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第287話馬鹿が三人、いや四人

パソコンの調子が悪いので(活動報告にも書きましたが)予約掲載っての使ってみようと思います。

対処遅いかも知れませんが……まあ一応、ね?

そう、そこへ現れたのは勇者! いや違う。

ある意味勇者! そして愛すべき馬鹿だ!!


「変態消えろ」

「……?」

「お前だお前。何その変態ちっくな衣装は」


裸の上に鎧ってのが流行ってるのか?


「これは呪いの鎧なのです。気にせず、我が屋敷を破壊しようとする者はお前か!!」

「いえ、コイツです」

「えぇ!?」

「そうかお前か!!」

「違いますよ!」

「……じゃあ誰?」

「案外お前とか」


そう言って変態を指差す。


「あ、そうか。私か。なるほど……了解。我が屋敷を破壊しようとする輩め! 私の正義の鉄拳を食らえ!! とうっ! ぶっ!」


なるほど、この屋敷はお前の物なのか。どうせ主人がこんなに頭が弱いんじゃヘンな宗教に投資ってのも頷けるな。

こんな時代だからこそ宗教ってのは力が強い。


「とりあえず中に入るか。お邪魔しまーす」

「何のっ! あ、どうぞ。このっ!!」


ある意味立派な主人だとお前は……。


中に入ると出迎えてくれるのは数だけ異様に多い怪しげな壺や絵画達。勿論効果を期待して飾っておくんだろう。

効果があるかどうかわからないが……壊したくなってくるのは俺だけだろうか。


「一番中心の部屋か地下の部屋なんかが良いな」


爆発させるのに。


屋敷の主人はアレだし自分で探すしかないか。


「待てっ!! まだ私が相手になるぞ!」


懲りずに言う愛すべき馬鹿一号。二号はこの屋敷の主人ということにしておく。

その一号は壺や絵画に混じって飾ってあった鎧の剣を抜き取り二刀流で挑んでくる。

まさか……これがアイツの本気だと言うのか!?


「そう……私は二刀流で強くなる……」


近くにある壺を見事真っ二つにする一号。これはヤバイかも知れない。

早い段階で気づくべきだった。


「ぁ、あぁぁぁぁ!! 壺を割ってしまった……真っ二つ……しかも上半分だけ粉々……」


そりゃあお前が上半分切り落として床に落としたからな。


「くそっ、相手の士気をわざと上げさせミスを引き起こすという策か!」

「残念だが違う。悪いのはこの屋敷の主だ」

「……そうか!」


唖然とした顔で聞いていたのだが俺の話を聞いてそういえばそうか! といった顔をする。

コイツ等は愛すべき馬鹿なので保護を申し出たい自然保護団体さんや。

え? 無理? でも異世界産ですよ? ね?


「俺の脳内の仮想自然保護団体さんが全力で拒否しているんだが……」


代わりに仮想医師(精神科)が物凄く手をこまねいている。残念ながらこの世界の貨幣は日本では使えないぞ。諦めろ。

え? 目的はそれじゃない?

……お前ら露骨に性欲を表にだすんじゃないぞこら!


「さて……行くか」


一人旅は寂しいなぁ。


『待つが良い旅人よ!!』

「何処だ!」

「ここだ」


踏みつけてました。


急いで退く。


「我はミシ教四天王の一人――」

「ほうミシ教? どんな宗教?」

「あ、これはですね」


あからさまに売り込んでくるなよ!!


と言うわけでパンフレット取り出した四天王の一人愛すべき馬鹿三号を殴る。

いやぁ、日本じゃ殴ったら犯罪だけどここだと殴れるから良いなぁ。

異世界最高!


「やるな旅人! せめて名を聞かせろ!」

「ふっ、ただの勇気と愛が友達の正義の味方さ」

「顔はパンで出来ていないようだが……」


コイツ……読心術か!?


「ふふ、僕は人の心を読むことが出来るのです」

「手順は?」

「まずこのミノ教という――」

「第三『閃電』」


閃電(せんでん)』、そうこの技が一番彼の死にふさわしいだろう。

体内に駆け巡る電撃で殺してやるぜ。


「あがががががががががっ!!」


黒い塊へと変貌する愛すべき馬鹿三号。

四天王とか言っていたから残り三人の愛すべき馬鹿が居るのかもしれない。


「しかし! こんな奴等が居ると言うことは何か秘密があるってことだ。そう、例えば集めた寄付金で教主がお菓子を買い集めているとか!」

『ふふふ、良くぞ見破った!』

「優しい俺から忠告。自殺したほうが痛みが無いかもしれないぞ?」


今からやるのはちょっと拷問ちっくだから。


「我等が紙が救ってくださるさ」


そう言って現れるのは三十代を控え少し結婚相手を探して急ぎ気味だがお菓子と酒がやめられず悩む二十代後半の女性。

残念ながら……いや、これ以上言うのは可愛そうだ。


「教主……様、コイツ……教主様を……哀れんで……」


残念ながら力尽きる四天王の一人。


「な、何ですって!? なら結婚ね?」

「携帯持ってる? 良い病院紹介するから掛けてみて」


あ、ここ異世界だったな。

……可愛そうに。

はっはっは、元々この小説はこのテンションなんだぜ。

やっと取り戻し(一話を見る)意味不明なことを書いている点で共通しているのがわかりますね。はい。


というか書いている作品作品で作者の文章力が違う気がする。

何故だろう……。

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