バッドエンドwww
ドアをノックする音で、俺の意識が目覚める。
う、うう。
まどろみの中、俺はうめく。
一体何があった。
えーっと確かミュールと……うあぁ……情けない。
夢と現実の境から、俺の意識は徐々に覚醒へと向かう。
くそぉ、悔しいけどすごかった……でもツインテとポニテを守るためだ、俺の選択は間違っていな、
ドアが開く音がした。
それから、ポニテの悲鳴が聞こえて、俺の目が開いた。
「ん、んあ?」
頭を起こすと、ベッドの近くにツインテが立っていた。
どうやらツインテとポニテが俺の部屋を訪ねて来たらしい。
でも、どうしてポニテは悲鳴を上げて逃げて行ったんだろう?
そして、どうしてツインテはゴミ虫を見る目で俺を見下ろしているんだろう?
「クソメガネ……あなた……ねぇ……」
「ん? どうして、っ!?」
俺は自分状態を確認して絶句する。
俺は、ミュールと色々あったあと、そのまま寝てしまった。
想像して欲しい。
仲間の部屋に入ったら。
その仲間が、
服が乱れ、
下半身を露出して、
鼻血を流しながら、
寝ていたらどう思うだろうか?
というか。
み、見られたぁああああああああ!
ポニテに俺の!
俺の!
俺のぉおおおおお!
「こんの」
ツインテが、近くの電気スタンドを握りしめる。
それを大きく振りあげ、
悪鬼の形相で一気に振り下ろす。
「ド変態がぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
「いんぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
フルスイングされた電気スタンドは、
ツインテの全筋力と瞬発力とスタンドそのものの重量を乗せて、俺の股間を直撃し打ち抜いた。
全身を引き裂かれるような鋭痛と、全身を押し潰すような鈍痛が同時に襲い掛かって、俺の意識はゼロ秒で消し飛んだ。
俺はミュールのおかげで、生涯最高の快楽を味わったが、
ツインテの一撃で、生涯最大の激痛と絶望感を味わった。
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オールジョブ人狼ゲーム
ルール六
禁止行為。
職業カードを他のプレイヤーに見せる事。
職業カードを見せる事の強要。
施設を著しく破損する行為。
ゲームの進行を意図的に妨害する行為。
他プレイヤーへの暴力。
シャンタ、ニャルラトホテプへの暴言、暴行、またはそれに準ずる行為。
これらを犯したものは最悪の場合。ペナルティとして処刑することとします。
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