ディナータイム
「じゃあ、マーカス。君は何者だ」
「僕はジョイ・マーカスだ」
「偽名、なんでしょ?」
「ハハ、流石は蒼い革命を起こす者か・・・・
良いだろう、教えよう。私の本当の名前は
ジョイ・マーカス・アルフォード。アリサの
本当の父親だ。そして、私の妻。つまり、母親は
クリス・アルフォード。アーサー、君が
姉と慕っている人、クリス・アルフォードだ」
「ヴィシャス王はアリサの本当の父親ではない?
じゃあ、ヴィシャス王は・・・・・・一体?」
「私の兄だよ、つまりはアリサの伯父だ」
「という事は。マーカス!! アンタは娘を」
「ああ、戦争の道具にしようとしてるよ」
「マーカス!」
「だが、何が悪い? 人は100年という時の中で
争いもなく死んでいくか? そんな訳がない、
人は争い、奪い合う事。それに意味がある」
「だからって自分の娘を!」
「なんだ、アリサに惚れでもしたか?」
「・・・・・・・・・」
「あれ、冗談のつもりだったんだが・・・本気か?」
「本気だよ、悪いか?」
「いや、ビックリしただけさ。僕は紅葉ちゃんの
方が好きなんだろうと思っていたから」
「本気か? アリサ!!」
「・・・・・・何が?」
「本気で戦争をするつもりか!?」
「私は戦争をするつもりよ!! 文句ある?」
「・・・・・・来い!【ディアブロ】今度は、
悪魔が魔神を喰らうぞ、マーカス。この世界で
一番、強いのは悪魔でも天使でも神でもなく
人だ、人こそが!! 絶対だ。人が神なんだ」
「・・・・・・・・クリス。赤の魔導書の用意を」
「はい・・・・・・・」
「さぁ、喰べよう【ディアブロ】お前と僕の
ディナータイムだ。行くぞ!!【ディアブロ】
ここからは僕達、悪魔の時間だ!!」




