禁忌教典
「青さん! また誰か来たぞ」
「大丈夫。今度は味方だよ」
「青殿」
「こんな所まで、
よく来てくれたね。パーシヴァル卿」
「お話があります」
「何かな?」
「部屋を探してもどこを探してもアーサー殿が
居ません・・・・・それ所か、逃げた形跡すら
有りません。消えた・・・・という感じです」
「逃げたより・・・・消えたか、
ノートルダム大聖堂はまだ存在しているよね?」
「はい」
「ノートルダム大聖堂に地下が知っているよね?」
「はい」
「これが地下へ続く扉の鍵だ」
「私は何を調べればいいのですか?」
「調べる事は・・・・・1つだけだよ
禁忌教典がいつ使われたか」
「どういう事ですか?」
「禁忌教典というのは自動的に使われた日を
記すんだ・・・・そして、もしアーサー君が
消えた日に禁忌教典が使われたていたら・・・・
アーサー君はとても危険な状態かも知れない」
「分かりました。調べて来ましょう
ですが・・・・禁忌教典は何処に?」
「地下に降りて。真っ直ぐ行けば分かる」
「では・・・・私はこれで」
「ああ、もう行っていいよ」
「アーサー君が連れ去られたって本当なのか?」
「雨君・・・・ああ、本当だよ」
「禁忌教典をなんとか出来なかったのか?」
「禁忌教典を?」
「そうだ。燃やすとか色々あるだろ?
そういう事を出来なかったのか?」
「無理だね。まず禁忌教典は燃えない・・・・
そして・・・使う事を制限出来ない・・・・
人間は時々、厄介な物を作り。神を困らせる」
「じゃあ、どうする事も出来ないってことか?」
「・・・・・・・認めたくはないけど、そういう事だね」
「じゃあ、これからどうするんだ?
守るもの居ないなら俺も青さんもこの世界に
存在する意味がない・・・・」
「分かってるよ・・・・・でも今はパーシヴァル卿の
帰りを待つしかない・・・・・」
「クソッ!」
「そう怒るなよ」
「何で冷静でいられるんだ!」
「そうだね・・・・・連れ去った人に心当たりが
あるから・・・かな?」
「心当たりがある? 誰なんだ?
連れ去った奴って?」
「・・・・・・・・イエス・キリスト」




