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第141話インパクトッ♪

一度、頭の中を整理。

ファンタジーを増やしましょう。


……コメディー主体になってるので……。

退院祝いってのは素晴らしい。

何故ならこんなにも『おかすぃ』があるんだから。

訂正、『お菓子』だ。


「……全て、低カロリーだよ」

「いや、別に関係ないんだが……」


とりあえず、一つを手に取る。


「………」

「………」


すごく、青空がこちらを見てくる。

うん、見たところ手作り。


……でも、おいしいとか以前に食べれそうに無い。


……いや、外見が不味そうとかじゃないんだよ?

まぁ、強そうなんだけど。


「……ドラゴン……無理……」

「何か言った?」

「HAHAHA、何でも無い。何が何でもコレを食えない……」


そう、これは小さなチョコレート。

しかし!!

俺にとっては畏怖の象徴!!


「ぐぅ……まぁ、腹に入ればいいか」


うん、変わらないね。


「甘い甘い。で、退院だ!!」

「……ねみゅぃ……すぅ……すぅ……」


ふぇーさん、久しぶりに貴方を見た気がしますが、寝ていてばかりじゃダメですよ?

だって、俺の退院とか関係なく暮らしているんだよ?酷いじゃないか!!


「……何か思考を動かすのも面倒だ……」





真っ白な空間。

……こうやって見ると殺風景だなぁ……俺の部屋……。


「ベッドに、机、小さなテレビにゲーム機。漫画……それ以外は何にも無い……」


一つ言うと、いや、自分への嫌味なのだが、俺の家は金持ちだ。

だから、部屋も広い。

そこへ、学生に必要最低限の物しかなかったらすごい殺風景だ。

……あぁ、ここに彼女とか居れば……。


「クッ、影流め……」


ここで俺を苦しめるとは……。


一人きりの部屋で考える。

……インパクトを求めよう。


「俺の生活。平凡→ファンタジー→SF→???」


そう、次はインパクトだ!!

……平凡がいいなぁ……。


「さて、思考と行動の矛盾で世界に混乱を!!」

「その前に混乱してるのは我が息子だね」


……痛いところを突いてくる母親だ。

ここは人間らしく忘れよう。


……人知れずここでインパクトを求める二人の計画が組み立てられていた……。





「という事で、第一回!『あの子の秘密を暴きまショー』!!ヘェイ!!」


という事で、プライバシーなど知るかで始める企画です。

実行人『勇者(ははおや)』『魔王(むすこ)


さて、一番最初のターゲットはファン……かと思いきや秘密を知ったら戻って来れなくなりそうなので王様達の秘密を探りましょう。


「……王様の秘密よ。秘密。戦い大好きなベテレナの王様の秘密……」


廊下をし静かに歩く……では無く、天井に張り付きつつ、目的の部屋を目指す。


調査結果。


生活習慣


寝る→特訓→飯→特訓→飯→特訓→兵と混じって訓練→飯→訓練→寝る


……政務は?

ねぇ、政務は?

国民は?


「宰相さんも大変だねぇ」

「まかせっきりなの!?」


秘密という秘密無し。

つまらない男と……。





次、レティナの王様、師匠と知り合いマエティー王。

……顔パスでGO!!


調査結果。


趣味、編み物・武器防具作り。

種族が違うけどいい王様。

闇商人を潰すのが日課。


何この人。

編み物は意外だけどさ。

闇商人潰すのが日課って何?


「優秀……なんだ」

「まぁ……ね」


すごい人。

とにかくすごい人。





次、ゼッカスの王……妃?え?女が王やってるの?

俺、初めてだからわかんないけどさ、変なところあるんだろうね。


調査結果。


趣味、騒ぎ。可哀想な人を見ると手を差し伸べる。

騒ぐのが好きなので休日を作らない。


……優しいと思ったけど、違ったね。

騒ぐのも程ほどにね。

うん、俺は楽しいの好きだけど休日ぐらいは作ってあげようよ。

ね?


「休日追加……と」

「……次、影流だ」





次、ジパングの王。影流だね。

……この国の騎士を一応やってます。


調査結果。


趣味、書道、柔道、剣道、空手、その他もろもろ。

誠実な王様。

つまらないな……。


あ、一つだけ意外なのあるよ。

これ、幼馴染しか知らないことね。

影流って、月に10回以上誘拐(女子限定)されてるんだよね。


「……すごい子ね」

「俺の住む町の住人が少しずつ減っていく……」


なんだろうね。

とりあえず、危険な王様はいないと思うよ。

……確信はできないけど……。


貴方の秘密ぷりーず。


さて、お菓子ネタは飽きたので、やっと家族ネタへ変更です。

……どうやって家族でファンタジーすればいいんだろう……。

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