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脱兎に賭ける!!  作者: 霧広 拓海
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転生第012話 村を拠点にしてレベル上げをしよう??

「さてと冒険者ギルドへの登録も済んだし、とりあえずレベルを上げて速以外のステータスを少しでも上げるぞ!!ミティ協力よろしくお願いするね」


「はい、よろしくお願いしますラビトさん!!」


俺の言葉にミティがうれしそうに微笑む。


「それじゃ早速レベル上げをしたいと思うんだけど・・・ミティとりあえず今の俺らで無理なくレベル上げが出来る場所どこか知らないか?」


「えっ!!えーとですね・・・」


俺の言葉にうれしそうに微笑んでいたミティが急に難しそうな顔になる。


「ミティ?もしかして・・・」


俺は難しそうな顔をするミティに訊ねる。


「そのラビトさん・・・実はですね・・・」


ミティはそう言うと申し訳なさそうに口を開くのであった。







「おうラビトただいま!!無事に冒険者ギルドに登録出来たようだね」


オロンがそう言って俺とミティを出迎える。


「えっ・・・あーだけど少し困った事になっててさ」


俺は後ろにいるミティに前に出るように促した。





「うーんなるほど、レベル上げをして能力値を上げる必要があるが1人では自滅行為なのでミティちゃんに協力を得ようとしたが、ミティちゃん自身、ラビトのレベル上げをどうやったら良いのかよく分からない・・・そう言う事で良いのかな?」


「うん・・・有体にいればそう言う事・・・ミティは元々聖職者だったから僧侶アコライトの職業について、日ごろお祈りとかしたりして自分の中で経験値を少しずつ貯めて行ってレベル上げをしていたみたいなんだけど、基本戦闘経験は全くないって事なんだ」


俺の話を訊いて頷くオロンに対して俺は力なく答える。


「ごめんなさいラビトさん!!私ラビトさんの力になる事だけで頭がいっぱいでどのようにレベルを上げるかって根本的なとろを考えてなかったんです」


オロンと俺のやり取りをみていたミティが申し訳なさそうに頭を下げる。


「いや、ミティが謝る必要はないよ・・・俺の基本ステータスがあまりにもあり得なさすぎるんだ」


謝るミティに声をかけつつも俺は自分自身の基本ステータスのあまりのあり得なさにため息が出るのを否めない。


「なーんだ、そんなの大した事じゃないじゃないか!!」


一通り俺の話を訊いていたオロンが笑いながら俺の方を見る。


「あっおいオロン俺の話ちゃんと聞いてたか?今のままじゃ俺はレベルを上げる方法がないんだぞ!!」


あまりにも愉快そうに笑うオロンに対して俺は怒りを向ける。


「たしかに今の段階でラビトとミティちゃん2人だけで外に出て魔物と戦闘するのは無理だろう」


「だろ!!?だったら何で笑っていられるん・・・」


「外に出て戦闘が出来ないのであればこのラビト村に魔物ではなく冒険者を招きいれて戦闘をしレベル上げをすれば良い!!」


オロンはそう言うと私に任せなさいと言った感じで親指をグッと立てるのであった。








「さあさあ、冒険者の皆さんよってらっしゃい、何と我がラビト村の村長ラビト・ファースターを倒したら、ラビト村村民全員をあなたの好きなように出来る権利があたるチャレンジ企画実施中」


(オロンの奴・・・とりあえずウサギの被りモノを被っとけって言ってたけどまさかそう言う事を考えてたとは・・・)


「あっあのラビトさん・・・」


俺の後ろに隠れながらモジモジしているミティがいる。


(しかもミティは他の村民と同じように下着姿になれって・・・)



「おい、本当にこの村の村長を倒したらここにいる村民全員を好きなようにして良いんだな?」


早速1人の冒険者がこの企画に挑戦しようとしている。


「はい!!ただし敗北した場合はあなたの所持金全てこちらに没収させて頂きます」


オロンはそう言うと意味あり気な悪い笑みを浮かべる。


「よっしゃーこの企画挑戦するぜ!!」


(はぁー全く仕方がないな・・・これもレベルアップ基本ステータス向上のため!!)


「ミティ、とりあえず小力上昇リトルストレングスアップの強化スキルだけよろしく」


「はっはい!!分かりました!!」


「それでは戦闘始め!!」


オロンの合図により冒険者との戦闘・・・基俺ラビト・ファースターのレベル上げが始まった。


「それじゃ行く・・」


攪乱クイックステップ!!」


「なっ消えた!!」


強奪スティール!!」


「うおっ!!俺の装備が!!」


「ミティ!!」


「は、はい!!小力上昇ストレングスアップ!!」


「なっ!!下着姿の僧侶アコライトだと!!」


「はい、くらえ金玉蹴り上げ!!」


「なっぐふぅ!!」


俺は冒険者の無防備になった下半身の大事な部分を蹴り上げる。


案の定冒険者はそのまま悶絶をうって気絶した。


「「「きゃーラビト様かっこいー」」」


15人のラビト村の村民である下着姿の女性たちが喜びの声を上げる。


「さあ、ラビトこの調子でやって行こう!!」


オロンが笑顔で俺の方に声をかける。


「ラ・ラビトさん私も精一杯頑張ります・・・この姿は少しはずかしいけど」


ミティが赤面しながらも出来る限りの声を振り絞って囁く。


(くっ・・・このやり方で本当に良いのかはハタハタ疑問だが他に方法もないしな)


「よーしこのラビト・ファースターに勝てる自信がある冒険者はどんどんかかってこい!!」


こうして俺はこの日1日、オロンの考えた企画に乗った冒険者たちをミティの力を借りながら次から次に倒して行ったのであった。







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