一番近くにいるのに、一番遠い人
あたしの隣。
心は遠く
そんなこと考えてる余裕の無い受験期。
受験受験と騒ぐ中学三年生の初夏。
まだまだ卒業までは遠いい・・・・なんて思ってたんだあの頃は。
もう少し、もう少し、、、待っててっていいながら過ごした秋はもう終わりに近づいていて、冬の気配を漂わしている。受験勉強に集中出来なくしたら悪いから。なんて言い訳をして逃げていた冬休みも終わり、気づいたら卒業式まであと一週間。時が流るるものは早いけども、時は人間関係にすぐ影響してくる。あれ?気づいたらあたし、一ヶ月位話してなくない?なんて、最近は思っている。
席替えなんてウチの担任は面倒臭ってやらないから、春を迎えた四月から悲しみと期待の混じる三月までずっと一緒。隣の君は今も高校の予習とか言って勉学に励んでいる。私は、ようやく終わった受験から解放されて遊びに走っていた。
今まで恋愛に困ったことなんて一回もないだろう。こんな事、普段関わっている友人達に言ったらなんて言われるかわかんないから、普段は言わないのだけれど、実際に困ったことは一回も無い。でも、それは、相手が好きだと言って来ることから始まる恋だから。つまり、私は人の事を好きになった事なんて、無い。だから乙女の恋焦がれる気持ちとか、夜も眠れないほど想うとかいうことは、経験がないのだ。
しかし、私の中でとても重大な、これをどうにかしないと何も手につかないわ!!っていう気持ちが出来てしまって、心許無しといった状態なのだ。
最初の方は、私ってば何今更乙女になってんのよwwみたいな感じだったのだけど、日に日に笑い飛ばせるような感情じゃないことに気が付いて、嗚呼これが俗に言う恋ってやつですか。というように認識したのです。
これでも、卒業式の前にこの気持ちを!!と思って実行しようと試みたんだけど、重大なときに踏み切れない私は、行動を起こせないでいたまま何日も過ぎて、あっけなく卒業式を迎え、お互いばらばらの進学先へ毎日通っているのだ。
今思えば、こんなに好きって思えるような人なんてもう出会えないんじゃないのかな?なんて思っているのだけれど、もう隣の君には会うことは出来ないので。
風の噂で聞いた話だと、君はとてもとても頭の宜しいところへ進学していて、遠いい存在になってしまっていたね。
じゃ、また。
遭える日まで。
http://midoring.sakura.ne.jp/situmon/ お題お借りいたしました。




