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第22話魔力補充とここにいる意味

なんか、体中が痛いんですけど…。

いや、原因はわかっている。

馬車の中で寝たからだ。

まぁ、それだけ…。


「で、なんかここきたことあるよーな」

「出来るだけしっかりした態度をとってくださいね」


ファンがそう言うが、海弟は礼儀作法なんて習ってないので出来るはずがない。

出来るのは敬語ぐらいだろうか…。


「すごい数の兵だな」

「各国の王が参加していますからね」

「多いね~。屋台がないのが残念だよ~」

「青空、それずれてるぞ」


ファンの話によると、前は王と王が決めた1人だけついて来る事になっていたが、今回はお披露目式も兼ねているので、最低限運営できるだけの人数を城に残して後は見に来ているのだという。

俺的には、あそこの将軍的な人が気になるな。威圧感というか、プレッシャーじゃないけど…魔力の種類でもないな。

分からないが、何か威圧的な将軍がいたとだけ言っておこう。


海弟は、その将軍の顔を覚えておく。

金髪で、緑色の目、顔立ちは20代後半。まぁ、美形だ(認めたくねぇ)。テキパキ仕事をしている。


「さて、準備が整ったようです。入りましょう」


ファンが緊張したような声で言う。

ファンは、海弟達を召喚した本人でありその魔力の補充をする役割を果たす人間でもある。

まぁ、海弟は魔力のコントロールを覚えたのでいらないのだが、お披露目式も兼ねているので行かなければならない。


「俺がここに来るのは今日が最後だ…」

「案外、またくることになるかもよ」


海弟の言葉に、青空が返す。

まぁ、来る確率も、来ない確率も100%ではないのだ。くるかも知れないし、来ないかもしれない。


海弟たちが、大きな広間見たいなところに着くと、おじさんがいっぱい、もとい、王様や文官の人たちがいっぱいいる。

その中で、ディティもマイティーと話していた。その中に、1人の男もいる。友人なのだろうか?などと、海弟が考えているうちに人の波に飲まれて現在とっても神聖な魔方陣の上。


「なんで?」

「そういや、海弟はここにいなくてもいいんじゃ」

「いいのいいの」


確信犯がいるが放っておこう。

まぁ、1言いうなら役得、とでも言っておこうか。


「では、始めます」


ファンが真剣な顔つきで言う。

その後すぐに、魔方陣の周りが光り始める。周りといっても魔法石でできている神殿だ。

魔方陣自体は光っていない。これは、ファンが自分の体に魔力を溜めているためである。

無心になってやらないと、溜めた魔力が炎になったり、水になったりしてしまうのでこの場所は静かだ。

そこに、ファンの声だけが響く。言っている内容がわかるのは魔法を使う者だけ。

詠唱が終わり、徐々に魔方陣が光り始める。

そこで、海弟は考えていた…。


『なんで、俺達はここにいるんだ?』


呼ばれたから、と言われれば終わりだが、考えてみるとおかしい。

帰りたいのにここに残るため魔力をもらう。

行き来するために、道を探している訳でもないのにここに残る。


『考えたらおかしいんじゃないか?』


そう思うが、それはこの世界で1人だった時の話だろう。

もう、この世界でたくさんの人に出会ってしまったのだ。

放っておくほど影流は悪い奴じゃない。

海弟も、たくさんの人と出会った。

2人がこの世界にあるのなら青空もここに残るだろう。


海弟はそう考えると、意識が途切れた。

否、意識はある。だが目の前が真っ暗。


『どうなってるんだ?』


意識はある。ただ、真っ暗。

見えないわけじゃないけど、視線の先が黒。

まぁ、簡単に言うと自分の体は見えるけど他の奴が黒いっていう感じだ。


さぁ、ここからが、始まりだ。


そこで、城のようなところに出る。

そこは、何回も行っているところだ。

何度も冒険した。


『またここか』


においや感触のない空間。

ただ、痛みはある。

魔物がいる。

トラップがある。

そんな空間。

それはひたすら突き進む。

ただそれだけ。


『ここクリアしたら帰ることにしよ』


そう決めて走り出す。


そこに聞こえるのは風の音と炎で焼けた魔物のにおいだけだった。


今回は青空ですよ。


夏凪(なつなぎ) 青空(そら) 女

基本的に、元気な子です。最近では料理から護衛術までやってます。

一番初めに思いついた人物ですが、何故か主人公ではなかったですね。

海弟とあまり進展がない様子で…。

黒色の髪に黒色の目をしています。海弟達が住んでいた町でのアイドル的存在でした。


このくらいですかね?


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