第23話小鳥さんと山へ行こう!!
今回、メチャクチャです。
読まないことをおススメしますが、個人的には読んで欲しいです。(どっちだよオイ
まぁ、頑張ったんだ!!とだけいわせてください。
では、どうぞ!!
うぐ、体が痛い。
動かない。
いや、動くけど痛いから動かせない。
「つまり、痛い」
「あっ、起きた!!って、何がいたいの?」
「筋肉痛かな?」
「馬車の中で寝たからね」
おっと、馬車の中で寝てしまったか。通りで、体が痛いわけだ。
納得する海弟だが、動けないので起きてもあまり意味がない。
それに、ここにいるのは海弟と青空だけだ。外には衛兵もいるが……。
ギュルルー
「お腹減った?」
「まぁ……」
こんな時、どうやって返せばいいんだ?
いや、これでいいんだろう。絶対と言う確信はないがな。
彼是考えているうちに、料理が運ばれてきた。
……とても大量の…。
「多くないか?」
「だって、3日も食べてないんだよ!!」
「別に大声で言わなくてもいいが、食べれないな」
「うう、私が一生けんめい作ったのに」
「冷めちゃってるじゃん」
「大丈夫だって」
「いや、冷めない料理はないだろ」
「じゃあ、海弟の魔法で」
「魔法使いは何でもできるわけじゃないぞ」
魔法にも理論があるんだ。熱をそのまま出すことは出来ないし、出来たとしても他のものを温めることなんて出来ない。魔力と言うのは体の中にあるもの、それを想像して変化させて相手に使う。それは、元からあるものに対してであり料理全体にかけるには俺の魔力がいくつあってもたりない。本題に入るが、料理を温めるのは無理でその理由は魔力を想像する時に熱だけを出すことが出来ないから。炎と一緒に出す時はイメージできるが、そのままでは出来ない。それは、いくら連想しても無理だ。
「と、まぁこんなところだ」
体が痛い海弟が、説明し終わりお茶を飲む。が、しかし手が動かないので飲めない。
「へぇ~、そうなんだ。はい、お茶」
「サンキュ~」
青空にお茶を飲ませてもらい、海弟はまた寝ることにする。
だが、ここで予想外の(最初から海弟は予想だけはしていたが)出来事が起こった。
「私が食べさせてあげる。はい、あ~ん」
「………」
「口あけてよ~」
「………」
喋った時点で俺の負けだろ。
「あけて」
「はい」
「あ~ん」
いや、涙目&上目遣いされたら誰でも開けちゃうだろ!!
内心では、喜んでいるが…うん、喜んでいるんだ。
それでいいと思っておく海弟であった。
「ゲプ、もう満腹」
「え~、まだ3分の1しか食べてないよ~」
「そんだけくりゃ、ウグ、無理吐く」
「袋、袋、……ない」
「いや、待て。もう収まった」
なんとか、吐き気を抑える海弟。
「よし、じゃあ行こうか」
「は?どこに?」
海弟は混乱している。近くのメイドさん(マリン)がニヤニヤと……
「それじゃあ、かごの鳥大作戦いこ~」
「かごのとり?」
いや、わかんないって。
「さ~、小鳥さん一緒にピクニックだ」
「え?あれ?なんでこのベット動いてんの!!」
「それは私も参加するから」
師匠かこんにゃろー。
ちょっぴりどころか、体の半分ほどぐれてる(意味不明)海弟は空飛ぶベットから落ちて、引き摺られながら山に到着。
「なんで山?」
「ピクニックといえば山でしょ」
「うんうん」
「この世界、横文字使えるんだ…」
これは、青空が教えただけなのだが少し後悔する海弟。
チクショー、ジパングついてこなきゃ良かった。
「よし、遊ぼう」
「無理ですね」
「さっき食べたばっかだしね」
違う、筋肉痛も手伝ってくれてるぜ。
「さて、……やることないな」
「なんでここに来たのかな?」
「俺は被害者だな」
「まぁ、のんびりしておこうじゃないか」
「そだね~」
のんびり以前に、この痛みを如何にかしたい海弟だが、無理なものは無理だ。
「魔法で!!」
無理だ。
「はい、わかりました」
「なにが魔法?」
「師匠すいません。俺、もう体動かせない」
「何ですって!!」
「うわ~ん」
「ちょん」
「イヅッ!!」
『ちょん』と言いながら、関節をひねるディティ。その痛さは半端じゃない。
「帰ろうよ」
「そうだな」
「ちょっと惜しいわね」
「……もう何も言わんぞ」
今日の収穫
筋肉痛×全体
吐き気×喉の辺
この2つ。
今回は影流です。
春月 影流 男
海弟の親友!!モテモテで、現在進行形で城内ハーレム作り中。(本人無自覚
黒色の髪、黒色の眼。武道を極めし者でもある。
父親も武道家、母親も武道家。どっちも美形。
そんな、家族構成。家で、道場を開いている。
はい、これくらいで。




