人物紹介&各シリーズの時間軸
★面倒なヒーロー達の紹介★
【リシウス】
第一王子で王太子。
髪は母譲りのサラサラ銀髪。瞳は父譲りのエメラルド色。
12歳の頃にオフェリアと強引に婚約後、20歳で結婚。
真面目で几帳面な性格。
一見完璧王子に見えるが、真面目過ぎる故にどこか抜けているポンコツ王子。
ただ王族としての自覚や公務等に関しては、非常に優秀。
次男とは二つ、三男とは五つ、四男とは六つ年が離れている長男。
(メイン作品では12~19歳。最終的には22歳)
※『この婚約は政略的なものだと言い張る王太子』のヒーロー。
【ライナス】
第二王子。
髪は祖父譲りの焦げ茶色に父譲りの癖毛。瞳は母譲りの薄紫色。
セリアネスの上司兼婚約者。
やや威圧的で俺様王子。人をおちょくるような物言いが多い。
四兄弟中では、一番武芸に秀でている。
頭の回転は速いが、ジッと座っている内勤公務が苦手。
セリアネスと結婚後は、臣籍降下で国境付近の辺境領を賜る。
長男より二つ年下。三男とは三つ、四男とは四つ年が離れている次男。
後の義姉の王太子妃オフェリアとは同年齢。
(メイン作品では19歳)
※『見た目が気にくわないと言い張る婚約者』のヒーロー。
【フィリップ】
第三王子。
母譲りのサラサラ銀髪に薄紫色の瞳。
メイン作品では、セリーヌと挙式直後で夫となっている。
女性と見間違うほどの美貌の持ち主だが内向的で極度の人見知り。
セリーヌと婚約する前は、社交場等には一切顔を出さなかった。
次男と違い、コツコツ作業の内勤公務が得意だが、運動神経は皆無。
結婚後もしばらくは長兄の公務を手伝いながら第三王子のまま。
後に領地を貰って臣籍降下。多分、のどかな領地で伯爵となる予定。
長男より五つ年下、次男より三つ年下、四男より一つ年上の三男。
(メイン作品では18歳)
※『君を愛する事は出来ないと言い張る夫』のヒーロー。
【ルーレンス】
第四王子。
父譲りの薄茶色の髪にエメラルド色の瞳。
ただし髪質は母譲りのサラサラストレート。
婚約者のシャノンとは、幼少期から犬猿の仲。
後に婚約者の家に婿入り予定。
俺様お子様王子だが、意外と素直な性格。
能力的には何でもソツなくこなすが、どちらかと言うと器用貧乏タイプ。
後にシャノンの家に婿入りし、フォレスティ家で侯爵になる予定。
長男とは六つ、次男は四つ、三男とは一つ歳が離れている末っ子王子。
(メイン作品では16~17歳)
※『真実の愛に目覚めたと言い張る婚約者』のヒーロー。
【フィリクス】
薄茶の癖毛にエメラルド色の瞳。
面倒な王子の四兄弟の父親で国王。
国民からは『賢王』と呼ばれる程、人気がある。
妻アデリーナとは11歳の頃に婚約するが、極度の人見知りだった為、最初は無表情で上手くしゃべる事が出来ず、婚約に不満を抱いていると誤解されていた。
しかし誤解を解いた後、対人スキルがあるアデリーナに「友人になって欲しい」と提案し、人との接し方を伝授して貰う。
その後は初めて出来た友という存在に歓喜し、周囲にアデリーナを自身の「最高の友人だ」と吹聴しまくっていた。
しかし、その行為が原因で夜会である暴走行動をしてしまい、一時期自室で謹慎させられた黒歴史を持つ。
18歳の成人と同時にアデリーナと挙式し、19歳で父親となる。
尚、息子達の中では長男が一番父親似。
作中では32歳で、回想シーンでは11~16歳。
※『君は最高の親友だと言い張っていた夫』のヒーロー。
★苦労人なヒロイン達の紹介★
【オフェリア・フォレスティ】
第一王子リシウスの婚約者の侯爵令嬢で後の王太子妃。
