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第165話『ダークって付いてるのにマジメだと!?』by驚き

更新するとこ確認。

よし、ここは白黒です大佐!!


大佐「更新せよッ!!」

俺は、剣を向けた。

……何か知らないけど溶けてた。


「さぁ、勝負だ!!」

「お前それで勝負する気なのか!?」


大丈夫。だって、剣なんてただの張りぼてなのだから!!


「『電花』」


そう、張りぼてに電気を溜めて、投げるのだよ。


「クッ」


手で弾くダークエルフさん。

勿論、感電する。


「なぁっ!! な、何だこれは」


……地下暮らし長いと電気とかわからないんだね。

うん、かわいそ―――危なかった……。

危うく暴走するところだったぜ……。


「たぁッ!!」


蹴りを放つダークエルフA。

俺は、それをひらりとかわした。


「水よ」


手のひらに水を作る。

勿論、攻撃力なんて無い。


「で、この中に……」

「てぃりゃぁぁぁああ!!」


……最後まで聞け。


とりあえず、水を地面に置き、身を隠す。


次の瞬間。


ぶしゃぁぁぁぁぁあ!!


水蒸気が辺りに広がった。

……洞窟の中はすぐ暑くなるな……。


「なっ、何だこれは!?」


水蒸気を知らない=風呂に入っていない


……汚いな。

いや、異世界に来てこんな事考えるの俺だけだと思うけど……。


「第三『風星』」


とりあえず風の動きで相手の動きを探知。


「……弱いな」


とりあえず、背後に回りこみ腕を縛る。

電磁石って便利(何処から持って来たかは聞くな)。


水蒸気も晴れ、視界がよくなる。


「……え?」

「お前の負けだ」

「……ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁああああ!!」


……そう言って、電磁石の磁力を超えた筋力で全てを破壊するダークエルフのねぇちゃんその1。

おい、こっちに来るな!!


「鎮静を齎すのは水 宿すは―――」


殴られました……。

クッ、間に合わなかったか……。


「っていうか、その馬鹿力何なんだ」

「馬鹿言うな禿げ!!」


……よし、まだフサフサだ。


「何でお前は常識を超えてるんだよ!!」


ファンタジーがサイエンスを超えたよ?


「マジメに修行すれば縄ぐらい」


いや、縄以上に丈夫な物を貴方はぶっ壊したんですよ?

あぁ、科学の教師に怒られる……。実験用の高いんだよなぁ。


「まぁ、それはいいとして。何で戦ったんだ俺たち?」

「……さぁ?」

「まぁ、いいか」

「そうだね」


……何か重要な事忘れてる気がするけど。


「先に進みたいんだが、通してくれないか?」


ピクリと長い耳を動かすダーク……アレ? この展開、前にも無かったか?


「我等の領地を―――」

「ストップ!! ストーップ!!」


思い出した。っていうか、コレ死ぬまで続ける気かキサマ!!


「俺の話を聞いてくれ」

「……やだ」

「じゃあ、話し始めるぞ」

「聞いてる!? ねぇ、人の話聞いてる!?」


五月蠅い奴だ。


「俺がここに来たのは、魔法が書かれた本を見つける為だ。読んで色々な魔法を学びたい」

「……私の目を見て」

「……えぇ!?」

「何で驚くの?」


……いやぁ。

その……アレだ。

顔にさっきのカブトムシ魔物の血がべっとりと付いているんだ……。

そして、臭いんだ。


「慣れは恐いな全く」

「何一人で悟ってんのさ」


……しょうがないと片付けていい問題か……これは。


「そういえば、エルフにも性別があったな」

「当たり前でしょ」


……一々相槌をうつな。口臭が臭いんだ。


「お前の性別は?」

「貴方は馬鹿なの? それとも愚かなの? それとも、苛めかな?」

「安心しろ。心配してやってるんだ」

「何の心配なの!!」


身の回りかな?


「女だよ。全く」

「……風呂入れ。歯を磨け。服装に気を使え。馬鹿力やめろ―――」

「き、急にそんなに喋るなぁぁぁぁあ!!」


……俺は一般人とは言えないかもしれないけど、一般人としての常識は持ってるつもりだよ?


「風呂って何さ、全く」

「……あぁ」


知らないから入ってないのか。

人生の……百分の一くらい損してるぞ。


「よし、見てろよ」


水を出す。

……エルフの皆さんから奪った物だ。


「それで……」


鉄の杖錬金して風呂に変えて……。

おぉ、全部使ったらだいぶでかくなったな。


「水を張って」

「……何するのさ」


……いいからみてなさい。


「蓋をして」

「料理するの?」

「いや、違う。後、水を殺菌しているわけでもない」


菌なんてわからないと思うけど言ってみる。


で、炎でグツグツ……。





十分後





「大火力だな……」


煮え……いや、暖かくなってた。


「お、おぉぉぉぉぉぉおお!!」

「……入れ」

「おう!!」

「って、服脱げ」

「なっ!! 異性に簡単に裸体を見せるわけないだろう!!」


……あぁ、こいつらにも性別あったな。

下種としか見てなかったよ。

もう、魔王さんったら。


「まぁ、ゆっくり入ってろ。俺は先に進むから」

「お、おう」


……先へ進めるぜ。


フッ、作戦成功だ。


……前書きはノリなので。


それと、海弟は今後も風呂を広める予定です。

さすが日本人。そして、それを利用して……。


まぁ、気にしない事にいたしましょう。

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