「それでな、言って―――」

「父さんはすごいな~」

「お兄ちゃんのお父さんはすごい人なんですね」

「すごい人って、そんな事はないよ」


うわ、本当に盛り上がってる……。

俺、この雰囲気に合ってないな……。


「食料確保。退散」


家族とのコミニケーション?

ふ、今はイメージトレーニングの方が大切さ。


バタン


右確認。

左確認。

前確認。

後ろ確認……地味が潰れています、隊長。


「いや~、すまんすまん」

「無理だ、無理だ、無理だぁあああ!!」


な、なんと言うことだ。

三回言うことで俺のハートはブレイクされてしまったぜ……。


「さて、イメージだ。何かお題を言ってくれ」

「世界で、一番美しい女性は?」


……いや、それはイメージじゃないでしょうが……。

ってか、何その期待の目は……。


「『鏡』」


手鏡を出して、地味に見せる。


「……せいか~い。大正解です!!」


おっと、ここだけで謝らせてもらうよ。

世界中の女性の皆さんゴメンなさい。


「次です、ケーキです」

「用は、取ってこいと……」

「まぁ、そういうことですね」

「監禁!!」


瞬発力のなせる技だ。

一瞬のうちに俺だけがドアから外にでてそれから鍵を閉めるという、すごい技だ。


「早く~」

「はい、わかってますよ。行けばいいんでしょうが」


転移って、他の魔法よりすごいんだね。

光を使う人を見るより、闇を使う人を見るよりも、恐いよ。


俺は、ケーキ奪還(俺が作ったわけじゃないけど……)の為、身を潜めながら潜入……。


「なにぃいい!!」


ビクン


はい、失敗。


「えっと、吉ちゃんだっけ?それは、本当か?」


おっと、ばれていないぜ。


「はい、海弟さんとは異世界で会いましたよ?」


はい、ばれちゃいけないことばれてました。


「海弟ぇええええ!!」


く、リビングの扉を開けさせるものか!!


「第一息子よ、鋸持ってこい」

「はい、愛しのお父様」


く、洗脳されていやがる。

親を超えねば一人前になれないということか……。


「それなら、やってやるぜぇええ!!」


ガン……ガンガンガンガッ


最後のやばくない?

角で当たったよ?

まぁ、途中もヤバイけどさ、一番やばいよね?


「かいでぇええ」


あ、そんなに変わらなかった。


「何ですか、親父様」

「……ここに来なさい」

「いやです、血塗れです」

「……親の屍を乗り越えて大人になるんだ」


どうせだったら、埋葬して踏みつけてやりたいね。


「それじゃぁ、クリスマス家族会議の始まりだ」


地味も呼んだ全員で話し合いが始まった。

ばれましたね。

今回を見て絶望した、皆さん。

今日は二話投稿です。

しかも、次の話も雑文です。


あぁ、それとアンケート実施しました。

答えてくださいね。(命令ですよ?)


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