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第23話:運命のゴング

 バックステージ。入場ゲート前の影に立ち、如月は深く呼吸を整えていた。


 吸い込む空気は熱を帯び、吐き出すたびに胸の奥がじりじりと焼けるようだった。全身の鼓動は耳の奥で太鼓のように響き、血管を通って流れるたびに体中へ合図を送る。――もうすぐだ、と。


 ゲートの向こうには、4万人が待つスタジアム。観客席の轟音は壁越しにも伝わり、地鳴りのように床を震わせていた。遠くで響くリングアナの声が波に混じり、歓声と溶け合って、まるで世界そのものが自分を呼んでいるかのように錯覚する。


(……青コーナー。呼ばれるのは、俺の名前だ)


 この世界に来て初めての大舞台。デビュー戦にして特別試合。頭では理解していたが、ここに立った瞬間、その意味が全身に重くのしかかってくる。


 息を整えながら、如月は両手を握り、掌の汗を拭う。だがその目には迷いはなかった。緊張は確かにある。しかしそれ以上に、胸の奥に燃え盛るのは――闘志。


 ゲートの隅で待機しているスタッフたちが、如月の様子を固唾を呑んで見守っている。彼女は一度、目を閉じた。すると、仲間の顔が浮かんだ。望月の笑顔、島村の祈り、SAKEBIの声援、皇の鋭い眼差し。そして、背中を押してくれた本田の無言の親指。


(……みんなの想いを背負って、ここに立ってる。負けるわけにはいかない)


 如月はもう一度だけ深く息を吸い込み、吐き出す。鼓動は速いまま、だがそのリズムは徐々に整い、やがて戦士の心拍へと落ち着いていった。


 会場では、すでにリングアナが厳かな口調で観客を煽り、熱狂をさらにかき立てていた。急遽組まれた特別試合にもかかわらず、スタジアムは超満員。チケットは発売からわずか一時間で完売。収容4万人の巨大空間が、異様な熱気と期待のうねりに包まれている。


「それでは――Queen Bee創設者、本田夢路からご挨拶があります!」


 アナウンスに合わせて、場内のボルテージが一気に跳ね上がった。観客のざわめきは熱狂に変わり、まるで巨大な生き物がうねるようにスタジアム全体が震える。興奮はすでに爆発寸前。そんな熱気を切り裂くように、本田が静かにリングへと歩みを進めた。


 ロープをくぐり、中央に立つと、マイクを手に取る。その仕草ひとつで、ざわめいていた観客の呼吸がすっと揃う。引退から五年を経てもなお、カリスマは健在だった。


 本田は観客席をゆっくりと見渡し、一呼吸置く。照明が彼女の姿を浮かび上がらせ、場内は水を打ったような静けさに包まれる。


 そして、落ち着いた声が響いた。


「本日はご来場いただき、誠にありがとうございます。たった一試合のために、すべてを懸ける者たちが――いま、リングへと歩みを進めます」


 静と動を使い分けるその一言に、客席から大きな拍手と歓声が沸き起こる。


 引退から5年――いまだ色褪せないカリスマ。本田夢路。かつて極北プロレスのメインイベンターだった彼女の人気はいまなお健在で、その多くは当時の女性ファンがスタンドを埋め尽くしていた。


 だが彼女を慕うのは古参だけではない。新世代の熱狂的な若いファン、プロレスの醍醐味を知る目の肥えた観客、さらには家族連れやカップルまで――老若男女あらゆる人々が、この試合を一目見ようと押し寄せていた。


「今回の試合は――Queen Beeに彗星のごとく現れた新人、如月麗のデビュー戦。そして、TMH《Burst Empress》の現チャンピオン、天道カナレとの一戦。両者が、皇翼のタッグパートナーの座を懸けて激突いたします!」


 その宣言に、スタジアムの熱気は一気に沸点を超えた。観客たちは立ち上がらんばかりに身を乗り出し、手を叩き、声を張り上げる。期待の新人と現役王者――世代の交差点に立つ二人の一騎打ち。


 その言葉だけで、誰もが歴史の目撃者になると確信していた。


「皆様、最後の瞬間まで、この一戦を存分にご堪能ください!」


 本田の声が締めくくりを告げると、彼女は深く一礼し、マイクをリングアナに返す。背筋を伸ばしたまま颯爽とロープをくぐり降りていく姿には、引退してなお王者の風格が漂っていた。


 残されたリング中央には、眩い一筋のスポットライトが落ちる。周囲は闇に沈み、光を浴びたキャンバスだけが、これから始まる「闘劇」として浮かび上がる。


 

