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脱兎に賭ける!!  作者: 霧広 拓海
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転生第007話  さあ!!人助けをしよう??

「さーてオロンが言ってたのはこの辺りのはずなんだけど・・・」


俺は一人でそうつぶやきながらある場所を探していた。




「ウサギの仮面なしの姿で戦闘して冒険者ギルド登録前に結果を出す?」


「その通り、とは言え普通の一般人ではそれはほぼ不可能な事だ・・・しかしラビトお前には生まれ持った速振りと言う素早さの才能がある!!それをうまく使えば何とかなるだろう!!」


「って!!それあまりにも適当すぎやしない?てか戦闘するにも俺今まで魔物モンスターの類に遭遇した事ないし一体誰と戦闘すれば良いのさ!!?」


「ラビトよ、とりあえず私が今から言う場所へ向かうとよい」


俺の話を半ば聞き流しながらオロンは俺にある場所へ向かうように言ったのであった。





「えーとあったあったあの建物で間違いないな!!」


俺は速系スキル速足クイックウォークを使って一気に建物の前まで移動した。


「えーとキラメリア教会ファスト街支部・・・場所は離れてるけどこの教会ファスト街と繋がりがあるんだな」



「おいいい加減にしろよ!!ここは俺たちゴロツキ団のアジトにするんだからよ!!さっさと出て行けやごらぁー!!」


「兄貴の言う通りっすよ、このキラメリア教会に寄付された支援金は全て俺たちゴロツキ団の資金として使わせてもらうっす」


「やめて下さい!!ここを追い出されたら生きていけない子供たちがいるんです!!」


何やら2人の柄の悪いってか自らゴロツキ団とか言ってる男たちとそれに対して1人で必死に立ち向かっている聖職者らしき少女の姿がある。


(これは戦闘フラグ決定か・・・ってちょっと待てよあの男2人ってたしか・・・!!)


俺は2人の男に見覚えがあった。


(そうだ!!この男2人は俺が初めに強奪スティールで冒険者ギルドの資金のためのお金を手にした奴らだ!!)


「おっと!!よくみたらお嬢ちゃん結構いい身体してるじゃないか!!」


「兄貴このお嬢ちゃんの身ぐるみ剥いじまいましょうぜ!!」


「や・いや止めて下さい!!誰か誰か助けて!!」


「はーい!!ちょっと良いかなゴロツキ諸君!!」


「なっなんだ・・ってお・お前はいつか俺たちの金を盗んだ奴!!」


「兄貴挟み打ちでやっちまいましょう!!」


「速系スキル速足クイックウォーク!!」


「なっ!!この前よりも速く!!ってか俺たちの目に追えねえ!!」


俺の事を挟み打ちにしようとするゴロツキ2人を俺はあっさり交わすその時


「ラビト・ファースター新速系スキル攪乱クイックステップ習得!!」


「なっこれって新しいスキルが使えるようになった?」


「この野郎怯むな!!再度挟み打ちだ!!」


「速系スキル攪乱クイックステップ発動!!」


「あでぇ」 「あだぁ」


俺の覚えたばかりの攪乱クイックステップにより2人のゴロツキは頭をぶつけあいその場に倒れこんだ。


「さぁー?まだやるか!!」


俺は一応正義のヒーローぽく決めて見る。


「くっ一先ず退散だ!!」


「あっ!!待ってくれよ兄貴!!」


2人のゴロツキ団はそう言うとその場から逃げて行った。


(うん?これは戦闘に勝利したと言えるのか?)


「あ、あのー・・・・」


そうだこの聖職者のような少女を救ったんだった・・・って待てよ!!この展開じゃ不味い。


そう今までの経験上若い女性を見ると強制強奪オートスティールが発動してしまう。


「ラビト・ファースターさんって名前で良いんですよね?」


あれ?不思議だ強制強奪オートスティールが発動しない。


「えっ!!はいそうですけど・・・君大丈夫?」


「えっ!!あっはい!!少し恐かったですけどラビトさんが助けてくれたので大丈夫です!!ありがとうございます!!」


聖職者の少女はそう言うと驚きながらも笑顔で俺の方を見る。


いや俺が心配してたのは別の意味でだったのだが、とにかく今回強制強奪オートスティールは発動されなかったと言う事らしい。


「あっ紹介が遅れました・・・私はミティ・キストここキラメリア教会ファスト街支部で僧侶アコライトをやっています」


僧侶アコライト?要するに聖職者の中ではどちらかと言うと下の方の職業ジョブの人か)


「あの・・・1つ訊きたいんだけど君に絡んでたあの2人のゴロツキって一体?」


2人のゴロツキを退散させはしたがはっきり言って戦闘に勝利したと言う気分は全然していない。


いやこの調子だとこれから本気の戦闘展開が待ち受けている可能性が高い。


「そ・その事に関しては建物の中でお話します・・・でもまずその前にささやかですけど私にお礼をさせて下さい!!」


ミティはそう言うと俺の事を教会の建物の中に入るように勧めた。


せっかくの誘いを断ると言うのは失礼に値するだろう。


それに俺自身この世界の事について詳しく知っておく必要がある。


「あ、ありがとうミティ・・・それじゃお言葉に甘えさせてもらおうとするかな」


「はい!!それではラビトさん、教会の中を案内しますね」


こうしてミティの後に続きながら俺はキラメリア教会ファスト街支部の中へと入って行くのであった。



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