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詩全集2

アヤ

作者: 那須茄子

離れないって約束したはずだったよね

言葉の綾がいつしか

仮縫いを帯びた


きっと泣いて

どんなに楽になれたらなって

想像しては

心を揺らした

未完成をただ説いた


素晴らしい私以外の誰かと彼の世界だけが

迷いも苦痛もなくて


本当に抱きしめたくなるほど

恵まれているんだろうな



顔も名前も知らないままにして

消したかった一つのことを

刹那に飲み込んでしまえたら

どれほどいいか



離れないって約束したはずだったよね

言葉の綾がいつしか

仮縫いを帯びた



結び目には私

他のものは全部い亡くなれ

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