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第157話『内輪揉めに援軍いらないだろ』by怨み

ついに、サブタイに本能的思考が進出してきました。

……誰のかはわかるでしょう?

……寝不足のまま三日たちました。

何故寝不足?

そんなのわかりきっているじゃないか。


訓練メニューを作らされていたんだよ。

学校の放課しか眠る時間が無いんだから。


「眠い……眠い……眠い……」

「……隊長は使い物にならないと考え、今回の―――」

「うわっ、無視された」


反応が無いのはお兄さん悲しいです。

……寒気と言うか悪寒がした。


「まぁ、それはそれとして、後でキッチリ睡眠時間を取るとして馬車での移動も面倒なので魔法で転移するとして」

「色々無茶無謀言っている実感が無いからすごいですね」

「できるんだから仕方ないだろ?」


忘れてたけどここ異世界なんだなぁ……。

いや、頭の片隅にはあったけど第二の故郷と化しているからな。


「『鏡』」


……全員はキツかった……。





「小人の国に来たみたいだな」

「ここは小人の国ですよ?」


まぁ、そうなんだけど誰かが言わなけりゃいけない一言じゃない?


「となると、当然俺だろ」

「何がとなるとなのかわかりませんが、城へ急ぎますよ」


……ちなみに、エルフの村に飛び、妖精の村へ行くと言うルートを通っています。

大>小

これを、体験できるまたとないチャンスです。


「なので馬車はお前たちに任せ寝よう」

「何がなのでか―――さっきもこんな会話しませんでした? ほんの数秒前」


人間には睡眠欲と食欲と……まぁ、後なんかあるんだ。

その内、一番人生の中で時間を取るのが睡眠欲。

なので、我慢禁物なのだよ。


勿論寝ました。





「く……こんな落とし穴が……」


睡眠時間短く、寝心地悪く、目覚め最悪だぜ。


「まぁ、それはいいとして―――」


ここ何所?

しかも何?

寝て起きたら戦闘中?

自分、睡眠攻撃されましたか?


「……エルフが現れた。HP1000 MP10000 無駄に強い阿呆達。何故か美化されている」

「おい、さすがに怒るぞ!!」


怒られた。

やっぱり美化されているのは馬鹿を隠すためか……。


「しかも、無駄にMPが高い。経験地の方は倒してみないとわからないッ!!」

「おい、さっきから人の話を聞いてるのか!!」

「さぁ、経験地となんか高く売れそうな髪の毛とかゲットするためにゴーだ!!」

「ゴーだじゃないから。って、なんだよお前」


……あら、周りから白い目を向けられているわ。

……本日二度目の悪寒。


「さて、エルフの……チンピラ?」

「さっきから怒るぞ?」


こっちの世界にもチンピラって言葉あるのか。


「さっきから、周りの妖精が迷惑している。旅行気分で浮かれるのもいいが、周りの迷惑も考えたらどうだ?」

「隊長」

「何だ?」

「そっくりそのままその言葉を隊長に返します」


……失敗を恐れていたら新たな道は切り開けない!!


「何か自分で自分を正当化したようですが、まぁ後で反省してくれればいいです。説明するのも面倒なので要点だけ説明しますと、いちゃもん付けてくるエルフがウザイと」

「だから、殺せ。了解した」

「いや、殺せは余分ですが、自分の村へ返してやってくれだそうです」


……まぁ、妖精だけじゃあの巨体は運べないからな……。

……魔法で運べばいいだろう。

いや、エルフは妖精の数倍の魔力を持っているし、妖精は攻撃魔法を覚えない傾向にあるからな……。

全部、師匠から聞いた話だけど……。


「ちょい、体不調だから頼んだ」

「軍の中で現地に来ているのにそんな理由で休むのは隊長だけだと思いますよ」

「なぁに、睡眠不足は病気だ」


だから、休んでよし。


ドゴーンドゴーン聞こえてくる雑音を無視し、馬車の中へ戻る俺。


「ハッ!?」


あ、妖精さん発見。


「じゃないから。何盗もうとしてんだチビッコの中のチビッコである妖精さんよぉ」

「実は―――」

「そうですか。なら処刑だけで勘弁してあげよう」

「まだ、何も話してません!!」


……話させません。


「まぁ、今は親指ぐりぐりの刑だけにするとして」

「貴方の親指は私たちにとって凶器になりますから!! あ、あぁぁぁぁぁぁぁ!!」


……ゴメン、少し羽がグチャッとなったけど……うん、気にしない。

さて、次は何の処刑をしようか……。


「その顔! とても恐ろしい事を考えてますね!!」

「うん」

「満面の笑みで言われたぁ!!」


それよりも、眠たいんだけどな……。

内輪揉めに巻き込まないで欲しいよ全く。


「五月蠅いから、静かにして」

「馬車の中で休んでいる隊長が言えますかそれ!!」


思ったより苦戦している様子。

とりあえず全員の素早さを上げておこうか。


適当に詠唱し、メチャクチャな素早さ補正をしてから向き直る。


「……あ、逃げた」


……と、思ったら芋虫状態で転がってました。


「う、うまく飛べません……」


……あぁ、それ俺のせいだ。

何かゴメン。


もしも小説がRPG要素を取り入れたら(コメディー版)。


結果 海弟の微妙な説明が入ります。


では、次回!

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