世界の観測者
今日はここまでです読んで下さりありがとうございました
「どうだ?母ちゃん、アーサーは助かるのか?」
「大丈夫ですよ。倒れた原因はマナの欠乏です」
「マナの枯渇?」
「そう、マナの枯渇です」
「マナの枯渇って何なんだ?母ちゃん」
「人は空気を吸いますね?アリサさん?」
「当たり前よ!人は酸素を吸わないと生きていけないわ!」
「そう、その酸素に僅かに含まれるのがマナです」
「じゃあ、倒れたのは?」
「マナの消費が激しかったのでしょう」
「だから倒れた?」
「その様ですよ。ブルー」
「何だ、心配して損したぜ」
「ですが、このままでは死んでしまいます」
「死ぬ!」
「はい」
「どうすればアーサーは助かるんだ?母ちゃん」
「誰かが失ったマナを戻せば治ります。誰かマナを多く持っている方はいませんか?」
「俺がやろうか?マナを多く持ってるぜ?」
「なぜ?ここに観測者がいるのです!ここに何をしに来たのです!」
「そんなに怒らないでよ~俺はアーサー君を助けに来ただけだよ」
「そうですか、ですがもしこの子達に傷ひとつでもつけたら分かってますね?」
「ああ、分かってるよけど君には俺に傷ひとつつけられないそれだけ君と観測者の間には差がある」
「だからその言葉は何の脅しにもならない・・・・分かってるよね?」
「分かっています。ですがそれでも私はあなたがこの子達を傷つけたらあなたを殺します」
「はいはい、分かったよ俺はアーサー君を助けたらすぐに帰るよ」
「すみませんあなたは誰ですか?」
「ああ、俺?俺は青さんにアーサー君を助けて来てと頼まれたヴィンランドって言うんだ宜しくね?紅葉ちゃん!」
「早くしてくれるかしら?アーサーが苦しそうだわ」
「分かった。アリサちゃん!」
「じゃあ、アーサー君。やるぞ?気持ち悪いと思うけど我慢してくれって言っても寝てるから聞こえないか」
「終わりましたか?」
「ああ、終わったよ。俺は帰るからそれと龍神さん本当の名前を彼に言った方が良いと思うぞ」
「分かっています。全てが終わった後に話すつもりです」
「そうか、でも早く話す方が良いと思うぞ俺は」
「君はいつ死ぬかも分からない状況なんだ、だから彼が起きた時に話すのが良いと思うぞ」
「分かりました考えておきます」
「そうか、彼がそろそろ起きそうだから俺は帰るぞ、またなクリス君」
「ええ、本部長」




