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女子の団結SUGEEE

「と、言うわけでシャギーさん。あの無駄乳爆乳淫売女を倒すわよ」

「OK! あたしは全面協力するわよ」

「…………」


 俺は穴があったら入りたかった。

 ツインテは、

 正面から、

 真面目に、

 真摯に……

 俺がミュールに襲われた事を喋った。


「それにしてもどうして男子ってこうも馬鹿なのかしら」

「ほんと馬鹿ばっかよね、死ねばいいのに」


 ツインテとシャギーが謎の意気投合。

 ポニテも俺の方を見ると、また思い出したのだろう。

 俺の下半身をチラ見してから、赤面してツインテ達の影に隠れてしまった。

 ふふ、いいさ。

 別にいいさ。

 俺が恥をかくことでシャギーが仲間になってくれたんだから。


「いやぁ、あたしも変だと思っていたのよねぇ。二回連続で四票も特定の奴に入っているじゃない? これじゃまるで組織票じゃん! って。でもあのエロ女が全ての元凶だったわけね。全部納得だわ」


 と、言ってからシャギーが俺を睨む。


「ええそうよ。あの胸で馬鹿でゲスでどうしようもないゴミクズ野郎共を騙して、手駒にしていたのよ」


 と、言ってからツインテが俺を見下す。


「はうぅ……男の人って、その、人の命よりもエッチなのが大事なんですね……」


 と、言ってからポニテが俺に悲しそうな目を向ける。

 俺は笑う膝を屈して、両手を床につけた。


「すいませんでした」


 それは、完膚なきまでの、土下座であった。

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