その光景に、会場全体が一斉に息を呑んだ。


「――只今より、スペシャルシングルマッチ! 時間無制限一本勝負を行います!」


 リングアナ田辺の張りのある声が響いた瞬間、スタジアムは嵐のような大歓声と拍手に揺れた。天井が割れんばかりの咆哮。観客の期待と熱気が渦を巻き、リングを中心に巨大なうねりとなって広がっていく。


「女王の右腕となるのは、この一戦で決まる! 青コーナーより――如月麗、入場!」


 場内の照明が一斉に落ち、闇がスタジアムを包む。観客のざわめきが一瞬止まり、次の瞬間、重厚なイントロが鳴り響いた。重低音のリズムが床を震わせ、荘厳な旋律が観客の胸を揺さぶる。


 入場ゲート前に立つ如月は、息を整えるように大きく深呼吸をした。全身の血が熱を帯び、耳鳴りと共に心臓の鼓動が早鐘を打つ。観客の歓声と音楽の振動が混ざり合い、まるで自分の身体そのものが巨大なスピーカーになったかのように震えていた。


(……やっぱり、この雰囲気、たまんねぇ!)


 昂ぶりを隠すことなく、如月は小さくリズムを刻むようにステップを踏む。その足裏から伝わる感触は、リングへと続く道を確かに実感させていた。


 袖に立つ進行係・ハニーハンドがこちらを振り返り、指を掲げてカウントを刻む。無言の合図が、最後の緊張を引き裂くように迫る。


 ――3、2、1。


 カウントがゼロに落ちる瞬間を待ち構え、如月の身体は弓を引いた矢のように張り詰めていた。


 カーテンが開かれた瞬間、爆発のような大歓声が如月を包み込んだ。久々に浴びる観客の熱狂が、肌を焼き、鼓膜を震わせる。体温が一気に上がり、全身を微弱な電流が駆け抜ける。血が勢いよく巡り、筋肉が熱を帯びるのをはっきりと感じた。


 花道を颯爽と歩む。如月が視線を上げると、見渡す限りの観客で埋め尽くされたスタンドが広がっていた。幾層にも重なる観客席のざわめきは、波のように押し寄せ、彼女の背を押していた。


「いけーっ!如月!」


「チャンピオンをぶっ飛ばせーっ!」


 声援は嵐のように降り注ぐ。これが如月にとって、これが初の公式戦――しかもデビュー戦であり、皇翼のパートナーを賭けた一騎打ち。観客の期待と興奮は否応なしに高まっていた。本田の“抜擢”という事実が、この試合をより伝説めいたものへと押し上げていた。


(……こりゃあ、負けられねぇな)


 如月は奥歯を強く噛み締め、胸の奥に熱を込める。花道の終点――リングが目前に迫ると、自然と足が速まった。


 次の瞬間、一気に助走をつけると、トップロープにリング側を背に向けて飛び乗る。反発するロープを踏み切り代わりに、しなやかなバネのように弾かれ――体操競技のように背中を反らしながら後転。その勢いのままひねりを加え、宙返りで大きな弧を描く。赤い布が翻り、深紅の閃光が軌跡となって空に刻まれた。


 観客のどよめきが爆発する。スタジアム全体が揺れるほどの大歓声! それはまるで地鳴りのように四方から押し寄せ、如月の鼓膜を震わせる。


 リング中央に着地した彼女は、片膝をつき、静かに顔を上げ立ち上げる。その姿にライトが重なり、炎を纏ったヒロインが誕生したかのように観客の目に映る。


 そのまま青コーナーへと歩み、ポストに背を預ける。肩で大きく息を吸い、静かに吐き出した瞬間――。


 場内に再び、リングアナの朗々たる声が響き渡った。


「その剛腕――獲物を求め、貪欲に主導権を奪い取る!赤コーナーより、TMHチャンピオン――天道カナレ、入場!」


 流れ出したのはカナレの入場テーマ「Mighty Arm」。その瞬間、観客席が揺れた。


「カーナーレ!カーナーレ!」


 コールがスタジアムを埋め尽くす。カーテンの向こうから漂う王者の気配に、如月は無意識に呼吸を整えた。


 やがてカーテンが開く。両腕を高く掲げるカナレの姿に、観客の歓声はさらに爆発した。これまでの奔放さとは違う。悠然と花道を歩くその姿には、空気を切り裂くような勇ましさと王者の風格が宿っていた。


 白を基調としたコスチュームは、シンプルでありながら気品を漂わせ、胸元から腰へと流れる金のラインが逆三角形を描き、鍛え抜かれた肉体をより際立たせる。フロントには軍服を思わせるボタン装飾が施され、女王の風格を象徴するかのように整然と並んでいた。


