表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
67/557

第57話あだ名と海弟の苦悩

悩む~と。

あ、今日は二話更新です。

せっかくの日曜日ですしね~。

あの後、村に帰って盗賊を預け、レンスのみ王都まで同行になった。

魔法使いは貴重なのだ、だから勧誘も多い。

そして、王都まで後一日となったところでこれは起きた…。


「なぁ、レンスもこの部隊に入るんだろ?」

「いきなり如何した?」

「あだ名付けようぜ」

「そういえば…」


レンスは、入るのは入るがあだ名がまだだったな…。


別に必要ないのだが(本当は付けようとも思わない)、海弟は部隊全員を集めて真剣に考える。


「それで、何がいいと思う?」

「…何でこんなのやってるんですか…」

「レンス、黙ってなさい。隊長命令」


職権乱用という物である。


「難しいね…」

「えっと、白色の髪に白色の目…」


ジューネとへレンが考えても思いつかない。

となると、最初に言ったギル。


「どうだ、遊び人?」

「それは変えて欲しいな…。じゃ無くて、きまらねぇ」


き、キサマ!!それでも言い出しっぺか!!


「はいっ!!」


言う前に、みんなのマスコット二号ミゼル君が。


「はい、なんだね二号」

「二号ですか…。普通にアイスでいいんじゃないですか?」

「説明よろしく」

「安直に、氷の魔法を使うからってことです」

「……他に無い?」


誰も言わない。


「うん、じゃあ決定。それじゃあアイス頑張ってくれ」


反論したそうだが、エリアが縛っていて反論できない。

なんとも哀れな姿だ。


「それじゃあ、あと一日頑張るぞ」

「『鏡』で行った方が早いんじゃないですか?」


場が静まる。


お、俺の考えを時々越す二号。す、すごいぜ。


海弟は負けを認めない。


「それじゃ、行きますか」


荷物をまとめて三分。

魔法で帰る。







「いきなり前に出てこないで欲しいんだが…」

「影流気にするな。誰にだって間違えはある」


そうさ、わかるか?

この国の王はお前なんだ。一番最初に連想できてしまうんだ。


と、心の中で言い訳。


「んじゃ、戻るか」

「報告書がありますから、海弟さんはこれを」


報告書が渡される。


「……異国の字は書けません」

「嘘だろ…。この前だって…」


~回想~


ここは、学校。


「おい、夏凪と春月、それと風詠は放課後残ってくれ」


たぶんテスト返しだな…。


「テスト返しだろ?」

「たぶんな」

「私できたか心配だよ…」


その3人の期待は、木っ端微塵に砕かれる。


そして、放課後。


「まず、夏凪」


そう言って、テストを渡される。


「え……!?」


な、何が起こってるんだ…。

あの天才青空が何が…。


「次、春月」

「………」


無言…。


「次、風詠」


とうとう俺の番が来てしまった…。


「はい……」


渡されたテストを見る。

あれ?20点?


「さて、どこが間違えかわかるか?」


間違ってないでしょ…。

俺の合っているところ記号のとこだけだし…。


「わからなそうだな」


隣を見ても、わからなそうにしている影流しかいない。


「よし、教えてやろう」


な、何が間違っているんだ…。


「日本語で書こうな」


……テスト最高。



~回想終了~


そ、そういえば、あの後補習地獄だったような気がする。

異世界に日本語を広めてやろうと悪巧みをしたような気がする…。

あれ?ってことは…。


「報告書は書けるな。じゃあ頑張ってくれ」

「あ…」


そこにいたのは、何か不吉な物を纏った海弟だった…。


十万PVはとっくに突破してるんですが、一万ユニークは……。

何がいいのか聞かせて欲しいいんです!!

あ、影流の書こうかな……。


それでは、今日二つ目でまた~。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