第41話現代社会と魔法 過去の約束編
いきなり、シリアスいきま~す。
けど、全然後からシリアスがすくなってまいります。
あ~、ダメですね~。
(眠気でダメになってる作者でした~)
「俺は…」
海弟は今、墓の前に立っている。
家族の物ではないが、まぁ簡単に言うと勝手に許婚にされた相手の物だ。
そいつは、俺を庇って死んだ…。
「行くか」
海弟は、異世界から帰ってきてから一番初めに来たのがここだ、鏡は元に戻すのに時間が掛かったが、戻すことが出来た。
「……道に迷った…」
そして、久しぶりの町で道に迷った海弟…。
「そういえば、あいつもか…」
そう言って、思い出すのは魔王といっていた男。
今思えば、不可解な現象ばかりだ。魔法とか。
そう思って、周りに人がいるので風をイメージしてみる。
「風よ」
小さく呟く。
そして、ロスタイムはほぼなしで発動された。
ビュウゥゥゥゥゥ
前のスカートがめくれる。
「ブッ!!!」
迂闊だった…。
周りでは、キャアキャア騒いでいるが、使った本人である海弟には何も効果がない。いや、スカ-トがめくれるという事態が海弟に精神的なダメージを与えた。
「こっちでも使えるか…」
海弟が呟く。
だが、それは違う。使えるのではなく、海弟だからこそ使えなければならないのだった…。
それに気づくのはずいぶんと後になるだろう。
海弟は、どうせならと『鏡』を使い自分の家の玄関を想像する。
「○○○○ドアだ」
密集して伏せすぎである。
だが、イメージして欲しい。目の前に瞬間移動できるドアがあるとしたら誰でもそう呟くだろう。
「なんて言おうか…」
考えていると…
「き、君!!」
「はい?」
人が来たのを感じ取ったので海弟は鏡を切り替え鏡の中に剣と杖を入れておいた。勿論もう消してある。
「え~と、海弟君でよかったかな?」
「そうですけど…」
「行方不明の海弟君?」
なぜそれを本人に聞く…。
その後、警察署に行き、めんどくさい会話を数十分して兄さんが来た。
「海弟!!」
「久しぶり…」
そうとしか、言いようがない。だって、風邪に掛かってるだろ絶対。
「久しぶりじゃないだろ!!いきなり消えて!!」
「え、ああ。そうだね」
少し、風邪でテンションが上がっている海兄。
それについていけていない海弟。これこそが兄弟。そして双子。とか考えている海兄。
「帰るぞ」
「ん、ああ」
その後、警察署から出た後裏切られてダッシュで兄は帰りやがった。
「さぶい…」
海弟は、強化魔法を自分にかける。なんというか、高揚感があるらしい。
「ちょっとはマシになった」
そう言って、さっきの兄より速いスピードで帰る海弟。しかし最後の難関。
玄関の前で影流と青空と海兄が話をしている。魔力でふぇーがいることまでわかった。
「どうなっている…」
影流と青空はわかるとして、何でふぇーが…。
「青空か…」
気づいているのか、わからないが影流がこっちを向いた。武術の心得があると気を感じられるのだろうか。
「海弟~」
「気づかれてたか」
そう言って、海弟はでていく。もう、吹っ切れているようだ。
青空が抱きつこうとしていたので、避け、ふぇーを肩にのせ、和む。
って、違う。
「何か、ゴメン」
「え?」
「は?」
影流と青空はわかっていないようだ。兄さんは話についていけてないらしいのとふぇーに興味津々だ。
「あのさ、その、そう。俺が帰りたいなんて言ったから、その…」
「そんなこといいのに」
「そうだぞ。帰りたいと思うのが普通なんだ」
帰りたい。それは、海弟達が異世界に飛ばされて始めに思った思い。
感情で言えば、恐怖だ。
「ゴメン。ありがとう」
「こちらこそ~」
そう言って、青空が笑う。
「親友は伊達じゃないしな」
「ありがとう」
影流も笑う。
とりあえず、海兄も笑う。その3人の中で海弟も笑っている。
「家に入ろうか」
「私達はちょっと警察に行ってきます」
「あ、そうか。行方不明者だったもんな」
「そうだった」
そう言って、家の中には海弟と海兄だけが入った。いや、ふぇーもいる。動かない。
「大丈夫か?」
「つかれたぁ~」
「うおっ!!」
兄が驚く。それよりも、海弟以外の魔法使いがあの鏡を通ると魔力を根こそぎ失うらしい。異世界ならまた使えるようになるだろう。
「そうか、ここで使えるのは俺だけ…」
理解しているのは海弟だけだ。
だが、それが悪い方向に向くとはこの時わかっていなかった…。
どうでしょうか?
しっかりとした土台を作り。後から壊すという…。
乗せませんよ?
アンケートいきましょうか。
1コメディー
2シリアス
3ファンタジー
です。
どんどん送ってね(ハート) あ~、作者壊れてきた…。
まぁ、自由いいですよね。
それと、柿の種さんの作品はおススメですよ。(社交辞令じゃこざいませんよ?
最強物はいいですよね~。
とりあえず、この作品は最強物に部類しないということで…。
評価や感想をおねがいします。
『鏡』は鏡の魔法です。ホントに特殊なんですよ?
作者は何を話しているんだろう…。
適当すぎますね。では、今日の更新終わり!!修正があまり進んでない…。