 腰に広がる短いプリーツスカートが動くたび、軽やかに翻る。その可憐さと、隆起した筋肉が織りなす迫力との対比は、観客の目を釘付けにする。膝にはプロテクト用のニーパッド、足元にはクラシカルなリングシューズ。どこかオーセンティックな雰囲気を漂わせながらも、すべては勝利のために計算され尽くした実戦仕様だ。


 両腕に巻かれたリストバンドが力強さを強調し、背筋を伸ばして進むその姿はまさに“女王”そのもの。美と剛が調和したコスチュームは、彼女の存在感をさらに高め、観客に「この舞台の主役は誰か」を否応なく知らしめていた。


 リングへと到達すると、トップロープを軽々と飛び越え、そのままリングイン。会場の熱は一切冷めることなく、むしろさらに燃え上がっていく。


 赤コーナーのカナレが鋭い目で如月を射抜く。「今日の主役は私だ」とでも言わんばかりの視線に、如月もまた涼やかに応えつつ、燃え盛る闘志を瞳に宿す。氷のような表情に、炎を宿した矛盾めく気配。


 やがて入場曲が途切れると、場内を覆っていた轟音のような歓声が嘘のように収まり、ほんの一瞬の静寂が訪れた。観客の誰もが息を潜める。その沈黙すらも「これから始まる闘い」を際立たせる演出のようだった。空気が張りつめ、リングを照らす光の下には――ただ二人の闘志だけが支配していた。


「青コーナー…… Queen Bee入寮から、わずか四週間――デビュー戦にして大舞台!178cm・58kg。如月ぃぃ!麗ぃぃぃ!」


 リングアナの声が響いた瞬間、スタジアム全体が爆発したかのように揺れる。地鳴りのようなどよめきと歓声が入り混じり、観客は総立ちで如月の名を叫んだ。ライトを浴びた如月は静かに右手を掲げ、その視線をまっすぐに赤コーナーへと送る。その瞳は緊張の影を消し去り、ただ燃える決意の色だけを宿していた。


「赤コーナー……破城の剛腕――TMH《Burst Empress》チャンピオン!176cm・65kg 。天道ぅぅ!カァナァーレェェ!」


 今度は会場の空気が逆方向に傾く。カナレコールが波のように押し寄せ、天井を突き破るかのごとき大歓声がスタジアムを揺らした。悠然と構えるカナレは一歩も動かず、その鋭い眼差しだけを如月に突き刺す。挑発や高笑いでもない。王者としての揺るぎない自信が、無言の圧力となって空気を震わせていた。


 青と赤。互いの視線がリング中央で交わった瞬間、観客の熱は最高潮に達する。誰もが叫び、誰もが拳を突き上げ、誰もが「この瞬間こそ歴史になる」と本能で感じていた。リング上の空気は、もはや火花どころではない――両者の闘志がぶつかり合い、今にも爆発する炎そのものだった。


「――レフリー斎藤幸奈……」


 リング中央に立つレフェリー・斎藤が、鋭く腕を振り上げて二人を呼んだ。


「両者、中央へ!」


 その声が響いた瞬間、会場にいた観客のざわめきがすっと消える。さっきまで耳をつんざくように鳴り響いていた歓声は嘘のように途絶え、代わりに訪れたのは――張りつめた沈黙。誰もが目を凝らし、これから交わされる最初の視線に息を呑んでいた。


 如月は青コーナーを離れ、ゆっくりと歩み出す。足取りは重厚でありながら迷いはなく、挑戦者としての覚悟がその一歩一歩に宿っている。対するカナレは、女王の風格そのままに悠然と中央へ進む。その瞳は鋭く、まるで「ここは私の庭だ」と言わんばかりの威圧感を放っていた。


 リング中央で二人の視線が交わる。観客席から小さなどよめきが漏れたが、すぐに呑み込まれるように消えていった。二人の間に漂う緊張感が、数万人の観客を押し黙らせたのだ。


 斎藤レフェリーが両者の肩やブーツ、コスチュームのチェックを念入りに行う。その手つきは冷静で淡々としているが、その仕草一つひとつに「これから始まるのは、歴史に残る一戦だ」という確信がにじんでいた。


 普段は裏方に回り、現場監督に専念し、表舞台に立つことの少ない斎藤が――この一戦だけは、自ら進んでレフェリーを買って出た。その事実こそが、この試合の持つ“特別な意味”を雄弁に物語っていた。


 斎藤は、何百という試合を裁き、その冷静沈着な判断力で選手たちからも絶大な信頼を寄せられてきた。その彼女が「自分の目で見届けたい」と名乗りを上げた時点で、この一戦が並のカードではないことは明らかだった。


