転生第015話 ラビト村に女性冒険者たち襲来??
「ラビト・ファースター 15歳 ヒューマン 男性 レベル3 職業盗賊 HP 48 SP 0 、
STR0 VIT0 AGI750 INT0 DEX0 LUK0 」
「えっ嘘だろう!!速AGIだけすげー上がってるのに他のステータスがHPを除いて全く上がってないなんて!!」
「ラビトさん、落ち込まないで下さい、すごいじゃないですかレベルが1上がっただけなのにAGIがこんなに上がってるなんて」
ファスト街の冒険者ギルドでステータスを測りその結果に落ち込んでいる俺をミティが励ます。
「うーん、それにしても不思議ね、測定器の方は壊れていないみたいだし、」
受付嬢のアイシアが首を傾げたように答える。
「なあアイシア今のステータスだと俺は武器すら持つ事が出来ないんだろう?」
「たしかにそれはそうなんだけど・・・元段階でこのAGIなら、ミティの使う強化系スキルがあればほとんど問題がない事になるわ」
アイシアはそう言ってミティの方を見る。
「そ・・そんなアイシアさん私なんて大した事ないですよ、全てはラビトさんのAGIの成長度が凄すぎるんです」
ミティがそう言ってなぜか顔を赤らめる。
「ふん、まあそうね、ラビトこれはあなたの生まれ持った才能と言うしかないわね」
「はははそりゃどうも・・・」
アイシアにそう言われながらも俺は落ち込む気持ちを隠せないでいた。
「それじゃラビトさん行きましょう!!」
「うん?ミティはステータス測定していかないのか?」
「はっはい!!、私はある程度レベルが上がってた状態なのでそんなにすぐにはレベルアップしないんですよ」
「ミティの言う通り、本来レベルなんて1日で上がるのはほんとに最初の頃だけで後はしばらくたってから測るものなの」
(なるほど、そう簡単にレベルは上がらないと言う事か)
「それじゃラビトさん、行きましょう」
「あっちょっと2人とも待って!!」
冒険者ギルドを出ようとした俺とミティに対してアイシアが声をかける。
「最近、この辺りにラビト村と言う村を作って冒険者たちからお金を巻き上げている、兎人が村長の村があるってちょっとした噂になってるのしかも、不届きにもその村長の名前がラビト・ファースターってラビトと同じ名前なのよ!!」
「へっ!!へぇーそんな村があるんだ、なあミティ」
「えーラビトさん初耳ですね」
(やばいこれは完全にバレてる・・・)
「だからラビト、あなたとミティで力を合わせてその不届きな兎人を懲らしめればもしかしたらラビトだけじゃなくてミティもレベルが上がるかもしれないわ」
(えっアイシアの奴全く気がついてない?)
「そ、そうか・・・気が向いたら行ってみようかな・・・なあミティ」
「は・はいそうですねラビトさん気が向いたら行ってみましょう」
「ぜひお勧めするわ、でも早くしないと他の冒険者に先をこされる可能性もあるから注意してね」
「お、おう分かったぜ!!それじゃミティ行こうか!!」
「は、はいラビトさん・・・それじゃアイシアさんまた!!」
俺とミティはそう言うと一目散に冒険者ギルドを飛び出すのであった。
「ふぅー緊張したなーやっぱアイシアの奴ラビト村に来た時の記憶がすっかり消去されてるみたいだ」
「そ、そうみたいですね・・・だけどどうしましょう、アイシアさんの話が本当ならその内本当に強力な冒険者さんがラビト村にやって来るかもしれません」
「ほんと・・・そうだな、とりあえず急いでラビト村へ戻ろう」
こうして俺とミティは急いでラビト村へと戻るのであった。
「おーラビト、ミティちゃんお帰り」
「あっオロン実は・・」
「ささラビト兎の被りものを被って!!」
「あっおいオロンちょっと待て・・」
「あっミティちゃんは今日は私と一緒に影から見物ね」
「はっちょっと待てミティなしじゃ自殺行為!!」
「見つけたわよあなたがこの村の村長、兎人のラビト・ファースターね!!」
「へぇっ」
何とそこには女性の冒険者たちの姿があった。
(ちょっと待てよそう言えば昨日までこのラビト村に来る冒険者って野郎ばかりだったよな)
「野郎共が全く情けないから私たち女性冒険者が立ち上がったって理由!!」
「女性を下着姿にして村民にしてるなんてなんて下衆の極みなの!!」
「覚悟しなさい!!ラビト・ファースター!!」
そう言ったかと思うと女性の冒険者たちは一斉に俺に向かって攻撃を仕掛けて来た。
(なっ!!こうなったらもうやりたくはなかったけどやるしかない!!)
「速系スキル攪乱!!」
「えっ何!!この速さ!!」
「いくら兎人だからってこんなに素早いなんて!!」
(な、なんだ昨日より格段に身体の動きが軽い・・・これもAGI大幅UPの効果か?)
「す・凄いですラビトさん、やはり測定器は嘘をついていなかたんですね」
「うん?何を驚いているんだいミティちゃん?こんなのまだ大した事ないよ」
(よしっ!!悪いが反撃させてもらうぜ!!)
「速系スキル強奪!!」
「えっ!!」 「ふぇっ!!」 「うぇっ!!」
予想通り女性の冒険者たちの間から驚きの声が上がるのであった。




