6ヶ月達成記念SS
「はいはい、スノーさんこっちですよ」
「何? って……ここは!」
「あ、もう察しちゃったみたいですね」
「まぁね。正直羨ましかったからね」
どうせなら、驚いて貰った方が良かったのですがね。
「そう作者の都合通りにはいかないよ」
「まぁ、作者さんはそういうサプライズ的なのは苦手みたいですからね」
「あー……、モテない奴だね」
あの、開始早々辛辣過ぎませんかね?
「日ごろの行いですね」
「そうだね。つい先日の話で私は随分な目にあった訳だし」
それは、最近たるんでるなーと思ったからでして……。
「そんな事ないですよ? スノーさんは最近痩せたと思います」
「そっちじゃないと思うけど……てか、そもそも太ってないし!」
まぁ、その辺は描いて頂いた絵を見ればわかると思いますよ?
「そうだよね……ねぇ、大丈夫だよね?」
「何がですか?」
「何か、ほらさ。作者が変な事吹き込んでだりしないかなーって」
「大丈夫だと……思いますよ?」
「凄い不安なんだけど……」
その辺は大丈夫ですよ。
精々、スノーさんの防具のイメージが湧かなかったから仕方なくタンクトップとスパッツ姿を描いて貰ったくらいですから。
「はぁ!? ちょっと、待って? 流石におかしくないかな?」
「けど、家だといつもそんな格好ですよね」
「まぁ、楽だからね……だけどさ。割合でいったらちゃんと騎士の格好してる方が多いよ!」
それは、イメージが湧かなかったので……。
「って事で、スノーさんの姿を見て頂きましょう!」
「あ、ちょっと待って!」
「って、普通じゃん!」
「普通でしたね」
普通じゃないですよ? ちゃんとカッコ可愛く描いて頂きましたからね。
髪の艶なんかもかなりいい感じだと思いませんか?
「まぁ……ね?」
「何か、微妙な反応ですね」
「だって、前振りであんなこと言われたからさー……」
スノーさんはそっちの姿を見てもらいたかったという事ですか……次回の依頼予定に組み込んでおきますよ。
「ごめん。それだけは勘弁して」
「僕としてはその姿でも違和感はないですけどね」
「そりゃ、一緒に住んでるからね。ユアンだって下着だけで走り回ってる時あるし」
「なっ、なんでそれを言うのですか! あれはお風呂に行ったら服を忘れただけで……」
収納魔法に服はありますよね?
「むー……僕だって女の子です。気分で着たい服だってあります」
「ま、そんな訳で家じゃみんなそんな感じだったりするよね。シアもキアラも気にしていないみたいだし」
「まぁ、そうですけど。みんなは一応、気を使ってますよ。スノーさんみたく普段からあんな格好はしてませんし」
「私もそこまでだと思うけどなー……」
「いえ、大体家だとそんな感じですから、少しは気をつけてくださいね?」
「わかったよ」
まぁ、騎士として厳しい家系で育てられてきたその反動かもしれないですね。
「反抗期ってやつですね」
「今更って感じだけど、ノビノビ暮らせるのはいいよね」
っと、そろそろお時間ですね。
「そうですね。本編の合間ですから、あまり長くなっても迷惑ですね」
「そうだね」
「って事で、スノーさんほろくさ様にちゃんとお礼を伝えてくださいね」
「わかってる。ほろくさ殿、この度は私、スノー・クオーネを立派に描いて頂き、感謝致します」
今回も、細かな点を聞き、その都度修正して仕上げて頂きました。
本当にありがとうございます。
「そして、最近登場したリコさんとジーアさんはほろくさ様の所のこらいちゃんとこはくちゃんをモチーフにさせて頂きました」
興味のある方は、そちらの方も是非ともご覧いただければと思います。
「で、次回はキアラちゃんになるのですかね?」
一応、その予定ではいますが……ちょっと問題がありまして……。
「何? キアラに変な事しないでよ?」
変な事はしませんよ。ただ、ちょっと作者のミスがありまして……。
「気になりますね」
まぁ、それは次回の時にお話ししましょう。
それまでのお楽しみという事で。
「仕方ないですね。では、僕達も本編の方に戻らないとですね」
「そうだね。また茶番に付き合ってくれてありがとう」
「引き続き、僕達の物語を楽しんでもらえたら嬉しいです!」
という訳で、今回はこの辺にて失礼します。
今後とも、よろしくお願いします。
早いもので、この小説を書き始めて6ヶ月経ちました。
あっという間でした。
まだ、物語は自分の中で半分程度ですので、これからも頑張ります。
引き続き、楽しんで頂けたら幸いです。
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