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第143話HAHAHA

こんなサブタイですが、どうぞ読んでやってつかぁさい。


「風の紋章を持つ海弟さん。あなたの力を貸してください」


正座し、手を合わせ深くお辞儀をする少女。

勿論、俺の答えは一つだ。


「勿論、拒否―――の反対に決まっているだろ~。HAHAHA」


この母親殺していい?

途中で体を乗っ取ってきたよ?

少女(名前不明)がキラキラこっちに目を向けてきたよ?

おかしいとか感じないの?


「ありがとうございます。私の名前は合土(あいど)実亜(みあ)です」

「そうですか。とりあえず、俺の名前を知っている理由を教えてくれ」

「……生物兵器事件……知ってますか?」


……あれぇ?

記憶全員消したんじゃ……。

時間まで戻したし……。

おっかしいなぁ~。


と、ここまで。

考えられる原因は一つ。

コイツがあの生物兵器を作った本人。

で、何か生物兵器のデータとか見て知ったと。

……全部破壊しときゃよかったな……。

あ、ちなみに生物兵器どもは俺の命令でお手伝いさんロボットとして皆の安全を守っています。


「わかったようですね……」

「とりあえず殺意を覚えました」

「……殺したいならどうぞ」

「お言葉に甘えて」


さて、どうやって殺そうか……。

とりあえずスタンガンで……。


バチッ


「……えぇと……これは?」


俺が、スタンガンを少女に当てると少女が倒れてくる。

そして、首が捥げる。


「さ、殺人事件!!」

「いや、機械にしか見えないんだけどな……」


何かゴチャゴチャしたのが体と頭に詰まっている。


「……では、話の……どうしましたか?」


……とりあえず、怨みと殺すと殺人を覚えた。


「それで、話は千年前に遡ります」

「おぉ、適当に驚ける数字だ」

「……人々の暮らしを脅かす怪物が居たんです」

「とりあえず、そいつが復活するとかじゃないのを祈る。もしそうだったら封印ごと封鎖空間へ送ってやる」

「それで、そいつが予言したんです」

「……何を?」

「宇宙人の侵略」


ガンガンガンガンガンガボッ


……部屋の壁ってこんなに脆かったっけ?

あぁ、俺の頭、正常に戻れ。


よし、一度整理。

そして理解。


適当に驚ける昔ぐらいに、怪物が居て、千年後宇宙人が侵略してくると予言した。


ここまでOK。


で、目の前の少女は地球に居た宇宙人を探しに探して生物兵器まで使ってぶっ殺したと。

それが、水都の家族。


HAHAHA、あいつ等征服なんてしねぇぜバカヤロー。


「とりあえず千年前の怪物の第六感なんて信じれないのですが?」

「でも、宇宙人は居ましたよ?」

「とりあえず、侵略する気はなさそうですよ?」

「地球人と宇宙人、どっちを信じるんですか!!」

「自分。自分を信じて宇宙人を信じる。OK?」


って言うか、どっちを頼るんですか?としか聞こえないのは何故?

自分の方が強いと認識してもらいたいの?


「……うぅ……ひっぐ……うわぁああ……」


……この場合、どうすればいいの?

ねぇ……どうすればいいの?


「あぁ~、泣かせちゃったね~」


……不快感……俺の心に溜まっていく。


「とりあえずさ」


うん、まずここだよ。


「その千年前の怪物さんは、侵略するとしか言ってないんだよね?」

「……ひっぐ……うん……」


……なら、簡単だ。


「防げないとは言ってないわけだし、今はそのままでいいんじゃない?ね?」

「……でも……」

「面倒!!もう、厄介事に絡むの面倒!という訳で、ここでうんと頷きなさい」

「ひぁ……ぐ……うん……」


OK。

任務完了。


これにて、終了。


とりあえず、水都の家に行って侵略する気ある?って、聞いてこよ。


「……強引……」

「……俺は何かに打ち勝ったんだ」


たぶん……。

泣きつかれたのか、少女は眠ってしまっている。


とりあえず、同じ様なこと言っていた外国人のOKAMAに引き渡そう。

まぁ、水都の家に行くついでだけど。


「……怪物ねぇ……」


何か、幽霊(母親)が考えていたようだが、これ以上関わりたくなかったので気にしない事にした。

勿論、不吉な予感はあった。

だが、気にしない。

だって、俺は巻き込まれたくないから。


「さて、行くかな」


玄関まで行き、靴を履き扉を開けて外へ出る。


「……回収ご苦労様」

「え?えぇと?」


後ろを見る。


ポロンッ


……あぁ、これも機械。

最近の科学(サイエンス)ってすごいね。

はい、次の話で紋章編(?)終了。

こんな終わらせ方でいいのか自分でもわかりません。

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