表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
43/557

第36話訓練と成長 前編

練習は終了しました。

ここからが、本領発揮です。

戦闘シーンがありますよ。

『さて、いきなり夢の中』


海弟は、真っ暗な通路の真ん中に立っている。

周りには、蝋燭しかないが、その間隔が広いので丁度ここら辺は真っ暗だ。

海弟の右手には今日アイン・グランドに貰った剣が握られている。腰には杖も付いている。


『進んでみるか』


そう言って、海弟は前に進む。たまに出てくる魔物は全て動きがわかっているので、すぐに倒してしまう。厄介なのは、毎回ちがう(トラップ)だ。


『っと』


飛んで来た矢を避ける海弟。見ると、毒が塗ってある様だ。


『当たったら死ぬのか?』


そんな疑問が頭の中を過ぎるが、実際に死んだらイヤなので、実践はしない。

ずいぶん進んできた時に、地響きのような音が聞こえる。

そのまま、歩いていくと大きな龍に似た魔物がいる。


『ドラゴンじゃぁ……ない、のか』


ちょっと期待したが、海弟は残念そうだ。


『また今度、見にいけるときに、渓谷に行ってみようかな』


ドラゴンは、ベテレナの山岳付近とレティナの近く、もっと言うとディティの家から馬車で1日のところにも渓谷があって、そこにも住んでいる。普通の人間では近づけないが、海弟は風の魔法を使って入ることができる。だから、一般的に、ドラゴンといったらベテレナなのだ。


『ギュアアア~~~』

『うるさいな』


海弟は、手に持つ剣を持って魔物の前に立つ。

睨みあっているが、体格的には海弟のほうが不利だ。


『グルルァ~』


叫びながら、魔物が飛び込んでくるが海弟は風の魔法を使って飛ぶ。相手も追いかけて飛ぶが、下に向かって海弟が炎を打ち込む。


『ブァアアア』


魔物は、炎を弾き咆哮を上げる。だが、これで勢いが殺せた。


『はっ!!』


剣を魔物の翼に向けて振り下ろす。


『ギュッル』


右の翼がとれる。海弟と魔物はほぼ同時に落ちるが、海弟は魔法でダメージを軽減。魔物は、じかにダメージを受けるが、動きが鈍っている様子はない。


『飛べば俺が有利、地上なら互角か?』


海弟の挑発が効いたのかはわからないが、魔物が炎のブレスを噴く。

それを、海弟は水の魔法を使って防ぐが、少し遅れたためダメージを受ける。


『アチッ』


炎が切れると、海弟は回復のルーンを言いながら前に出る。


『ギュルル』


左の翼だけで飛ぼうとするが、失敗する。

海弟は、回復魔法で自分の体を回復させて、剣を前に突き出す。

なにか、ぎこちないが、それは仕方がないことだろう。


『うぉおおお!』

『ギュガァア!!』


海弟の剣は、魔物の硬い鱗を突き破り肉を切り裂く。

それと共に、魔物の目の色が失われ、光になり消える。


『たおしたぁ~』


なんとも言えない脱力感が海弟を襲う。これは、長い間緊張していたからだろう。


『もう少し、剣の練習しておかないとな~』


海弟は、少し休んでからまた進み始める。

敵が少し強くなったような気がしたが、倒せないほどではないので進むことはできる。


『ん?』


サルのような魔物を倒し終わったあたりで、視界がぼやけ始める。


『戻るのか、剣の練習しとこ』


海弟は、そう言ってその城から消える……。






「んぐぐ~」


海弟は、欠伸をしながらベットを降りる。


「お~い、フェー起きろ~」

「ふぇ~?あ、おはよ~」


…和む。


「朝飯食べいくぞ」

「はいっ」


そう言って、ふぇーが海弟の肩の上に乗る。


海弟は、朝食を食べに食堂へ。勿論王族用ではない。今の海弟の立場は、王都自由警備部隊隊長なのだ。海弟は自由に動けると聞いたので了承した。立場的に、部隊名が必要なのだ。


「おはようっ……」

「ああ~かいで~、だれですかっ!!」

「飯など食べている場合ではない。すぐに集まれ!!」

「あああ~、俺の朝飯ぃいい~」


海弟の姿は、それはもう見苦しかった。







「モグモグ」

「………」

「モグモグ」

「海弟隊長」

「ん?なんですか?」

「会議中に朝ごはんを食べるとは失礼になるとは思いませんか?」

「思いますけど、俺は自由なんで」


そう、自由部隊隊長なんだ!!


王都が抜けているが、それはあまり関係がないだろう。


「……、今回集まってもらったのは魔物討伐の件についてだ」


魔物退治と魔物討伐。どっちももうやらんぞ。


「最近、魔物が増加の傾向にあるのはわかっていると思うが―――――」


え~、長いので要約すると、

魔物が多い!!倒そうか!!よし、力を合わせよう!!でも、上級の魔物が相手らしいぞ!!倒せる奴はいないか?かいでならだいじょうぶ!!


ちなみに、最後のはふぇーだ。

まったく、俺が倒したことのある強い奴といえばあの龍みたいなのだけだぞ…。

ドラゴンみたいな魔物を海弟がぶったおしました。

最終的に、コメディーはいっちゃいました。ゴメンナサイネ。

魔物の声とか、模写のしようがないですね。効果音書いとくだけでいいや~ってなっちゃいます。


それと、アンケート来ない!!


1コメディー

2シリアス

3ファンタジー

4ラ(これは無しってことで)


さて、この3つの中で選んでください。

おねげぇしますです、はい。


それでは、投票お願いですよ~。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