希望は微かに燃えている
キィィン!! それだけだった
私は死なず。生き残った・・・・
「キリスト!! 私の邪魔をするな」
「君の邪魔はせん・・・」
「彼が死ねば世界が救われる!
彼が死ねば、もう苦しむ人は居なくなる」
「確かにな、だがこの世界は救えても
他の世界が滅んでしまう。こやつを殺せば」
「そんな戯れ言はもう信じない」
「君を。私や青、そして仲間達は良くも悪くも
君を変えた、そして世界に闇と光を生み出した
アーサー・アルフォードが闇ならば、
ジャスティス・キッドは光に変わる。そして
アーサー・アルフォードが光ならば、
ジャスティス・キッドは闇へと堕ちる」
「君はどう生りたい? 君は闇か光か?」
「私は全てを救うヒーローになりたかった
だが、私の仲間や環境がヒーローという夢を
粉々に砕いた。夢を失ったヒーローは・・・
今、こうやって足掻いてる。今でもヒーローに
なりたくて・・・・夢は砕けた。だけだ」
「そうか。この残酷な世界を生き抜く覚悟が
有るか? 君には・・・・」
「どんな棘の道でも踏み進んで行く覚悟はある」
「では、なぜ彼に従わない?」
「信じられないんですよ、もう誰も・・・・
仲間だと思った人には裏切られ。親友は死に
友を失い。愛は風と飛んでいった、誰も信用が
出来ない・・・・。これで分かりましたか?」
「人を信じる事は難しい・・・この男もそうだった
たった、数時間で全てを失ったヒーローだ
幸せな道を行く筈だった、それを私が変えた」
「貴方が変えた?」
「私が変えた、この男にはたった1つだけ
失ってはいけない者があった、それを
私が壊した・・・・。だから壊れたんだ」
「その失ってはいけない者って?」
「娘だ、この男は狂気すら感じる程に娘を愛して
いた、彼の行動は全て娘の為にと変えられていき
寄り。効率的に娘に何かを与えられる様にと
変わっていった。分かるか? 私が奪ったのだ
生きる意味を。彼は娘を救いたいだけの父親だ」
「彼も足掻いていると言うことですか?」
「そうだ・・・・」
「同情はしません。蒼い革命で多くの命を奪った
それでも。もう一度、この仮面を外せる・・・
貴方と彼に感謝を送ります・・・・。」
「クロノス・・・・聞いておるか?」
「最初からの・・・・」
「そうか。すまんなお前に任せて」
「気にするな、お前にはそれ以上を貰った」
「そうか、ならお前の枷はもう無くなった」
「枷では無い。それに我々、神も完全ではないと
これで分かっただろう・・・・後は人である
彼らに任せよう・・・」
「最後にあやつを正しい道に戻さねばな」
「彼をお前が変えた、なら変えられる筈だ」
「蒼い革命で彼も救われるのか・・・」
「分からん。我々も全てが分かる訳では無い
だが、彼が真に世界を導けるのなら道はある」
「それまでは。私達が彼を支えなければ」
「キリスト。お前は柱だそして私がそれを支える
そうやって、紡がれてきた・・・彼もまた」
「救うのだ我々で、彼を救う」




