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誤って殺されたのだから、第二の人生を歩ませて下さい……  作者: 今野常春
第二の人生はエラーが発生していた。
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第五話 カナタ、都市アバンで食事を取る。一期一会の奇跡

 都市アバンは、現在アーバカスト侯爵家が心血を注ぎ発展させているマデリア王国でも上位に数えられる大都市として名が知れ渡っている。この都市は北西に位置する都市ベリアンを補完するのに相応しい機能を有し、順調な発展を遂げている為人々が集まりそれに伴う不安こそある物の、表情は非常に明るかった。


「わぁー、凄い!!」

「ふふっ、久し振りですから興奮するのでしょうね」

「カナタ様、はしゃぎ過ぎないでくださいね」

「うーん、カナタ様のお伴と思えば良いのよね……」


 カナタ、レイシェル、テレサとエレナの四名は屋敷を出て、馬車に揺られる事に二十分掛けて街の中心地へやって来た。その間カナタは窓にへばり付き、彼方として初めてみる光景に興奮するのに相応しい物だった。そのカナタに対し、三人の女性は彼を微笑ましく眺め、その合間に街の状況を窺う。

 中でもテレサとエレナはカナタを守る為に注意を払っている。


 カナタは大貴族の息子である。いくらアバンがアーバカスト侯爵領内で治安が良いとは言え、危険が無いとは言えない。しかし、領民を威嚇しない様にカナタに付ける護衛は居ない。戦力は侍女の二人に任せる形であった。

 馬車が停車すると、侍女二人が先に降りて周囲を牽制した後、カナタに続きレイシェルが降車した。


「しかし、本当にこの都市も凄い人ね」

「も? もしかしてマダレールさんは他の場所にも居たの?」

「カナタ様、呼び捨てでお願いします。そうですね、以前は北にあるバーカッスという港町に居ました。そこも中々に人が多く、この様に活気のある街並みでしたよ」

「バーカッス? テレサ、それはどこに在るの?」


 マデリア王国はほぼ中央に王都マデリアが存在する。その発展に連携する形でベリアンが誕生し、他にも周辺に都市が誕生する。しかし、これらの都市は大消費地の話だった。消費を行う為には満足な供給が無ければならず、供給を意図とした街並みが幾つも形成されている。

 大半を穀物に頼る王国にとって欠く事が出来ない貴重な存在であり、港町バーカッスもその一つである。


「以上です。街での生活などはマダレール様にお聞きに為られると宜しいかと」

「うん、わかった!」

「いや、ほとんどテレサが話したけど…… まあ、私もそれほど長く滞在したわけではありませんからね。面白い話は出来ませんよ?」


 レイシェルは体の良い断りが行えると思ったが、好奇心の塊と化しているカナタに対しては糠に釘である。結局昼食を取りつつ、バーカッスの話を肴とする事が決まる。


「ここです、ここならば美味しい料理が食べられますよ、カナタ様!!」

「『デルスの家』ですか、ここはどう言ったお店なのです?」


 エレナの先導でやって来た場所は、大通りから数本奥に入った人通りの少ない場所にひっそりと存在する定食屋だった。

 店を選ぶ際、カナタの希望でこの街を良く知るエレナに任せると一言告げた結果、このお店が選ばれたのである。選考基準はカナタを連れている為人が少なく、落ち着いて食べられる事だった。


 しかし、エレナが選んだとは言え最終的に決めるのはテレサだった。カナタの意思は尊重されるが、自由でいて自由ではないのが貴族なのだ。テレサは即座にこの場所の評価をエレナに求め、もし基準に満たなければ却下を申し出る心積もりだ。


「美味しい肉料理、魚料理を提供する定食屋ですね。にも拘らず人が少ないので静かに食べられるのが評価の高いお店ね」

「えっ、それって評価としては微妙じゃないの?」

「そうですね。でも人が少ないのは評価できます」


 レイシェルはエレナが説明する中で相反する事を指摘した。普通美味しい料理を提供するのであれば、人伝に客を呼び人気となっている筈なのだ。しかし、その指摘にもエレナは的確に答える。


「いえいえ、このお店はですね。客を選ぶ事で有名なんですよ」


 その言葉にテレサが食い付いた。


「客を選ぶ? それは身分と言う意味なの?」

「うーん、そうではないよ、テレサ。まあ、口で説明するのも難しいので入りましょう。宜しいですか、カナタ様?」

「うん、ここに入ろう」

「仕方が在りません。マダレール様もここで宜しいですか?」

「ええ、私はどこでも構わないわ」


 エレナはカナタの許可を得ると、最終的にテレサが認める形で決定した。そして、彼女は意気揚々とお店の扉を開ける。すると、室内は明るく清潔感と高級そうな造りが出迎える。


