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第182話『暇つぶしに○○する』その1

……自分の行動に悔い改めるのは何回目か……。

そう、それはある日の日曜日の事だった……。


「眠ぃ……」


俺は毛布に包まりゲームをピコピコとやっていた。

勿論、RPGは現実(リアル)でやっているので生産系ゲームだ……。


そう、やっている時だった……。



………………………。



「あ、やっぱ何も起こらない?」


シリアスで始めればなんか面白いことが起こると思ったんだけどなぁ。

まぁ、いいか。


「あんたも暇ねぇ」

「幽霊に言われたくないな」


……何か面白いこと起こらないかなぁ。

そうだなぁ……地球爆発?


……俺が望むと本当に起こっちゃうからやめとこ。

もう少し科学が発展してからね。


「もはやファンタジーの欠片もないわね」

「幽霊が母親とか何処のSFだよ」

「死んだらみんな幽霊よ?」


いや、死んだら天国か地獄に普通は行くんだよ。


「……暇だぁ」

「その一言でリセットできるのよね。会話って」

「まぁね」


……沈黙がこんなに辛いものとは……。


「異世界行こう!!」

「あぁ、二日酔いだから大声ださないで」


……何処で飲んできたんだあんたッ!!



まぁ、そんなわけで影流くんの交渉でも覗いてきましょうかね。

いつか行こうかと思って―――


「海弟様」


……帰ろうかな……ね?


「おぅ、久しぶり~」


母さんのノリには付いていけないなぁ~、アッハッハ、って訳で死有さんの相手は任せるから俺は逃げ―――





ゴメン、記憶が無いんだ。

アレから何が起こったんだっけ?


「説明してあげよっか?」

「いや、いい」


……たぶんこれ以上の苦痛を受けたら精神が壊れるから。


「まぁ、死有さんどっか行ってくれたしいいか」

「んじゃ、行きましょうか」


……そうするかな。





部屋には何かいかにも知的って感じの魔族男子と女子と影流とこっちの外交官に何とか官の人が居た。

ナンだっけ?

まぁ、何でもいいや。


「なぁ、海弟。今入ってくるか普通」

「俺に普通を求めるな」


やりたい事はやりたい時にやるのが一番なのだよ。


「で、その交渉の内容は?」

「地味さを一掃してやるわよ」


影流が何か困ったような顔をしていたが気にしない。


「我が国の戦鋼(いくさはがね)とこちらの米や麦、果物などの取引です」


……取引って……まぁ、いいけどさ。


「んなもん、一個ずつで交換でいいだろ」

「いや、海弟。重さなども関係してくるんだぞ?」


……うわ、俺じゃ解決できないな。


……誰だ、主人公の癖にもう諦めるのかッ!! とか思ってる奴。

俺が忘れた頃に許してやる。


さて、俺の苦手な話なので逃げるとして……何か毎回こんな感じだな。

払拭できるようなイベントは無いか……。


「あんたのタイプは弱い者イジメする奴(強さ=正義と勘違いしてる奴)よ」

「……いきなり何?」

「もしくは馬鹿?」

「この罵倒を飛ばし続ける「アー」代の……って、年齢はNG?」

「わかってるなら出さない」


……魂が出る……。


「で、何するの?」



…………よし、考えたぞ。


「おぉい、影流~」

「またか!」


その反応は酷い。


「影流~、祭りしよ~ぜ」

「……は?」

「祭りだよ祭り」


祭りに時期など関係あるかッ!





「ッてわけで、作れ~作れ~」

「き、キツイ……」


軍の兵士を総動員して祭りの準備を実行中。

三日くらいでできるか……。


「何の祭り?」


……神様感謝祭でいいだろう。


そうなると教会にも協力を……。そうだな、マヤとかにも手伝ってもらおう。


「……その怪しい笑みは……」

「こっちの監督頼んだ」


って訳で、次回から祭りじゃ祭り!!


って訳で、祭りじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああ!!


……理由?


無いに決まってるでしょう。


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