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第68話正義と仲間 けど、無責任

何か最近、文章が酷くなっているような気がする。


指摘とか、誰かくださいませんか?


まぁ、心の何処かで言い訳しているんですが……。

俺達は、解放された後すぐに国王に絡まれないように注意しながら城から出て行く。

もう、気分はス○ーク氏に近い。


「大変だったわね」

「私達は、有意義だったよ」


愚痴を言える仲間が居るって素晴らしいことだと思わないか?

ふぇー、はニコニコしてるだけで癒されるけど……。


突然馬車が止まる。

盗賊が出た、あるいは魔物だろう。

珍しいこともあったものだ。


「どうした~?」

「いえ、あれを見てください」


もどき君が言う。

……俺は何も見ていない。

そうさ、俺は……もう遅いってことは承知の上です。


「また、戻るのは勘弁だぞ?」

「それは……まぁ……」


そこに居るのは、一人の少年。

武装をしていない。

いくら治安が良い国だとしても危ないだろう。


「馬車の中に入れるの手伝ってくれ」

「隊長は、治癒の魔法を使えましたよね?」

「道端で治療することも無いだろ」


俺が頭の方、カサロが足を持って馬車の中へ連れ込む。

予想外だったのか、他の皆は驚いていた。


「う~ん、治癒は自己再生力の上昇を促すことしかできないから……」


とりあえず、連想だ。

治癒の魔法では、傷を癒すことが出来ても、体力は回復させることが出来ない。

だから、もう一段階くらい上の魔法を使って……と、考えたがよく考えれば、木の魔法は身体強化系のイメージしか固まっていない。


「こうなったら……」


『鏡』を使って城まで送ることを考えたが、変に捜索されても困るのでやめる。


「馬車の中で寝るとな~……」


まぁ、簡単に言うなら寝違える。

つまり、痛いんだ。

体験談だぞ?


「体力の回復は難しいね」


……一つ思いついたんだが……。


「よし、試してみよう」

「何ですか?」


俺は、『鏡』を使って転移する。

場所は、影流が持っている手鏡。


「ぬわっ!!」

「おっと、ゴメンよ」

「えっと、海弟様?」


俺は止める声も無視して走り出す。

ふぇーも肩に居るので”あいつ”の居場所はわかる。


「居るか!!」

「ふぇ?あれ、海弟?」

「何をしているんですか?」

「妖精王の件はどうしたのよ?」

「……」


うん、居た。

探しているのは夢だ。

あの特殊魔法は体力回復に役立つだろう。


「ちょっと、こっちこい」

「え、ちょっと!!」


無視。

俺は『鏡』を発動。

馬車の中に転移。


「って、行き成り出てきたら驚くでしょうが!!」

「しらん、よし、夢頼む」

「頼むって……って、この子魔族じゃない。どうしたの?」


ん、魔族?

………。

どうやら、厄介事に足を突っ込んだようだ。


「この子の体力の回復をして欲しいの?でも、放っておいても勝手に回復するわよ?」

「……お前らが引き取ってくれ」

「え、ちょ、ま―――」


普通なら、カッコよく解決!!

とか、するんだろうが、俺は厄介事など引き受けたくない。


「魔族って言ってましたよね?」

「ねぇねぇ」

「ん、なんだふぇー?」


他の隊員達が話し合っているのを尻目に俺はふぇーに返事をする。


「えっとね、あのひとからまぞくのけはいがなかったの」

「……本当は人間でしたってことか?」

「でも、みまちがえるのはないとおもうんだけど……」


う~ん、あいつが魔族だとすると、これから先も魔族に会うだろう。

まぁ、倒せばいいのだが、俺にも魔族の仲間が居るので何だかな……。


「う~ん、正義を取るか……仲間を取るか……」


これは、思ってたより事態は深刻?


「隊長、判断を」

「ん、ああ」


どうしよう、聞いてなかったよ。

まぁ、イリアにでも丸投げしとくか。


「イリア頼んだ」

「えっと、それは私に死んでこいと言っているのでしょうか?」

「は?」


何を言っているんだろう……。

え、何?


「聞いてなかったんですか?」

「ギクッ!!」

「……この先、魔族に会うかも知れません。だから、敵対できるだけの勢力集めをしたいと……」


勢力集め。

って、ここ他の国ですよね?

してたら死ぬよね?

普通に戦争とか起きちゃうよね?


「ま、その時考えればいいや」

「それでいいんですか……」


無責任ってのは、思わぬ幸運を呼ぶものだよ?

これにより、海弟は戦乱へ!!

なんて、行きません。

っていうか、魔族の少年との絡みが少ない……。

まぁ、後々出しましょうかね。


妖精王はいつ出てくるの?


皆さんの疑問です。

性格が決まったらだします。


はい、無計画(ノープラン)はここで牙を向いて来ました。


次回もお楽しみ~。

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