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第173話『制御できない?』by絶対正義者

正義って貫くものじゃなくて、信じるものだと思います。


by兎桜

感触は確かにした。

確かに、斬った。


増殖した。


「オィイ!!」


酷すぎる!!

俺の体は一つだけぇぇぇ!!

残念ながら増殖なんて怪物機能は付いてません!!


「……逃げようか」


右手に、グルグル少女。左手にふぇー。

そして、足は高速で動いてます。


「そして、扉に突撃!!」


ドガァンと。


肩が崩れました。

扉が壊れました。


「……肩が……何か動かない」

「骨折……でも、表現しきれないねぇ~♪ だって粉々だもんっ♪」



肩が……粉々?

え? ちょ、軽い気持ちで突撃しましたよ?

粉々になっちゃったんですか?

強化しまくってたんですよ?

粉々になっちゃったんですか?


「治癒じゃ……」

「むりだとおもうよー」


……見事に希望が消えました。


「? 誰? 面白い登場の仕方だけど、決まりに反してるよ?」


声が聞こえてきました。

人形みたいな服を着た、真っ白な髪の少女が立ってました。


敵なのですか?


「……君は?」

「うはぅっ! 会長!!」


会長=親玉


「敵将討ち取ったりぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」


スカリッ。


……アレ?


俺の目線には錆びたように崩れた剣。


「私は世界の理。望みは叶う」

「……酷い……酷い……酷い……酷い……」


俺の呪詛は掻き消された。


「これ何?」


物扱いか。


「えぇと、削除しろって……あははっ☆」

「消えて」

「は、はぃ!!」


去って行くグルグル。

崩れたドアの欠片が散乱している部屋の中。

残されたのは俺とふぇーと何か世界の理さんだけだった。


「えぇと、世界の理さん?」

「クォンでいい」

「ん、ではクォン様」

「様いらない」

「じゃあ、クォンさん」

「……妥協する」


どうもありがとうございます。


「俺を狙う親玉であってます……よね?」

「じゃあ、君が海弟?」


あってましたぁぁ。

いや、これが部下とかだったらもっと落ち込むと思うけど。


「クォンさんはどうして俺を狙うんですか?」

「危険だから」


……俺の何処に危険があるんだ。

ちょっと力を持ちすぎた一般人だろうに。

まぁ、死なないってのは危険かも知れないけれども。


「リセット、もしくは削除しなければいけない存在」

「……俺に敵意がなくても?」

「未来、どんな事があるかわからない」


……大丈夫。

そちら側が何もしなければこっちも攻撃しないから。


「信じないかも知れないけど。俺は平和主義なんだよ?」

「それは知らなかった。言い残したのはそれだけ?」


……この人嫌だ。



「望みが全て叶うって……どういう原理?」

「……いいよ。教える」


一呼吸置いて。


「世界を動かすのは、その世界の生物、それと世界自身」


まぁ、そこらへんは理解できるけど。

理解したくないのは心の奥へ隠すけど。


「だから、世界に私が絶対者として教え込ませた。鳥の刷り込みと似ている。親だと思わせている」


……だから、世界はあなたの意思なら何でも聞きます?

……えぇ。

酷い。あまりにも酷いぞそれ。


「つまり、神をも超えた存在と?」

「そういうことになると思う」


……思うって……。

まぁ、いいや。


「神様ステータスもすごいけど神様以上のステータスってのもすごいね」

「あなたも同じなのよ。だから消すの」


……俺があんたと同じと?

あっはっはっは、作りの時点で違うとここに断言させてもらいます。

後、性別も違うね。

まぁ、同じところといえば……。


「人の痛みを感じれないってところ……かな?」

「化け物は私一人で十二分なの。だから、あなたには消えてもらう。私と同じ苦しみを味わう前に!!」

「あぁ、そういうこと。道理で。俺はあんたが理解できないと思ったよ」


苦しみねぇ。

そんな感性を持ってた気がする。

人間を超えたんだなぁって、今理解する。


「あんたはまだ人間性を持ってるだろう?」


俺は死んでも生き返るふざけた奴だぞ?

(ボール)は友達!! ぐらい神様との距離が小さい奴だぞ?

刷り込み? ハッ、世界も世界だ。早く独り立ちしろよ。


「攻略法その1」


腰を低くし、相手を見据え両手に鏡から出した白のナイフと黒のナイフを出す。


「『相手を知ろうと思うな。俺は化け物だと自覚しろ』」


そして、バネを使ったかのように跳ね上がる。

肩が砕けている右手が動かしづらいが手は少しくらいは動く。


「攻略法その2」


自分の間合いでも相手の間合いでもない特に決まった場所でもないところで浮遊する。


「『親と子の絆って初めてわかるもんなんだよ』」


光の魔法を使い、世界を破壊。

その後、闇の魔法で砕けた世界の欠片を集め凝縮。

黒さを持った小さな世界の出来上がり。

正体したのはあいつだけだ。


あいつはこの黒い空間では異様とも言える雰囲気を醸し出していた。


「……制御できない空間だ」

「当たり前。俺が再構成したからな」


だからかなりの魔力を使ってへとへとなのです。

もう、この件は話し合いだけで終わらせるのです。はい。

……そろそろ感想が欲しい……。

後書きが愚痴だらけになっちゃう……。

なら書くな?

……無理です。愚痴ってのは自然にこぼれるんです。だから自然と手が……。


……ちょっと、海弟を強くしすぎました。後悔はしてますが反省はしていません。


……はい、反省を生かすとかありますが反省をしてないので生かしようがありません。

なので、ここクリアできたら(外道な方法含む)敵が……。



『強敵が現れる→外道的な方法で強化(パワーアップ)→ハチャメチャ→終結』


このローテーションが崩される!!


さぁ、感想をください!!

エネルギーにして全力でだらけます!!



(※エイプリルフールまで体力温存だぁ~)


ってわけで、何か感想ください。


……土下座しましょうか?

いりませんか。はい、床が汚れますね。はい。


ゴミ虫の精神で懇願してます。

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