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脱兎に賭ける!!  作者: 霧広 拓海
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転生第017話 特定の職業を持った来訪者が奇襲をしかけて来ました??

攪乱クイックステップ!!」


小力上昇(リトルストレングスアップ!!」


「「「ラビト様私たちの負けです!!」」」


下着姿の女性冒険者村民10人がそう言って負けを認める。


「ふぅー俺とミティの連携大分よくなって来たんじゃないか?」


「そ、そうですね、ラビトさん」


ミティはそう言うと恥ずかしそうな顔で赤面する、もちろん下着姿である。


「うんうん、ミティちゃん良いよその感じ」


オロンがそう言いながらミティの事を褒める。


「「「ちょっとオロン副村長様、私たちの事も褒めて下さい!!」」」


下着姿の女性冒険者村民たちからオロンに対して注文が起こる。


「あーごめん、みんな物凄く良い感じだよ!!」


「「「きゃーあうれしいありがとうございます」」」


「「「オロン副村長様、私たち接客村民の事も褒めて下さい」」」


「うん、接客村民のみんなもありがとう」


「「「はい!!ありがとうございます」」」


こうしてラビト村村民下着姿の女性たち25人はうれしそうな顔でオロンの方を見る。


全くオロンの奴と言ったら自分は副村長としての立場なのに何かと言っては村民たちにうまく声かけをしてすっかり馴染んでいる。


「おいラビト、村民たちは村長であるラビトから1番お褒めの言葉をもらいたがっているんだぞ、村長の務めだしっかりやりなさい」


「「「ラビト様私たちとの稽古少しでもお役に立っていらっしゃいますか?」」」


「「「ラビト様私たちの働きを見て心と身体は癒されますか?」」」


ラビト村村民25人が一斉に俺の方を見て来る・・・もちろん下着姿でだ。


「えっ!!あーそうだな、みんなにはとても感謝しているよ、これからもこのラビト村の村民である事に誇りをもってほしいと思う」


俺のこの言葉に村民たち全員が喜びの声を上げる。


「おー流石ラビト村長として立派に役目をはたしていて感心感心!!」


「はぁ?なんだよ元はと言えばお前が言えっていったんじゃないか?」


オロンの発言に俺は少しムッとする。


「まあまあラビトそんなに怒るなよ」


「オロンさんの言う通りです、だけど私はそんなムッとしているラビトさんも素敵に思います」


どうしたものだろう本来なら下着姿の僧侶アコライトしかもミティは青髪のショートヘアが似合うかわいらしい女性だ、そんな事を言われたら男としては最高の喜びなのが普通かもしれない。


しかしどうだろう?ラビト村の日常風景に慣れ親しんでしまった俺にとってはそれほどの喜びとしても感じないのであった。


「よし!!それじゃそろそろお昼の休憩にしようか!!」


オロンがそう言って村民全員に声をかける。


「「「はい、オロン副村長様!!」」」


と村民たちがそう言ったのとほぼ同時だった。


ラビト村の中に目がけてとつぜんいくつもの小さな袋が投げ込まれたのである。


「なっなんだ!!」


速連射クイックレーンショット!!」


何者かのスキル発動の声とともに無数の弓矢が小さな袋たち目がけて放たれる。


「ラビトさん、私の後ろに隠れて下さい!!」


「おっおう!!」


ミティに言われた通り俺はミティの後ろへと隠れる。


小結界リトルバリア!!」


ミティがスキルを唱えると俺とミティの身体を青色の光が包み込んだ。


「なっこれは一体どう言う事だ?」


「くそ・・・約3人残ったか」


ラビト村に奇襲をかけたであろう人物の声が響く。


「・・・おい・・・これって」


俺は辺りを見回しながら言う。


ラビト村の村民である下着姿の女性たちは気持ちよさそうに眠っている。


「おそらく、投げ込まれた小さな袋たちの中に眠り薬かなにかが入っていたんだろう」


オロンが隣で説明する。


「はい、オロンさんの言う通りです。私も小結界リトルバリアのスキルが使えなかったら同じように眠っていたと思います、そしてラビトさんはその中に入ったから助かりました」


ミティがそう言って補足をする。


オロンの奴からその内ある特定の職業を持った来訪者がやって来ると言う話は心得ていたはずだった。

しかしまさかこんな奇襲をかけてくるなんて・・・正直ミティがいなければ完全アウトだった。


「まあ、良い残り3人、いや2人と1匹かラビト村の村長は兎人アルミラージらしいからな」


そう言うと奇襲の主は俺たちの前に姿を現した。


「えっ!!」


「なっ!!」


ミティと俺がほぼ同時に驚きの声を上げる。


「いやー待ってたよ随分時間をかけてやって来たみたいだね」


そんな中オロンだけが奇襲の主に普通に声をかける。


なんと奇襲の主は俺やミティよりもさらに若い耳の尖がった少女であったのだ。


「おい、オロンなんだよその随分時間をかけてやって来たみたいって言うのは?」


「うん?この長耳族エルフのお嬢さんは2週間も前からこの村の様子が見える樹の上から常に村の様子を観察していたんだ」


「なっ!!私の正体にきがついていたのかこの黒マントは!!」


奇襲の主が驚いたような表情でオロンの方を見る。


「えっ、この長耳族エルフ弓術士アーチャーさん、そんなに前からこの村を偵察してたんですか?」


「オロン・・・お前に驚かされる事には慣れてたつもりだけど、お前ほんとに一体何者だよ?」


奇襲の主だけでなくミティと俺もオロンと言う人物の存在に改めて驚かされる。


「・・・まあ良い・・・私はこのラビト村を壊滅させるために来たのだからな」


奇襲の主はそう言うと俺の方に目を向けると一言こう言い放った。


「ラビト村村長兎人アルミラージのラビト・ファースターこの私と勝負しろ!!」





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