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第171話『攻略法は死でした』by海弟

ちょいと、海弟を超人にしすぎましたね今回は。

『君は私に身を任せればいいんだよ』


その時、私は光だった。

けれど、ただの偽善者で。


「世界を制しても君は生き返る事が無い。何でかな」


永遠と続く思考。

それは私から人間性を奪った。

そう、私が助けようとした君は《悪魔》だった。




……眠い。

途轍もなく眠い。

何故か?

そりゃぁ、体力の限界を無視し動き回れば誰もこうなりますよ。


「苦しいね~♪」


……テメェは何で平気そうなんだよ。


ちなみに、一時間ぶっ通しで走ったりしていたんだが……。

出口は見えなかった。


「こりゃ今回はヤバイかもな」


削除なんてされてたまるか。

そうだな……ん?

……削除ねぇ。削除。

まぁ、これは最終兵器としておこうか。

敵が組織だからこそ効く技だしね。


「ここから出せ」

「むりぃ~♪」


……もうそろそろ絶望ってのが見えてきた。

どうしよう、あの絶望に捕まってもいいのかな?

ねぇ、捕まってもいいのかな?」


「もう、捕まっちゃおう」


ダイナミックウォーク!!


大げさに歩くって意味だぜ!!


その時、何かが砕けた音がした。


「……おぉ、絶望を握りつぶしてしまった」


……まぁ、これは想像上でしかないんだけどね。

けどね、思いついたよ。


「もしも……もしも、絶対的な力が存在するならば」


それは、人を縛り付ける物ではないし、個人の自由で使っていいものでもない。

だからといって、力を持つ者を縛り上げることだってしない。できない。


つまり、絶対的な力の前では全てが無力。


「ならば、簡単だ。組織と言う看板を掲げ、自分自身の力を自由に使えるようにすればいい!!」


会議さえすれば力なんて自由に使っていいんだからな。

誰が決めたか知らないが、目の前の……その委員会とか言うのの一員が言ってるんだ。嘘じゃないだろう。


「ならば、こっちだって対抗してやろうじゃないか」


絶対的な力の前では全てが無力。

だから、悪あがきはやめて―――


「死を選ぼうじゃないか」


ちょうど、心臓部分を手に持っていた剣で刺す。

勿論、俺は死ぬ。


そして、生き返る。





「わしに苦労をかけないで欲しいな」

「ゴメンゴメン。しっかし、成功みたいだな」


……ふぇーはどうしようかな。

まぁ、人質にとられたりはしないだろ。魔法もちょこちょこ教えてるし。


「あ、魔法使えないじゃん」


……意味無いな……。


「今から言う物を集めて欲しい」

「んん? 神だから望めば全部手に入るよ」


それは好都合。


「まずは―――」


それから、欲しい物を全て機械仕掛けの神に語った。





「いやぁ~驚きだよんっ♪」

「知るか」


俺は、『鏡』使いあの不思議空間に戻った。


……大陸ごと転移させて。


「かなり世界いじくったからわしも疲れたよ」

「ご苦労ご苦労」


って訳で、今の俺の中にはかなりの魔力があります。

魔力も回復させ、威圧だけでこの空間をぶっ飛ばして。大陸を持ってきて。


「世界と世界を繋いで」


『鏡』を使えば簡単だ。


「……あのさぁ、自由だね」

「ククク、俺を止められると思ってんのか?」


死んでも生き返る俺だぜ?

クハハハハハハッ!!


「さぁて、本陣へと乗り込むか」

「場所知らないくせに……」

「知ってるさ」


俺だってたくさん勉強(魔法のみ)してんだよ。

って訳で、さっきの『鏡』を使った空間をくっつけたりするやつ。

アレの応用で、世界の繋がりがわかるのさ。


つまり、あの空間を作った奴が何処にいるかわかるって事だ。


「その前に……っと」


この爆弾少女に能力制限の鎖をつけて……。


「もう、何でもありなんだよ」

「恐いよ。恐い……恐い……」


何かトラウマらしきものができたけどこいつの人生など知るか。

どんな手段を使ってでも世界を守ってやろうじゃないか。


「それが外道的でも誰も責められないからアレだな」

「それ以上言うと、巻き込むぞ」

「おぉ、恐い怖い。じじいはひっこんどるぞ」


さて、世界拡張もこれで終わったみたいだし。

不思議空間に漂ってた魔力を吸収しただけじゃ足りない魔力を魔法石で補って。


「よっしゃぁ、行こうか」

「いこうかー!!」

「私が怒られるぅ~♪ って、いやぁぁぁああ!!」


……こいつも不幸だったな。


俺に関わったことが。


「さぁて、折角だ。無茶苦茶にしてやろうじゃないか」


俺は蟻を散らすみたいに組織をバラバラにするのが大好きなんだよ。


「人間は……」


俺が、魔力を練っている時。

唐突に生気の無い声が後ろから聞こえてきた。


「人間は己の欲を世界に満たしている。それは害、それは悪。全てを浄化せし光よ―――」


うわっ、魔法?

って言うか光?

この世界の定義で光の魔法は白の剣がないと完全に操れないんじゃ……まぁ、ある程度の修行を積めばそれなりには制御できるけど。


その”それなりに”にたどり着くには死ぬより辛い修行をしなきゃいけないんだぞ?


「まぁ、いいや。そんな生半端なやつじゃ俺には勝てないよ」


折角練ってた魔法だが、鏡を光の方向へ向け反射させる。


「そして、闇で追撃。無効化完了と」


無駄に魔力が余っているから俺は今、寛大な心を持っているのです。

なので敵でも助けちゃうのです。


「ってわけで、勝てるわけがねぇんだ。投降しろ」

「だ……」


だ?


「だ……ダメ……」


生気の無い瞳。生きていると言う事実を否定するようにカーテンの上から鎖がグルグル巻きにされている少女は真っ白になっていた。

熱を帯びていない体。グルグルは自分を爆弾と言っていたがそれでも機械じゃなかった。


「人間……だったよな……」


俺の呟きは誰に届くことなくただ空間を彷徨っていた。


「けど、やべぇ。この空間と大陸の空間をくっ付けたから……」


俺はまだ慣れてないからこの世界と大陸の世界を光と闇。つまり表裏一体としてくっつけたけどこっちで暴れれば向こうでも被害がでる。


「けどそれは、治せる範囲なら戦っちゃっていいってことだよね?」

「そうなの!」


よっし、ここらへんでこの巨大な魔力に慣れとくか。


……こんな攻略法があったとは!?

と、驚きの皆さん。


たぶん海弟も死にたくなかったと思います。


でも、殺っちゃうのが海弟だったりするんですよ。


一般人なんてもう呼ばせないッ!!


はい、自覚なしで今後もやっていきます。

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