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第114話海弟とゴートー

甘い物信仰委員会。

できたら、海弟は入るかな~。

「では……いいですか?」

「あぁ、二人ともいいな?」


頷く二人。二時間後集まった勇者一向は、自分で助けた地味の母親に当たる精霊に転移の魔法で元の世界へ飛ばしてもらおうとしていた。


「よろしく頼む」

「はい」


魔方陣が四人を包み、魔力とそれ以外の何かが混ざったような異様な色を出しながら輝く。

そして、一瞬空間が消え、勇者達は転移した。

転移した後、そこには消えたはずの世界の一部があるだけだった……。





さて、問題です。

俺は現在何処で何をしているでしょう?


はい、正解はケーキ屋でケーキを選んでいるところに強盗が入ってきてグルグル巻きでした~。

以外に難しかったでしょ?


魔法使って逃げてもいいんだけど、後ろからの視線が痛いんだよ。

これは、師匠を怨むしかないね。


じゃあ、ここに今現在居る人を確認するよ。


男×4


海弟(俺)

強盗×3


女×6


母親らしき人×1

その子供らしき人×1

ファン×1

女子高生×3



何か、違和感無いように思えるけど、やっぱ可笑しいよね。


「何でお前が居るんだよ……」

「ディティさんに一緒に来ない?と、言われたので」


なんとも軽いノリだな……。

まぁ、甘い物好きに悪い奴はいないんだ……と思う。

と言うわけで、これを確実にするために、甘い物好きの悪い奴を倒さなければいけない事になる。

え?違うだろって?

まぁ、そうだね。

でも、これは殺ってもいいんじゃないかな?

ケーキを侮辱する者死んで良しじゃないのかな?

そうだよね。

そうに決まってるよね。


「撲滅を開始する……」

「お、おぉおお、お前なんだぁあ!!」


一人気づいたようだ。

しかし、ここで止めるはずが無かろう。

後で地味に記憶操作的なことをやってもらえばいいんだから。


「な、何かどす黒いオーラが出ているのですが……」

「気にするな。錯覚だ」


最近、思うんだけど、記憶操作って時間は操れないからばれるんじゃないかな?

まぁ、その時はばらそうとした人の精神年齢を中学一年の丁度大人の階段を上り始めた時ぐらいにして、恐怖とかで黙らせて置こう。


「炎はダメだ。ケーキが燃える。ってわけで、肉体的に解決します。『林我』」


右足を軸にして、回転。

それと同時に、強盗Aの手首にチョップをあて、銃を弾く。

そして、蹴りを入れて、外まで吹っ飛ばす。

これで、残り2人。


「な、なぁぁ、あいつホントに人間か?」

「い、いぃから、撃て!」


―――ズガァァアン


「甘いなぁああ!!」

「なぁっ!素手で止めた!?」


俺は、魔道を使えるようになったんだ。

体内の魔力の流れを変えれば容易なことだ……。


……俺は、いつから人間をやめたんだろう……。


「お、俺は逃げる!」


あ、一人逃げた。

俺は何でこんなに冷静なの?


「待てい!」


鳩尾に蹴りを入れる。

取り合えず、内臓は潰れてないよね。


「後、一人だ!」

「ひ、ひぃ、お助けを!」

「無理」


取り合えず、脇腹を蹴って、ふっとばし終了。

外道?

なにそれ?おいしいの?



さて、地味はどこか……。

探しているうちに、警察が群がってくる。

感謝状は要らないからケーキをくれ。甘い物。

今日は、俺がよく生きてられました記念なんだから!


「海弟……さん?やりすぎです」

「きっと、大丈夫さ」

「……死にたいですか?」


真顔で言わないで欲しい……。

取り合えず、地味を呼ぼう。

そして、みんなの記憶を消そう。


皆が幸せになるには、そうした方がいいんだ……きっと……☆


「後始末はどうするんですか?」

「え、あ、いや……錬金?」


勿論、材料さえあれば復元可能だ。

いや~、魔法って素晴らしいね。


取り合えず、今日は家でケーキを食べて寝よう。


それだけだと……この時は思っていた……。


最強だ!?

まぁ、次の話の伏線らしきものになりましたが、たいして物語の内容が変わらないという……。


まぁ、次回に期待です。

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