天使の夜
君は・・・・・・・なんだ
お前は・・・・・・だろうが
君は最後まで・・・・・っただろう?
「・・・・・・・っは」
「時雨・・・・・?」
「誰・・・・・ですか?」
「さすがに20年も経てば忘れちゃうよね」
「何なんだここは、それに僕は」
「少しずつ話しましょう? 時雨」
「はい」
「貴方は20年前、【異世界】へ転移した
貴方を転移させたのはこの私、だった
私はクリス、クリス・アルフォードよ」
「クリス・アルフォード?」
「ええ、そうよ貴方の義理の姉でもあるわ」
「義理の・・・・・・姉?」
「そう、そして貴方を転移させて20年。
ずっと貴方を待っていたわ。今、この世界は
時任時雨、貴方を求めている・・・・・・。
血と狂喜とが入り交じった混沌の夜を止めて
時任時雨、貴方はエンジェルナイトを抗う存在
この天使の夜は片方が死ぬまで明けてはくれない
だから、天使を殺すのよ時雨。貴方の手で」
「天使の夜・・・・・」
ギャーーウウウキャーーー
「大丈夫よ私の結界がある。入ってこないわ」
「・・・・うぅぅ・・・・頭が! 痛い痛い痛い」
君は蒼い革命を起こす者だ時雨君
WLLのヴィクター大佐だ宜しく、時雨君
そこに寝ている青を殺せ
「うっ・・・・・そうだ、やっと分かった」
「何の話?」
「僕は、僕は彼等に利用されてたんだ」
「本当に何の話をしているの?」
「エンジェルナイトは僕が止める・・・・
そして、明けない夜は僕の夜へと変わる」
「時雨、ちょっと変よ?」
「利用されたんだよ、僕は!」
「利用って。何の話なの?」
「分からないか? 僕の夜が始まるんだよ」
「時雨、良く分からないわ」
「王の夜だよ。義姉さん・・・・・・
人は躍り狂い。涙を流し助けを乞う・・・人が
死んで逝く様を観ている観客が笑い、王も笑う」
「貴方、おかしいわよ」
「矛盾だよ、義姉さん」
「時雨、病院に行きましょう?」
「矛盾がこの世界を可笑しくするのさ、義姉さん
要はサーカスだよ、人を観て人が笑う蔑みだ」
「早く、病院に行くわよ」
「触るな、穢れた人間め! 私は王である
王の夜は、もう目前だ・・・・・・。
明けない夜は来ない。だが、眠れる夜が来る」
すいません。時間間違えました
これは3月13日の分です。楽しんでください




