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第8話魔法上達への道~その4~

書いてる途中に寝ました。勿論、書きながらじゃないですよ?

途中で、表現がメチャクチャになってるかも知れないってことです。

それで、今回もハードルの方を……ダメですかね?

さて、本当に盗賊討伐に向かっている海弟は少々先行きが不安になる。

なぜならば、出発そうそう雨が降り出して足止めをくらい、夜には何故か晴れて、また翌日雨が降るのだ。

実際に、いや間接的に被害を受けていると言った方がいいだろう。


「この、雨のバカやろ~」

「そうだそうだ~」

「ちょう、あぅうう~~」


見事に電撃をくらう俺。真っ黒こげなのは言うまでもない。

それよりも、危ないのが魔法使って晴れにしよう作戦だった。


まず、3人で魔力を出します。


その次に、ディティが巨大な風を巻き起こします。


結果、魔力が多すぎて3人ごと吹き飛ばされて泥まみれ。


そして電撃をくらう俺。


というすごく簡単な公式が出来上がる。


「道案内だけでいいんですから」

「でも~」

「この雨じゃ進めないね」


俺としては最高だが、俺の体にしたら最悪でしかないので、結果俺はいつか死んでしまうことになる。


そこで、偶然近くで見つけた小屋で雨宿り。

熊がいたが、一瞬で肉の塊に変わってしまった。


「あっ、そうだ。今からお互いの特殊魔法いいませんか?」

「特殊魔法ね~」


特殊魔法は、魔法使いが持っているただ1つの属性に属さない魔法のことだ。

ファンだったら、『音』つまり、聴覚麻痺的な攻撃ができるのだ。


俺は、まだ知らない……残念なことに。

まぁ無いということは無いのでいつかは分かるだろう。


「じゃあ、私から」

「次私。最後カイデね」

「はいよ」


最後なとこ悪いが、俺は何にも無いんだよ。


「私は、『詠』かな。その通りに詠唱ってことだよ」

「詠唱魔法か」


詠唱魔法は、一般的ではないがその分威力の高い魔法である。

実用性にかけるのであまり使われることがないが、魔法部隊などに所属している者は必ず使えるだろう。

その点、『詠』の魔法は、補助魔法のような物で1時的に魔法の効力を引き上げてくれる物だという。

ほとんど先頭向きだが、使い勝手がまぁまぁなのでたまに使うくらいはするだろう。


「さて、次は私ね。私は『双』の魔法を使うわ」


これもそのままで、効力並びに技の範囲などを2倍化する魔法だ。

そして、この魔法の1番の特徴は2つの魔力らしい。

同時に1つの魔力ではなくて、2つ一気に魔力を操って、術の使用速度が格段に上がる魔法だ。


こうやって見ると、先頭向きの魔法ばかりのような気がするが、決してそればかりではない。

人の傷を、癒したり。壊れている物を修復したりと、色々な魔法があるのだ。

それは、各自の特殊魔法ならではだろう。


「で、カイデは?」

「一番気になる!!」

「すまんが、俺は自分でわからない」

「「へ?」」


そこから、1時間くらいの説明を終え、俺が疲れているのとは裏腹に天気の奴晴れやがった。


「よし、行こう」

「さ、立って」

「ちょ、無理無理」


1時間正座したのでめちゃくちゃ足がしびれている俺は、最後の抵抗として足に治癒魔法を使ってみる。

足は光に包み込まれ、痺れが消えていく。


「なるほど、このような使い方もあるのだな」

「偶然ってすごいね」

「よし、行こうか」


そうして出発する3人。

ディティに、魔法でカッチカチに固められているので歩きやすいのだが……


「足痛いね」

「地面硬すぎ」

「しょうがないって」


そんな話はいいが、もうそろそろのようだ。

もう、森のはずれな様な所を歩いている。たぶん、3人は他から見れば、海弟が無理やり2人の女性を……

いや、実際演技までしている。そのせいで、3分ほど前商人に冷ややかな目で見られている海弟であった。

勿論、そんなものは10秒で忘れる海弟でもあった。


「そんなのいいから、じゃあ突入してね」

「あのですね、師匠。無理じゃないでしょうか?」

「ですよね」


堂々と歩きすぎのこのメンバーはすぐ見つかる。

否、見つけてほしいと言っている様なものだ。


「なんだ!!」

「おいおい、レティネの奴ら追ってこねぇんじゃねぇのかよ」

「おらぁ!!」


次々と敵が襲い掛かってくるが、ディティは逃げ、ヘレンは炎系の魔法を使って次々となぎ倒していく。


「俺の出るまくねぇ」

「なっ、魔法使いだと!!」

「レンスを呼べ!!」

「おおぉおいレンス出て来い」

「うっさい!!」

「「ギャフン」」


おう、スゴイの出てきたぞ。


「そっち任せた」

「任された」


それによりレンスとか言う男を相手にしなけりゃならない俺。

もう、メチャクチャだがレンスという男、魔法使いなので自分が魔法使い相手にどれくらい戦えるか知ってみたいという好奇心は確かにあった。


「ほう、剣士か?」

「そういえば、買ってたな」


俺は、おっちゃんの顔を思い出す。

ゴメン、1回も使ってない。


「本領は魔法使いだ」

「ほう、手の内をさらしていいのか?」

「お互い様だ」

「ふっ」


それと同時に、レンスが手のひらの上に氷を作り始める。

俺は、雷を想像して地面に手をつける。


王様戦のときの応用で、これだけ湿っていたら使えると思ったのだ。


「っ!!」


俺が、魔力を練り始めたのと同時に地面が凍り始める。

俺は今集めただけの魔力で雷を作り放出してから逃げる。


「おいっ!!逃げるぞ」

「はぇ?」


ヘレンが十分に燃やした(盗賊たちを)ので、撤退しても言いと思ったのだが実際ノリノリのヘレンは帰る気が無かった。


「逃げるって」

「やだぁああ~~」

「逃げろ!!」

「やだっ!!」


黒髪少年と赤髪少女の口論が始まる。

口論と言っても、それに似合うだけの話術は持ってないが…。


「おいおい」

「はぇ?」

「囲まれてるぞ」

「あっ」


2人は気づいてなかったのか、がっちりと囲まれている。

だが実際には固めすぎて剣も振えないだろう。

だが、ここで魔法を使ったら、いや使う前にレンスに止められるだろう。


「あのさ」

「なに?」

「ディティ確信犯だろ」

「そうみたいだね」


それと同時に2人は腰の剣を抜く。


「やるか」

「おー」

そういや、剣の存在忘れてました。おっちゃんゴメン忘れてた。

切れ味はまぁまぁっていう設定にしましたが、おっちゃんゴメン。

まぁ、次回でなくします。


普通は剣で戦うんじゃないですかねここって?

海弟って、意外とめんどくさがりやなんですかね?

誰に似たんだか…。

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