「いらっしゃいませ、ゲレイン様」

「こんにちは、私含めて四人だけど、大丈夫?」


 出迎えたのは質素ながら気品さを併せ持つ女性であった。初めて彼女を見たカナタは思わず見惚れてしまうほどだった。それはテレサとレイシェルにも当て嵌まる。


「問題ありません。ゲレイン様がお連れに為られたという事はこのお店にとって相応しい方々と言う事です。それでは御案内致します」


 彼女はカナタ達を一通り見た後、踵を返して案内を始める。

 店内は思いの外に静かでありながら、客席はそれなりの数を揃えていた。

 そして彼女が案内したのは個室であった。扉を閉めれば周囲から覗かれることの無い、理想的な場所だった。


「良いお店だね、エレナ」

「へへ、そうでしょう、カナタ様。ここは私も相当気に入っているお店です。カナタ様に気に入って頂けて嬉しいですよ。さあ、メニューをどうぞ」


 主人に褒められて彼女は照れを交えた嬉しさで表現する。そして、彼女はカナタにメニューを渡したが、カナタは困り果ててしまう。


(えっ、何この字? 全く読めないんですけど!!)


 その様子にテレサが溜息を吐く。人数分のメニューが配布されていたが、どう見ても子供が読める様な字体ではなかったからだ。


「褒められて嬉しいのは分かるけど、この文字をカナタ様に読ませるのは酷な話よ」

「そうね。普通この文字は子供が読むには難しいと思うわよ?」


 日本で言えば漢字の羅列であった。テレサとレイシェルはその事を彼女に指摘していた。


「うっ、そう言えばそうだったわ。申し訳ありません、カナタ様」

「ううん、気にしないで。それよりもエレナのオススメにするよ。このお店を知るエレナなら大丈夫でしょ?」


 カナタはごく当たり前の対応を執った心算だった。しかし、三人はカナタの態度に十分感銘を受けていた。

 特にレイシェルの場合、カナタと言う存在が彼女の知る貴族とは大いに掛け離れている事を知る契機となる。また、テレサはカナタの態度を手放しで褒め称えたい思いに駆られる。


「そ、そうですか!? なら、この魚定食はお勧めですよ!!」


 カナタの寛容さに再び舞い上がるエレナは二人までとは行かないが、カナタへの忠誠心を高めていた。そして、気を取り直した彼女はメニューに載る一つを指差した。


「魚か、昨日はお肉料理だったからちょうどいいかもね。エレナそれにするよ」

「分りました。マダレール様は如何為さいますか?」

「私もカナタ様と同じ物を頂くわ」


 結局四人ともエレナの進める魚定食に決まり、店員を呼び出し注文を行った。そして暫く待っていると良い匂いのする料理が運ばれてくる。


「お待たせ致しました。本日は新鮮な魚が入りまして、お刺身と煮付けに致しました」

「良い香りだね」

「有難う御座います、カナタ・アーバカスト様」

「僕の事を知っているの?」

「この街で暮らす者であれば知っておりますとも。さあ、冷めないうちにお召し上がり下さいませ」


 店員の言葉に促され、両手にナイフとフォークを持つ。その事にカナタは微妙な感想を抱くのである。


(箸じゃない所が斬新だな……)


 カナタはそう考えながら刺身に手を伸ばす。フォークで突き刺し、醤油の様な物へ付けて一口で放り込む。


「あ、美味しい……」


 その言葉はエレナを除いた三人からほぼ同時に発せられたものだった。


「へへっ、そうでしょ、カナタ様! ここの料理はどれをとっても一品なんですよ!! あっ、でもデインス料理長には内緒ですよ。あの人一度いじけると結構面倒ですから」

「うん、わかった」


 カナタの隣でエレナは人差し指を口下に当てて内緒を示すジェスチャーを見せた。


「ねえ、エレナ。これって何か特別な作りしていないかしら?」

「えっ! 特別な作り、ですか……?」


 暫く料理に舌鼓を打っていると、唐突にレイシェルがエレナに問い掛けた。彼女はこのお店を客数が少なく、清楚で落ち着いた雰囲気に加えて美味しい料理を出してくれる。それでいて接客や価格も良心的と文句の付け様の無い隠れ家的な店舗という認識であった。それをレイシェルは真剣な面持ちで尋ねているのだから、エレナの反応も鈍る。

 そして、レイシェルは爆弾発言を付け加える。


「ええ、これ一部に魔力が混じっているわよ?」

「なっ!?」


 その指摘に真っ先に反応を見せたのはテレサだった。それが良くも悪くも、すぐさまカナタを心配する。しかし、当の本人はその事を物ともせず、只管出された料理を頬張っている。


