第142話紋章とかどうやって捨てればいいんですか?
海弟にマジメにやって欲しいんですが、どうしたらいいんですか?
読者の皆さん、教えてください。(ペコリッ)
HAHAHA、俺の前に外国人(?)が、居ます。
そして、意味のわからない英語をぺちゃくちゃ喋った後、HAHAHAと、笑い出しました。
突然だったので、殴っちゃいました。
はい、何かいけない事をしましたか?
「★▲□■◎☆?」
「キサマ、俺を嘗めて掛かるとぶっころしてやるぞ?そうか、殺る気か」
何か、手を振っている男。
何だ、訳し方が違ったのか?
「貴方、いい男ねぇ?気持ち悪いな」
また、手をブンブンと振る。
あ、一応言っておくと目の前に居るのは男だ。
そして、現在俺がオカマに任命した。
何処かで、男は度胸、女は愛嬌、オカマはすっとんきょうと聞いたことがあるぞ。
という訳で、お茶目に死んでください。
「刃物は無いから……ちょっと、苦しいけど首いこうか」
「ちょ、ちょっと待って」
おぉ、人間すげぇ。
とっさに日本語を話したよ。
でも、俺は止まらないぜ!!
「あ、飴玉いる?」
「OK、話を聞こうじゃないか」
とりあえず、道端に座る。
結構異様な光景だと思うが、いいじゃないか人間なんだし。
「……風の紋章の海弟君、話が―――」
―――ピロピロピロ♪
おっと、携帯が。
「はい?」
『………』
「はい?」
『………』
「なんでしょうか?」
『……どうも』
「あ、どうも」
『………』
コイツ何?
『……あの』
「さようなら……と」
面倒そうだったので。
「で、何?」
「……風の紋章の―――」
厄介事……。
「俺は、辞退して~、貴方が風の紋章とか何とかを受け継いでください。じゃぁっ!!」
飴を口の中で転がしながら、立ち上がり、彼に背を向け、逃亡する。
逃亡する。
逃亡する。
そして、家の前。
「どうも」
女の子が居ました。
HAHAHA、僕の家に何か用かな?
「っと、家の前で野垂れ死にしないでね?」
「……助けて」
「無理」
即答し、扉を開け―――
「退いてくれないかな?」
「……助けて」
しょうがない。
「窓から、入るか」
「………」
俺が助けるとでも?
大丈夫、窓は割れてもまた付ければいいから。
―――パリンッ
侵入。
「『鏡』」
病院で覚えた一部増殖。
これで、割れている部分を元に戻す。
さて、この破片はどうしようか。
「とりあえず、窓の外に捨てよう」
―――ガララッボフッ
み、鳩尾にヒット……。
「やるじゃないか。じゃ、さようなら」
着地しようとしていたのでそこに鏡を飛ばし、玄関の外へと繋げる。
……HAHAHA、外道ってどういう意味だい?
俺は、厄介事を排除しただけなんだよ。
さっきの少女を撃退し(俺のほうがダメージ大きいけどさ!!)、俺は自分の部屋へ戻る。
「……チャオ」
「やほぅ!!」
母親が居ます。
隣に、少女居ます。
俺、逃げます。
「憑依」
「あぁ!?体が動かない」
「こっちね」
幽霊に取り付かれてる!!
やめて!
☆
「オホホホ」
「HAHAHAHA」
この母親、いつか地獄へ送ってやる。
陰陽道って影流の家で学べるかな?
「……助けて」
「ふぅ、お腹空いたな」
あぁ、今日の夕飯は何かな~。
っていうか、俺の部屋に女が居るよ~。
HAHAHAHAHA。
「ゴメン、ロープ何処にある?」
「死ぬなら邪魔にならないところでね」
この人、本当に母親?
「風の―――」
「無い日は、暑いよねぇ~。あっても寒いだけだけど」
……話させん!!
「風の―――」
「吹く日は、鍋とかいいよね」
……話させん!!
「風の―――」
「あるガッ!?」
「五月蠅い」
うぅ、俺は何も悪い事は……していないと思う。
日常的にこの紋章編(?)を終わらせます。
戦闘とか書くのが面倒なので……。
それでいいのかと、思っているんですがね……。