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龍国の剣神 ~千年前の英雄は、別れた友を探し王都へ向かう~ 作者:yuki

序章-始まり-

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プロローグ

拙い文章力で頑張らせていただきます。
更新は……出来るだけ早く出来るよう頑張ります(笑)

プロローグはこんな文体ですが、次話から普通の文体になります。
「おい……聞こえるか」

「……ん」

「生きていたか。余りに大人しいから、くたばったのかと思ったぞ」

「……死なない……先には、絶対」

「はっ……そのなりでよく言うな……」

「お互い様……」

「確かに、な……」

「…………」

「……」

「…………」

「リア……1つ無駄話に付き合え」

「……?」

「この世に、俺に剣で敵う奴など居なかった」

「……………………」

「そう不満そうな顔をするな。お前を除いて、だ」

「…………ならいい」

「……騎士になって10年。何度戦に出向いたかわからん。だが、俺に一矢報いる者は現れなかった」

「…………」

「剣神と呼ばれ、先陣を任されるようになったとき……2年前だったな。ヴァインの傭兵として戦場にいたお前を見たのは」

「…………」

「あの時、初めて俺は敗北を予感した。ヴァインの敗走で決着はつかなかったが、あのままでは俺は負けていただろう」

「…………」

「それから何度かお前とは戦場で剣を交えたが、ついに勝敗はつかなかったな……グフッ」

「……!」

「はぁ、はぁ……はっ、そんな顔するな。血を吐きながらする顔ではないぞ」

「……吐いてない」

「……」

「…………」

「……俺はまた、お前の剣を見ることは出来るか?」

「…………ん」

「また、お前に全力で剣を打ち込むことは出来るか?」

「…………ん」

「また、お前と剣を交えることは出来るか?」

「…………ん」

「…………はっ、どうした。今日はよく口を開くな」

「…………」

「まあ、最後くらいは、な。そろそろ限界だろう。俺も、お前も」

「…………」

「……生まれ変わったら、また剣を交えよう。……兵としてではない」

「……?」

「国の勝敗などという余計なものは全て捨て、戦いつつも笑い合える。そんな関係で、叶うのならまた巡り会いたいものだ」

「……ともだち?」

「これは、そう呼ぶのか?」

「……分からない……」

「ははっ、そうか……」

「…………」

「…………では、さらばだ。戦花(いくさばな)のリア」

「ちがう」

「む?」

「剣神アレス……また会う、の」

「……はっ、そうだな……」








「友よ、また会おう」




──始まりの草原。
いつからかそう呼ばれるようになった広大な草原。その中央に根を張る巨木の下に、2つの遺体が横たわっていた。

1つには、まるで全てを吸い込みそうな漆黒の長剣が。

1つには、洗練された桜色の刃を持つ刀が。

それぞれの腹部に、深々と突き刺さっていた。

剣神アレス。
戦花のリア。

二人の英雄の最後であり、始まりである。
誤字脱字ございましたら、マッハで修正致しますのでご報告よろしくお願いします。
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