一周年記念『反省会するぜっ!!』
作「よし、やるぞ。覚えている限りで」
青「覚えている限り……」
海「忘れているところがあると言うことか。馬鹿が作者だと辛いな」
作「魔法の呪文っ! 主人公ポジションチェ――」
海「わかった。悪かった」
影「それほど嫌なのか」
海「チェンジされる先がどこかわかってるからな……」
影「俺のほうを見てどうした。まさか、俺が――」
青「話を進めるよー。まずは初期のほうから反省していこうっ!」
作「あの頃は……たぶん、アレだ。今の海弟を想像していなかったな。色々な世界を書きたいと思ってたし『三人で協力』というのをメインにしていこうと思っていたんだが海弟のスペック不足のせいで悩まされたな……」
海「俺のせいか。違うだろう、思いっきり作者のせいだ」
影「反論は出来ないな……」
作「影流に見捨てられたっ。まあ良い、我が魂は消えぬ。つまり不死! 反省の続きだ。ディティが出現したところで狂ったな、それはもう盛大に」
青「あの人すごいよ……。その、色々と」
海「胸だけな」
作「そろそろお前はこの物語から退場してもらったほうが良さそうだ」
影「直で言えるのもすごいな。作者が意図的に避けていたというのに……」
青「まあそれが海弟だよね……」
作「気を取り直していこう。各国を適当に紹介する話を二話ずつ作ったんだが……説明不足は変わらずだったな。まあどの王もメチャクチャだと記憶してもらえたと思う」
影「俺もか?」
作「どうかな? まあ他の王よりかは仕事をマジメにこなしていると思う」
青「おかげで私は暇だよ。メイドさん達とお茶会ばっかり……」
海「平和そうで何より。今度俺も参加しよう」
青「えー、ちょっと……ダメかも」
作「はい、海弟。イエローカードだ。ここは反省会をするところだぜ?」
海「今ここでイエローカードごと作者を抹殺すれば……」
影「海弟、短気すぎるぞ。そう、そういえば海弟。神殿に向かうと中で人や魔物を寄せ付けなく――」
海「師匠の魔法のことか。アレの話題はタブーだ」
作「さて次っ。もう反省すべき点はないのかっ」
青「途中、第100話ぐらいの時だったかな。注意されたよね?」
作「……何をかな?」
青「えーと、一様と一応の使い方がほとんどの部分間違ってるって」
作「……苦い思い出です。思い出させないで」
青「思い出すのが反省会だと思うんだけど」
作「さて気を取り直して――」
海「ほとんどが台詞だったからな。さぞ恥ずかしかっただろう作者」
作「掘り返すな。スルースキル無効化なんて聞いて無いぞっ!?」
影「話し込んでいるとすべての話題を詰め込めなくなるぞ」
作「それもそうだ。魔王と海弟が勘違いされたことがあったよな。妖精に」
海「そのおかげで妖精王を倒せたから良かったじゃないか」
影「良いこと……なのか? 話し合いとか無しにいきなりだったし」
海「良いんだよ。とにかくふぇー以外の妖精は俺の奴隷だ」
青「大言壮語って言葉知ってるかな海弟?」
海「知らない」
作「海弟のほうが馬鹿なところがわかったところで、今見てきて思ったんだが、白の剣って形変えられるんだったな」
海「忘れてたのか」
作「良いじゃないか。人間だもの。それより魔界戦ではネズミ花火大活躍だったな」
影「ほぉ、花火を使って……。やけど程度の怪我は負わせることが出来そうだな」
海「違うぜ。俺はロケット花火が欲しかったんだ」
作「何が違うのかわからないがロケット花火も確かに危険だな。だがもはや変更不可だ。彼女無しよ」
海「影流のことだっ!!」(思い込みで華麗にスルー)
影「そうか?」(これぞ本物のイケメン)
作「さて、閑話で一度スゴロクやったな。面白いぐらいに展開無茶苦茶だが。前書きに書いてある通り、一度消えたんだったな……」
海「俺の扱いが一番酷い話だと思う」
作「主人公なら我慢しろ。漢になれ海弟」
海「そういう作者は?」
作「『鏡』」
海「使えないだろ。さて、双子仲間が出来たよな。そのすぐ後に」
影「人に慣れてないのか謝ってばかりだったな」
作「そして作者は名前を忘れてしまったんだが――」
青「流れに乗ったってスルーしてもらえないからね!」
海「そうだな、俺も忘れた」
影「実は俺もだ」
青「……えぇ」
作「さて、忘れ去られたということで一件落着だ。それから全部反省するので面倒だから次で最後にしよう」
青「私だけじゃあ突っ込みが追いつかないかも……」
海「応援だけしてるよ」
青「手伝ってはくれないんだね」
作「はい、ストップ。作者は眠い、OK?」
海「パードュン?」
作「中学生の間で流行りそうなネタをよくもぬけぬけと……」
影「良いから次で最後なんだろう? 続けよう」
作「それもそうだ。伏線というか、いろいろ謎が残ったばかりで終わった荒野戦。そして現れる海弟ファンという男」
海「何で幼稚園児のような服を着ているかというのも疑問だな」
作「それぐらい無視してやれ」
青「それよりもっ。私は海弟に抱かれちゃったっ。うふふ……」
作「さすが青空、その先は言うまでも無いよな?」
青「でも言っちゃうよっ!! この先は――はうっ」
海「おお、引っかからなかった」
影「趣味の悪い連中だなお前等は……」
海「面倒だが最後の反省も終わりだ。いや、反省会というだけで反省は一つもしていないのかも知れないがな」
作「そうだな。海弟、お前は作者の脳内で勝手に動き物語をメチャクチャにして最終的に物語の裏の裏を突き進んでいくからな」
影「裏の裏なのに表じゃないところが……」
作「海弟らしさ。これ以上のばすのも面倒だ。海弟、締めを頼む」
海「良いだろう。今後、俺は世界を滅ぼす魔王よりも強い上位存在……そう○○となる!!」
作「セーフ。ネタバレ厳禁だというのに。レッドカード食らわすぞコラ」
青「終わらないよこれじゃあ……。そ、それじゃあさようならー!」
ふふ、変えてしまったぜ。