3ヶ月&100話達成 ~SS~?
「シアさん、シアさん!」
「何?」
「ついに、今日で3ヶ月&100話達成ですよ!」
「すごい」
「よくここまで辿り着きましたね!」
「作者の思い付きがよく続いた」
「本当ですね! 正直、途中で投げ出すと思っていましたよ!」
ちょっと、辛辣過ぎませんか?
「途中で書かなくなる作者。前科あり」
それは……否定できないですが、今は違いますよ?
「まぁ、やる気はあるみたいですけどね」
「心配」
大丈夫です。ちゃんと物語は考えてありますから。
「とりあえず、信じますけど、お願いしますね?」
お任せください。
「作者はどうでもいい。ユアン、これ見る」
「何ですか……って僕じゃないですか!?」
「うん。可愛い」
「……どうしたんですか、これ?」
「作者に聞いて」
「わかりました……これ、どうしたんですか?」
笑顔が怖いです。
「いいから答えてくれますか?」
答えますので、スタッフはしまって頂けますか?
「まずは、話を聞きましょう」
ありがとうございます!
これはですね……自分がある絵師様の絵が好きすぎて、是非、うちの子を描いていただきたいと思って依頼しちゃったのですよね。
「それで?」
それで、ちょうど3ヶ月と100話まで辿り着けたので、その記念に、自分の記念にあげようかなと!
もちろん、絵師様の許可は頂いていますよ!
「僕の許可は?」
ないです。
「もう一回、聞いてもいいですか?」
ユアンさんの許可は……とってませんが、リンシアさんの許可を……。
「シアさん?」
「知らない」
「だ、そうですよ?」
リンシアさん、裏切りましたね!
「知らない」
「では、覚悟はよろしいですか?」
何の覚悟でしょうか?
どうして、スタッフを取り出しているのでしょうか!?
「理由はこの後わかりますよ?」
リンシアさん! 助けてください!
「ごめん。無理」
「では、歯を食いしばってくださいね?」
ちょっと、待って……。
「では、おやすみなさい!」
酷い。良かれと思ったのに。
今後、SSでユアンの恥ずかしいエピソードも書いて……。
「それは、やめてくださいね」
「私はみたい」
「だめですからね? それよりも、シアさん、その、僕の代わりに絵師様にお礼を……」
「ユアンが伝える。ユアン描いて貰った」
「わかりました……。えっと、僕を描いてくださったほろくさ様、こんなに可愛く描いてくれてありがとうございました」
「ありがとう」
「次回はリンシアさんをお願いします!」
「私はいい」
「ダメですよ、僕だけじゃ恥ずかしいですからね!」
「考えとく」
「それと、ほろくさ様の所には可愛い狐がいますので、興味のある方は、あとがきのTwitterから覗いてくださいね!」
「ユアン、そろそろ」
「そうですね、では、今日はこの辺で失礼します……シアさん、そこに倒れてる人、邪魔ですので、どうにかしてくださいね」
「放置でいい」
「それもそうですね。シアさん、行きましょう」
「うん」
「では、また何処かでお会いしましょうね」
「ばいばい」
お付き合い、頂き、ありがとう、ございました……。
終わり
茶番にお付き合い頂き、ありがとうございます。
皆様の応援のお陰もあり、ついに3ヶ月&100話まで来れました。
今後も、物語は続きますので、楽しんでいただければ幸いです。
そして!
今回イラストを描いてくださったのは、自分の大好きな絵師様のほろくさ様です!
自分の無茶な振りにも応えて頂き、とても助かりました。
本当にありがとうございます!
ほろくさ様の所にも可愛い狐がいらっしゃいますので、よければ覗いてみてくださいね!
今度ともよろしくお願いします。