「カナ!?」

「危険な物では御座いませんよ、テレサ・ベリット様」


 テレサが食べるカナタを制しようとしたのと同時に、扉が開けられ女性定員が姿を見せる。彼等はその話声と姿に食べる手を止め、彼女へと視線を向けた。

 エレナは困惑し、テレサは微笑む彼女に厳しい視線を向けているが、彼女はそれを物ともしない。


「説明してくださいますね? 私の名を知っている事も含めてです」

「勿論です。それとエレナ・ゲレイン様にも名乗っていませんでしたが、私がこのデルスの家の女主人キューレン・デルスと申します」

「それで、この店は料理に魔力が混じっているとのことですが?」

「はい。それは真実です。当店は私一人で切り盛りしております」


 淡々とテレサの質問に返答するデルスと名乗る女主人に彼女は苛立ちを募らせる。


「真実? デルスさん、はっきりと答えなさい。この様な事をしていったい何を企んでいるのです!!」


 テレサの怒りは頂点に在ると言っても過言ではない。本来なら護身用の短刀を彼女の喉元に突き立てる事も出来る。だが、この場にはカナタが居る為自重したのだ。


「何も企んでなど居りませんよ。そもそも私の料理で問題が起こった事など無いのです。エレナ様が良い例でしょう。彼女は幾度となく当店を利用して頂いております。ですが、必ず戻っている。今日来店してくださっているのが、その証左です」

「ですが、料理に魔力を混ぜるなど!!」

「テレサ、ちょっと待って。ねえ、この魔力を混ぜたのは魔導士の為?」


 テレサの怒りがさらに高まり、本当に殺しかねない。そこまで進んだとき、レイシェルがそれに待ったを掛ける。テレサは、視線だけを向けて彼女を見るが、当の本人は料理を凝視していた。


「魔導士だけではなく、全ての人々です」


 対し、尋ねられたデレスは淡々と目的を答えた。それを受けてテレサはレイシェルに再び尋ねる。


「全ての人々…… どう言う事ですか、マダレール様?」


 テレサはレイシェルを客人として見るだけの理性が残されていた。だが、それも無理矢理抑えていると言うのが正しいほど、口調は強い。


「簡単よ。この料理に含まれる魔力で私の魔力が回復したからよ。これは魔力を実感出来る訓練を経ているから判る事ね」


 その言葉に彼女は唖然とした。


「回復した? それは本当ですか?」

「本当よ。この場で嘘を述べる意味が無いわ。それとテレサ、仮にもカナタ様が居るのに殺気が漏れすぎよ。いい加減に、少し落ち着きなさい」

「そうだよ、テレサ。少し抑えなって、カナタ様が居るんだよ……」


 テレサは二人の言葉いハッとなり大事なカナタへと視線を向ける。そこには彼女目線で僅かに怯えた表情を見せる彼が居たのだ。それが彼女を元に戻す。否、それ以上に罪悪感に見舞われていた。


「うっ、申し訳ありません。カナタ様……」

「僕は良いから、この人に謝らないと」


 カナタの言葉にテレサは素直に従い、謝罪の言葉を述べる。


「申し訳ございません、デレス……」

「ふふ、そう素直に謝る必要はないのですが、私も怪しまれる事をしていたと今更ながらに反省をしております」

「それでは説明をしていただけますね?」

「ええ、私はここで独自の魔法栄養学に基づいた料理法を研究し、提供しているのです」


 デレスはそう告白すると、要の魔法栄養学について説明する。

 魔法を使用すると、体内の魔力を消費する。しかし、その回復方法には限りがあった。魔法を使用せず、自然に回復させる方法。この場合、普段の生活を営む場合寝れば回復するという物だ。それでも魔力量の大きい魔導士ほど、日数を要するため効率が悪い。そもそも、その様に悠長な状況が在るとは言えない。


 そしてもう一つ、高価な回復薬を使用する事だ。

 魔導士の場合、高名になれば収入が安定し高給取りになる。そのため、高価な回復薬も容易に手にする事が出来るが、そうではない魔導士は前者を選択せざるを得ない。

 キューレン・デレスはほぼ一択という効率の悪さから、食事に注目したのだ。最初は本や論文などの研究からスタートし、ようやく実践段階へと漕ぎ付ける事が出来た。それがこの『デレスの家』という定食屋である。


