第77話色々と規格外
海弟+ピンチ=一応クリスマスの話もやっておくか
に、普通はなりませんね。
「ふぅ、戻ってきた」
ははは、俺は自由だぁああ!
まぁ、その分のツケは魔族との戦いで払うということで……。
「私から逃げられると思ったですか?」
「おにいちゃん?」
……?
「ひっ!!」
はぁ……わかりますかね?
この二人、異世界まで来ちゃいましたよ?
「こんなとこにいないで、私のお母さんを―――」
「最後まで言うな、影流から説明受けたから話してやる」
っていうか、何で俺がここにいることがわかったんだ……。
「魔力の動きを見たんですね」
「神様もすごいですねー」(棒読み)
「当たり前ですよ、”本物”ですからね」
そんな強調しなくても……。
~~影流から受けた説明をみじん切りにして細かくして話し中~
「へぇ~、秘密兵器ね」
「おにいちゃんってすごいんだね」
「ま、まぁな」
何だか恥ずかしくて目を逸らす。
そして、視線の先にあったものは……。
「な、なんだと!!」
「ど、どうしたんですか!!」
「どっか痛いの?」
ふ、俺としたことが忘れていたぜ。
「今日がクリスマスだったとは!!」
二人ともわからなそうな顔をしている。
親父も帰ってきて盛大に祝おうぜ。
一つ言っておくと、
『恋人ども、クリスマスはキリストの誕生を祝う日だ、イチャイチャするな!!』
ふ、言い切ったぜ。
って、いうか夜ですか!!
そういえば向こうも夜だったな。
寝て起きたから当たり前か……。
「兄さ~ん」
俺は、下へ降りていく。
あ、こいつ等のことどうやって説明しよう……。
まぁ、この自称神様は簡単に説明すれば(妖精事情を知っているので)いいんだが……あ、待って。親父にはどうやって説明すりゃいいんだ?
「一生の疑問にしておこう」
「隠し通せないだろ」
「うわっ!!」
兄さんがいきなり出てくる。
やっぱり驚く。
「父さんは鋭いからな……気づくぞ」
「まぁ、その時はその時だ……って言うか、親父は帰ってきたか?」
「まだだ、説明の仕方でも考えておいたらどうだ?見つかった時に社会的に抹殺されるよりもいいだろ」
そう言って、目線をしたに落とす兄さん。
目線を向けられた人物は俺の後ろに……。
「あれっ!!」
え、ちょっと待って。
何でいるの?
えっと~、名前がないと不便だ。
そういや、自称神のほうも聞いてない。
まぁ、じしょう かみ 訳してじみでいいか。
地味
んでこっちが、きおく そうしつ だから、きつでいいか。
吉
縁起がいいのか悪いのか……。
って言うか、こいつら目立つな。
銀髪&小さな妖精。
目立つな。
「とりあえず、お前らは鏡の中に封印と」
外道?
なにそれ?おいしいの?
「な、海弟!!」
……あらら?
ちょっと奥さん、見られてますわよ?
まぁまぁ、奥さんこれは噂になるわよ。
「しねぇええ!!」
「なにをっ!!」
クッ、全部夢オチという訳にはいかんか……。
ならば!!
「誰にも言わないでくれ。勿論親父にも!!」
頼み込むしかないだろ?
「……まぁ、言わないがそれは何だ?」
「……一種の魔法です」
いや、この言い回しはいいよね?
「……レベルが高いな」
何だか、ここに兄弟愛(別に変な意味はありません)が生まれた気がする。
「まぁまぁ、クリスマスの準備をしようじゃないか」
「そうだな、ケーキも焼いたし」
あ、そういえば、それでケーキが着たのか。
たぶん、青空か影流が教えたんだろうな。
「飾りつけはやっとくよ」
「頼むぞ」
コレにて、一件らくちゃ―――。
「おい、閉じ込めるとはどういう了見だ?」
「ひ、酷いよお兄ちゃん」
いやね、何でこの子達は抜け出せるのかしら。
あ、転移できたんだっけ?
……俺、もしこっちの世界で社会的に死んだら異世界で平和に暮らそう。
山の中で小さな山小屋を建てて……。
えっと、今回でやると言いましたが、説明不足だった……(主に海兄弟の兄の方に)。
とりあえず、適当にはぐらかしてから、準備をして、次こそパーティーだ。
あ、海弟の友達とかも呼ぼうかな……。
~物語構想確認中~
あ、無理でした。
巻き込むのは『ピーー』でした。
え?『ピーー』は、ダメだって?
だって、主人公の友達を巻き込むなんて普通やらないでしょ?
それをやるのがこの作品なんですよね。
まぁ、コレくらいはいいだろうと思うとこを言っておきます。
巻き込む章は最後の方になると思いますね。
まぁ、ネタが尽きればそこでやります。
メチャクチャそこで重い話になりますね……。
だが、侮るなかれ。
海弟のコメディーセンス&青空の場違い発言&影流の正統派ボケ
コレこそが、無敵の三人衆だ。
……見てて、自分が恥ずかしくなりました……。
ま、海弟のコメディーセンスから海弟のマイペースに変更して……。
わからなくなってきましたね……。
こんな長い後書き読む人いるんでしょうか?