表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
61/557

第51話ドラゴンと海弟

ここらへんはスランプのときに書いたものです。

よって、話を盛り上げようとして、空回りしています。

そのせいで、何故か海弟が最強キャラになってしまうという事態も起きました。

さて、読者のみなさん、どうしましょう…?

血の臭いが充満している。

だがそれは人の物ではない。ドラゴンの物でもない。

それは、ドラゴンの森に住んでいた動物の物だ。


「う、気が引けるな…」

「大丈夫ですよ…」

「それにしてもやりすぎたんじゃ…」

「でてきたら戦えばいい…」


四人は、ドラゴンがいつ出てくるかビクビクしながら奥まで進んでいる。

ふぇーがいれば気配を探れるが、寝ているので探れない。


「大体、何でこんな夜中なんだ…」

「時間的に、海弟様は夜はこちらにいれます。それに、ドラゴンも油断しているでしょうし」

「別に、攻め込むわけじゃないぞ」

「もしもの時のためです」


だが、ドラゴンは人間は勿論、魔物の気配は探れるわけで…。


『ギュルルァア!!』

「野生のドラゴンが現れた!!」

「実況はしてくていいです!!死有さんお願いします」

「……ドラゴンに魔法は効きません…」

「大鋸、頼んだ。俺も行く」


二人は、使い物にならないので、海弟と大鋸が飛び出す。

殺すつもりは無いので、注意して戦わなければならない。


「『風軽』」


動きを速くして、剣を素早く動かす。

だが、鱗に傷一つ付けられない。

大鋸の方は、攻撃をひきつけてもらっているので、攻撃が出来ない。


「いけるか…」


魔力を練る。

やるのは、『火栄』。まだ練習でしか使ったことは無いが、成功したらダメージは与えられる。


「『火栄』」


それと共に、ドラゴンの周りに炎が舞う。


『ギュグググー』


悲鳴を上げるドラゴン、だが今の状態ではダメージはない。


「『流亜』」


そのまま、剣でドラゴンに斬りつける。

剣は、ドラゴンの周りの炎を吸収し、体内に放出する。


「どうだ!!あ、……気絶じゃ…」


肝心な事を忘れていた海弟。

周りから、叫び声のような声が聞こえてくる。


「敵ばっかりだな…」

「いい的だ…」


大鋸と話し合った結果、一気に森の奥に行くことにする。

出る時は、『鏡』を使えばいいので心配は無い。


「行くぞ!!」

「はいっ!!」


死有が返事をして、走る。

周りに、ドラゴンは居るみたいだが攻撃はしてこない。

そして、そのドラゴンの声も聞こえなくなってきた頃、大きな広場に出た。

そこには、二体のドラゴンがいる。白と黒。どちらも強そうだ。

襲ってこない雰囲気なので、話しかけてみる。


「なぁ、勇者って知らないか?」

「えっと、白の剣と黒の剣を探しているんです」


少し、間を空けて白色のドラゴンは話し出す。


『何故、白の剣を求める』


そういう。

だが、海弟は間を空けずにこう言う。


「理由はない!!」


別に、大声で言うことではないのだが、周りに冒険に慣れた者がいたらバカだと笑っただろう。


『ただの、興味か?』

「いや、何で剣を求めるって話になってるんですか?」


海弟達は、探しているといったが、欲しいとは言っていない。

それに、ドラゴンの言い方だと自分が剣を持っているように思える。


『……勇者を探している。剣はそのついでか?』

「ここに封印されてるって聞いたから、ついでに見れたらいいな~って感じですね」


海弟達の中で、森に行くなら剣も見てみたいな、という会話をさっきしていたが、欲しいなどとは思っていない。

それに、海弟は呪いでも掛かっているんじゃないか?と疑っている。


『勇者か、だいぶ前に剣を封印してくれと頼んできたな』


だいぶ昔。勇者は100歳を超えてる!!とかありそうだな…。

いや、それだったら会いたくないかも…。マジボケは、守備範囲外なんだ…。

って、ドラゴンもボケるんだな。何で、俺は剣が欲しいってことになってるの?


「で、今どこにいるかわかる?」

『結論を急ぐな…、まぁわからんな』

「みんな、無駄足だ。帰ろうか」

『待て、待ってくれ』


ドラゴンが頼んでくる。


『白の剣が欲しくないのか?』

「そんなこといって、呪われているとかオチありませんか?」

『……光の武器にそんな事は無い』

「実は、白いだけの剣ってオチありませんか?」

『無い。白いのは事実だが、切れ味はお前の持っている剣の何倍もある。疑り深い!!やるから帰れ!!』

「いや、物語的にどうなのさそれ?」

「私としては、戦うとかストーリーが欲しいです」

「さんせー!!」

「あったほうがいいな…」

『なんなんだこいつら…』


ドラゴンは、呆れながらも戦う。

もう一体のドラゴンは全く動かない。

そして、戦いが始まる。


「『電花』、『火栄』、『林我』」


電気で、目くらましをし炎で皮膚を焦がして力いっぱい剣を振るう。


『グギャアアア。……これでいいか?やるから帰ってくれ』

「ナイスだ。カメラ持って来ればよかったな」

「あ、携帯持ってますよ。もう一回やりましょうか?」

「よし、やるぞ」

『……帰ってくれんか?』

「もう一回だけ!!」




テイク2


「『電花』、『火栄』、『林我』」


電気で(略


『グギャアアア。…これでいいだろ!!帰ってくれ!!』

「せっかちだな~。ドラゴンはみんなそうなのか?」


ドラゴンは、海弟達のペースに飲まれる。


「まぁいいや。帰るぞ。特殊『鏡』」

『ちょっと待て』

「あ!!」


声が掛かったことにより、意識がそっちの方向に行く。


『ヌアッ!!』


見事に、ドラゴンが鏡の中に封印される。


「黒いドラゴンのほう大丈夫か?」


心なしか、怒っているように見える。

なので、先に言っておく。


「自業自得だ」

『何だそれは?…』

「気にするな。俺達はもう帰る」

『ちょ、だせっ!!だせぇええ!!』


めんどくさいので、この二人を鏡に入れて連れて帰ったとか…。


じっくりと自分を見つめなおすことにします。

もしくは、寝ます。


ダメな作者ですね…。

閑話で気分転換でもしますか?

表向きは50話記念ってことで…。でも魔王が呼ぶ勇者が連載スタートしましたし…。


まぁ、どっかで気分転換しましょうかね…。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