「なるほどね。私は魔導士だから魔力の回復を認知したけど、他の人はどうなのかしら? それにエレナが話していたけれど、このお店は人を選ぶのよね?」

「そうです。確か、レイシェル・マダレールさんと申しましたね。このお店はそもそも魔力を一定数お持ちでないと認識出来ない様に設定しているのです」

「それは私達が基準を満たしていると言う事ですか?」


 テレサの問い掛けにデレスは静かに頷いた。


「マダレールさんは即座にわかったようですが、エレナ様も実感した事はありませんか?」

「えっ!? ……あっ、そう言えばここで食事した後はどこか体が軽くなった様な気がしていたわね! もしかしてそれが?」


 エレナはデレスの指摘に思い出す。デレスはその事に確信を持ち、満足気に頷いた。


「そうです。人間は須く魔力有している、長年の研究から私はその様に確信しております。最も身近で欠かす事の出来ない食事から魔力回復が出来るのならば、これほど効率の良い事はないと思いませんか?」


 デレスは四人と別次元の考えの先に立ち、少なくともカナタを除いた三人はそう考えている。何しろ普遍的な回復方法に孔を穿ち、それが身近な食事と言うのだから開いた口が塞がらない。


「確かに食事で魔力回復が出来るのなら、間違いなく魔導士は飛びつく話ね」

「ええ、しかし未だに私の研究はこの程度で止まっております。もう少し規模を広げたいのですが、上手くいきません」

「デレス、当家には申請を出しましたか?」


 テレサはデレスの言葉に若干不満があった。この様に研究熱心な彼女が望めるだけの支援を行える体制が整えられている。当然それを知らない者にも促せる者も配置しているのがアバンであり、アーバカスト侯爵領なのである。

 しかし、デレスはテレサの言葉に首を振る。


「いいえ、侯爵家の方々がいらっしゃる中で述べるのは恐縮ですが、この界隈の方々から止められております」

「止められている? それはおかしな話です。エレナ、少し調べて貰えますか?」

「ああ、わかった。カナタ様、少し失礼いたしますね」

「わかった。気を付けてね」






 エレナがすぐに店舗を後にして、急ぎ戻るまでの間は食事と言うよりもお茶の時間へと切り替わっていた。そこはデレスが取り仕切り、三人はリラックスした気持ちで彼女の帰りを持ち続ける。


「はぁー静かで落ち着くね」

「そうですね。デレス、今日は私たち以外に客はいないのですか?」

「おりません。そもそもこのお店を感知出来る者が相当少なくて、エレナ様を始め十名しか居りません」

「そうよ、そもそもこの仕訳方ってどう言う魔法を用いているのかしら?」


 待っている間、長閑な会話を楽しんでいた時唐突にレイシェルが声を荒げる。その事に三人は驚き一斉に彼女へと視線を集める。


「デレス、この空間魔法明らかに常識を逸脱していない?」

「ばれますか?」

「当然でしょ!? そもそも客を選ぶ魔法? 魔力を一定数持っている事が条件? その様な魔法、私は見た事も聞いた事もないわ!!」

「それは仕方が在りませんよ。私の魔法はこの王国で知られる魔法ではありません」

「それは東方からの魔法?」


 デレスの告白に対し、ほぼ答えに辿り着いた発言を行ったのは、ほとんど会話に参加しなかったカナタだった。それだからこそ彼女たちは驚き、中でもデレスは驚愕していた。


「よくお解りになられましたね。カナタ様…… そうです。私の魔法は遥か東方で体系化された空間魔法を用いております。ですが驚きました。これほど素早くお解りに為られるとは……」

「本当ね。テレサ、カナタ様は魔法に関して教育を?」

「い、いいえ…… 魔法に関しては来年に検査を行いましてそれからです。カナタ様、何故その様な結論に至ってのですか?」


(しまった。俺、地雷踏んだ……?)


「分らない。何となく遠い場所じゃないといけない様な気がした。僕の答えは変かな?」


 カナタは苦し紛れに何とか理由を絞り出す。


「いいえ、変な答えではありません。若しかすると私かエレナが雑談の中でお話していたのかも知れませんね」


 テレサの言葉にデレスとレイシェルは納得した表情で頷いていた。


「なら、その答えに繋がる可能性も十分にありますね。あっ、エレナ様が戻られましたね」


 デレスはこの店内に於いて人の気配を須く察知できる。それこそが彼女の魔法を証明するものだった。


「この魔法を覚えられたらどれほど良い事か……」


 レイシェルは心底この魔法を羨ましく思う。何しろ魔導士の数は少ないが、魔法の種類は出尽くしている。研究と研鑽の末に改変された魔法は出現するものの、似通った物ばかりで、新鮮味に欠けているのだ。

 だからこそデレスの魔法は彼女に新鮮さと新たな道を示したといえる。


「覚えたければお教えしますよ?」

「是非!!」


 デレスは何の気なしに彼女の言葉を受け入れた。そしてレイシェルはその言葉に被せる位、素早い反応を見せたのである。


 ご一読頂き有難う御座いました。

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