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第112話『悪運と不運 ダブルでお得です』by海弟

この話、一気に書いたので雑かも……。

いや、雑だ。



時は、9時。

もう、兄さんの友達は帰っただろうというころ……。

俺は、帰るに帰れない状態で居た。


「師匠……起きて……」

「うぅ~ん……むにゃむにゃ……」


なんて奴だ……。

描写が無いから分からないと思うが、俺が出した炎を一瞬で消しやがった……。

強すぎる……。


「酒臭いし……」


そう、この世界にはビールと言う酒がある。それを、がばがばと……。

俺は自分の身を守るので精一杯だった……。水都はもう……。


「じゃぁ、俺は帰る……」


例え、世紀末の大怪盗が現れたってあの人なら大丈夫さ。

と、言う事で俺は帰った……。


そして、それが不味かった……。





見ての通り、今日は学校だ……。

昨日は迷惑掛けたので、水都を迎えに行っているんだが……。

嫌な予感がするんだよなぁ~……。


「俺達も巻き込もうと言う魂胆か……」

「朝から海弟に会えて私はラッキーだけどね」


デフォルトドラゴンの『どらごん』(海弟の中では)が居ないのは幸運だ……。

まぁ、学校に連れて行けるわけないよな。


数分歩くと、でかい屋敷が見えてきた。

俺は、あらゆる危険性から自分の身を守る為、二人に任せ玄関で待つことにした。

今更だが、別にいいだろ?


そして、30分後……。


さすがに、時間がやばくなってきた……。

予想外の事態に備えて早く、家を出てきたんだが、間に合わなくなりそうだ。


「クッ、突入か……」


ジト目で屋敷を見る……。


「『鏡』」


トラップを防ぐ為、短い距離も転移で移動だ。

小説みたいに態々危険を犯さない。


「さぁ、水都の部屋の前だ……。この威圧感に耐え、扉を開ける……」


―――ギィィィィ


扉を開け、錆びた音が聞こえる中、前をまっすぐ見る。

そこには、倒れている二人の姿。青空と影流が居た。


「お、おいだいじょ―――」


その瞬間、目の前が真っ暗になる。


「三人目討ち取ったり……」

「師匠か……雷よ!」

「きかぬわぁあああ!!」


酒の臭い……。

クッ、酔っ払っているのか……。


「第三『炎鎧』」


自分の身に炎を巻き付けて師匠を払いのける。


「ふふふ……いやぁあ!!」


水の塊が飛んでくる。

そして、俺は思った。

朝っぱらから俺達は何をやっているんだ……と……。


「第二『風軽』」


青空と影流の身を確保。

後は、水都だけ……だが……。居ないな……。


「まぁいい。『鏡』」


居そうなところの目星はついている……。






十分後、俺達は学校に居た。


「何で、あそこだとわかったの……」

「クハハハ、大食い水都という名前を―――」

「いらないからね」


分かるとおり、食堂?に居た。

何故、家に食堂があるのか謎だ。いや、使用人さんがいるからか。

しかし、師匠をあそこに置いていったのは失敗だったか……。


「は~い、今からHRを始めます」

「寝るに限るな」

「寝たら、電撃バチバチの刑です」


寝てないよ?

ただ、適正な睡眠を取っているだけだよ?


「とりあえず、死になさい」


俺は、死ねる体じゃないからな~(一回死亡済み)。無理でしょ~。


意味のわからないHRは終了し、一時間目が始まった。

勿論、俺はサボりに行こうかと思ったが、体育だったので出席。


「今日は特別講師をお呼びしている」


そして、何故か隣のクラス、そう影流も一緒だ。


「デ―――」

「散!!」

「逃げるよ!」

「ひぃい!」

「こんなところまで!」


勿論、俺達は逃げ―――


「逃げるの?」

「「「「いいえ、滅相もございません」」」」


れる訳ないじゃないか。


「何をやっているんだ。特別講師のディティさんだ。美人だろ~」

「お褒めの言葉、ありがとうございます」


会話はどんどん進んでいく。

だが、俺の頭の中では全く関連性の無いことが行われていた。


『墓は何処に建ててもらおうかな……』


勿論、皆と一緒のところがいいな……。


「んじゃぁ、まず身体測定。各自相手を見つけて死闘をしてください」


アホだ。

おい、体育教師。

そこで笑顔で容認するな。


「なぁ、どうする?」

「逃げる……のは無理だ」

「私達四人で組んで、手加減して戦うってのは……」

「いいねそれ!」


師匠の恐怖でつながれた同盟が今ここに出来上がった。


最近、メインヒロイン誰だっけ?現象が自分の中で起こっています。

ディティが使いやす過ぎるのがいけないんだ。


うん、違いない。

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