サラサラの金髪に淡い水色の瞳を持つ元美少女で現美女。
王妃教育も完璧にこなす程の優秀な令嬢で幼少期から一目置かれていた。
初めは第二~四王子の婿入り先相手として縁談予定だったが、その優秀さに目を付けた第一王子に説得され、王太子妃候補となってしまった。
婚約者で後に夫のリシウスより二つ年下。第二王子ライナスとは同年齢。
第四王子ルーレンスの婚約者でもあるシャノンの4つ上の姉。
※『この婚約は政略的なものだと言い張る王太子』のヒロイン。
【セリアネス・リアクール】
第二王子ライナスの護衛兼側近で婚約者でもある伯爵令嬢。
濃い青の瞳にサラサラのプラチナブロンドの髪を三つ編み団子にしており、女性騎士でもある。
その為、城内の女性陣からは『男装の麗人』と扱われ、絶大な人気を誇っている。
婚約者ライナスと王太子妃オフェリアよりも二つ年下。
※『見た目が気にくわないと言い張る婚約者』のヒロイン。
【セリーヌ・ウォーレット】
第三王子フィリップの妻で元伯爵令嬢。
オフェリア同様に金髪で淡い水色の瞳を持っているが、髪質はフワフワヘアー。
幼少期の頃に第三王子フィリップに一目惚れしたが、そのフィリップの想い人がオフェリアである事を知ってから、フィリップを振り向かせる為に必死でオフェリアの様に振る舞っていた。
一途過ぎる故に思い込みが激しい。
夫フィリップよりも一つ年下で、ルーレンスとシャノンとは同年齢。
※『君を愛する事は出来ないと言い張る夫』のヒロイン。
【シャノン・フォレスティ】
第四王子ルーレンスの婚約者で侯爵令嬢。
榛色のストレートヘアーにグレーの瞳の地味な色合いだが、容姿の方は姉同様美少女系の愛らしさ。
娘しかいない侯爵家の次女で本来は姉の婿が家督を継ぐはずだったが、その姉が王太子妃に望まれた為、シャノンが婿を取る事になり、ルーレンスとは政略的な婚約をする。
しかし似た者同士で会えばすぐに喧嘩となる間柄で、シャノンも気が強い。
姉のオフェリアとは4つ年が離れており、婚約者ルーレンスと、後の義姉になるセリーヌとは同年齢。
※『真実の愛に目覚めたと言い張る婚約者』のヒロイン。
【アデリーナ・ブルネビラ】
サラサラ銀髪に薄紫色の瞳で身長が女性でも低い方。
面倒な王子の四兄弟の母親で王妃。
三大侯爵でもあるフレイール家の次男が父親な元伯爵令嬢。
あまりにもフィリクスが人見知りで口下手だった為、有力な王太子妃候補の令嬢達が音を上げてしまい、アデリーナが抜擢。
その後、何故かあっさり懐かれるが、フィリクスにとって初の友人だった事もあり、ずっと『君は最高の親友だ』と言われ続けていた。
しかし、フィリクスのある暴走行為が切っ掛けで、成人前の17歳で早々に結婚。
翌年の18歳で第一子リシウスを出産後、計4人の王子の母となるが、その息子達がそれぞれ夫の癖のある部分を色濃く受け継いでしまった為、苦労が絶えない日々を送っている。
作中では31歳で、回想シーンでは10~15歳。
※『君は最高の親友だと言い張っていた夫』のヒロイン。
★各作品の時間軸★
『君は最高の親友だと言い張っていた夫』
(この15年後)
↓
『この婚約は政略的なものだと言い張る王太子』
(そこから第一王子達が挙式してから一年後)
↓
『見た目が気にくわないと言い張る婚約者』
(そこから第二王子達が挙式し伯爵になった一年後)
↓
『真実の愛に目覚めたと言い張る婚約者』
(そこから第四王子達が挙式する数カ月前)
↓
『君を愛する事は出来ないと言い張る夫』
※尚、このシリーズは単品としてでも読めるようにはなっています。