必要な犠牲
「どうする? 青」
「アーサー君を捕らえる」
「それは無理だよ。青、彼はとても強くなった
分かるかい? 彼はとても強くなったんだ」
「そうだな、だが私達も強くなった
アーサー君よりは強い筈だ・・・・捕らえるぞ」
「青、どこまで彼を苦しめるつもりだ?」
「さて、どこまでだろうな・・・・・」
「答えろ。青、彼は幸せな運命を辿る筈だった
なのに君が、その運命を歪めてしまったんだ
青、もう一度聞くぞ。 アーサー君を・・・
どこまで苦しめるつもりだ。青」
「これだけは言える。蒼い革命は起こってない」
「蒼い革命。君はそれに縛られているんだよ」
「何だって?」
「蒼い革命なんて起こして何になる?
蒼い革命は!! 人を苦しめているだけだ」
「違うな、龍・・・・お前は何も分かってない。
真実は要らない。答えが有ればいいんだ」
「どういう意味だ」
「私が何故、夜明の幻影を作ったと思う」
「まさか・・・・」
「夜明の幻影も機関も蒼い革命の為に創った」
「だが、蒼い革命で死んでいった人達は
家族を失った人達はどうして生きていくんだ?」
「人は生きてはいけるさ。必要な犠牲だよ」
「納得はしないけど分かった、僕は君に従うよ」
「それと、アーサー君の前に信徒達を止めないと
お前も私も彼等に喰われてしまう。殺すんだ」
「彼等を殺すだって、君は犠牲をまた増やすのか」
「さっき言ったように必要な犠牲だ、
それにだ。アーサー君も私が彼等を殺すのを
分かってて。彼等を送り込んでいるんだよ」
「殺す以外の方法は君にないのか?」
「私は神だ、殺してもまた戻せる」
「だから何人死んだって良いって言うのか!?」
「さっきからそう言ってる」
「青! 剣を取れ、僕と殺し合いをしてもらう」
「熱くなるな、それに・・・・
ウォーミングアップは必要だろ? 彼等からだ」
「じゃあ、その後に君だ!」
「ああ、分かってるよ」