 観客もまた、その重みを直感的に理解していた。長年プロレスを見てきた目の肥えたファンなら、斎藤がリングに上がることの異例さを知っている。だからこそ、場内に漂う空気は自然と張り詰め、普段の試合では味わえない緊張感がスタジアム全体を覆っていた。


 チェックを終えると、斎藤は低い声で二人に告げる。


「ルールは理解しているな?ロープに逃げればブレイク、場外はカウント20までに戻れ。反則攻撃は認めない。――クリーンファイトを心がけろ」


 その言葉が、重く、鋭く二人の胸に突き刺さる。


 如月は唇を引き結び、力強くうなずいた。闘志が燃え盛る瞳は「何があっても勝ち抜く」と宣言しているようだった。カナレもまた顎を引き、わずかに笑みを浮かべる。王者としての余裕、そして「挑戦者を迎え撃つ誇り」がそこにあった。


 その瞬間、会場は完全に水を打ったような静けさに包まれた。万を超える観客が声を失い、ただリング中央の三人――挑戦者、王者、そして裁定者の姿を食い入るように見守っていた。誰もが立ち上がることも、声をあげることもできない。この瞬間を目に焼き付けようと、全身の神経を張り詰めていた。


「この戦いで示すのは己の力、そして天から授かった“ギフト”。互いのすべてをぶつけ合え!」


 斎藤の低い声が、まるで金属を叩いたように重々しく響く。言葉の余韻が会場の空気を震わせ、それに応えるように二人の呼吸も熱を帯びた。挑戦者・如月は奥歯を噛みしめ、拳を固く握りしめる。対する王者・カナレは目を細め、微笑とも闘志ともつかぬ表情で挑戦者を睨み据える。


 レフェリーが二歩、三歩と下がり、タイムキーパーに静かに合図を送る。その仕草ひとつで、観客の全員がごくりと喉を鳴らした。数万の人間が一斉に息を呑み、ただ一打の音を待ち構える。


 斎藤が大きく右腕を振り上げ――。観客の視線がその手の軌道を追った。


 そして鋭く振り下ろす。


「ファイト!」


 ――カァーン!


 乾いたゴングの音が場内を貫いた瞬間、沈黙が破られた。押し殺していた観客の感情が堰を切ったように爆発し、咆哮の嵐がスタジアムを揺るがした。歓声が壁となり、波となり、リングに立つ二人を包み込む。


 先に仕掛けたのは王者・天道カナレだった。開始の合図と同時にギフト《剛腕》を解放。筋肉が隆起し、腕全体が黒鉄のごとく硬化する。そこから振り抜かれた右腕は、稲妻のごとき速さで一直線に走った。至近距離から繰り出された必殺――「マキシンラリアット」。避ける間などない、出会い頭の瞬殺フィニッシュ。


 だが――如月の身体は、すでに動いていた。


 紙一重の間合いで身体を反らすと、そのまま弾むようにバク宙!黒い稲妻のごとき腕を、髪の毛一筋の差で掠めながら空中を舞い、華麗に回避する。まるで「ここで来る」と知っていたかのような反応だった。


 実際、その通りだった。


 如月もゴングと同時にギフト《神眼》を発動していた。未来を断片的に読み取る二分の一の確率――そこに二十年以上の修羅場で磨かれた直感が重なり、この一瞬を切り抜けさせたのだ。


 だが、完全回避ではなかった。頬をかすめた衝撃が皮膚を裂き、口元から赤い血がにじむ。


 観客が息を呑む――しかし次の瞬間、如月は口端を指でぬぐい、不敵な笑みを浮かべた。


「やっぱそうか……ここで撃たなきゃ盛り上がらねぇもんな!」


 その言葉に反応するように、会場が再び沸騰する。血を流しながら笑う姿が、挑戦者としての気迫をより鮮烈に示していた。


「当たり前だろ! 瞬間! 直感! 山勘!――これが私の真骨頂だ!」


 カナレは右腕を誇示するように掲げ、力こぶをぎゅっと盛り上げると、それを左手でなぞりながら高笑いした。その姿は王者の自信そのもの、そして挑戦者を迎え撃つ女王の余裕。


 リング中央で火花を散らす両者を見て、斎藤レフェリーは肩をすくめた。


「やっぱりな……」


 呆れとも感心ともつかぬ苦笑を浮かべる。予想はしていた。カナレがゴング直後に必殺を叩き込む――そんな派手で破天荒な開幕を。


 しかし、その予想を的中させて紙一重で回避してみせた新人――。両者のぶつかり合いが、すでに“歴史に残る一戦”の幕開けであることを、誰もが理解していた。


 開始早々の大技に、スタジアムのボルテージはさらに跳ね上がる。観客の叫びは爆音となり、振動となり、まるで地鳴りのようにリングを揺らした。

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