第1話
1話はまだヤンデレ要素無しです
それでもよければどうぞ！
のびる母「起きなさーい！！」
のびる「う、うーん・・・・」
のびる「まだ眠いよ・・・・」
のびる母「なに言ってるの。今日からまた学校でしょ？遅刻するわよ？」
のびる「わかったよ・・・・」
今日は学校である。長い春休みが終わり、今日から高校2年になる彼は、前に紹介したように大平 のびるである
のびる「着替えるか・・・・」
のびる「やっぱりデスティニーはかっこいいな・・・・」
のびるはデスティニーガンダムが好きである。(作者にも同じことが言える)
のびる「早く高山版とジエッジ版を買わないとね」
のびる「よし、終わった」
ちなみに、のびるの部屋は2階である
のびる母「ごはんよーー！！」
のびる「はーい！」
そう言ったあと、のびるはため息をつき
のびる「はあ、朝から元気だよね・・・・」
しぶしぶといった感じで下に降りて行った
学校
のびる「やあ、一騎」
一騎「やあ、のびる」
主人公紹介でも言ったが、こいつは綿中 一騎だ
女子A「きゃー！！綿中先輩よ！！」
女子B「綿中君は今日もかっこいいわね」
この通り、モテるのだが、彼女がいない
ワイワイガヤガヤ
のびる『先に行ってよう・・・・』
一騎「ま、待ってよ・・・・！！ご、ごめんなさい、ちょっとどいてくれる？」
モテる男は大変だ
教室
のびる「一騎、大変そうだったな。でも僕に手伝えることなんかないし・・・・・」
のびるのクラスは2-1である
一騎のクラスも2-1である
一騎「はあはあ・・・・のびる、なんで僕を見捨てたのさ」
のびる「やあ、大変だったね。だが僕は謝らない。僕に手伝えることなんか１つもないからだ」
一騎「どこの烏◯所長！？手伝えることなんかなくても待っててよ・・・・」
のびる「・・・・・わかったよ」
一騎「なにその間は！？」
2-1女子A「のびる×一騎ってのはどう？」
2-1女子B「でも、彼と一騎君じゃ釣り合わないわよ・・・・」
なんの会話なのか
のびる「なんだか悪寒がしない？」
一騎「そうだね・・・・」
キーンコーンカーンコーン
のびる「あ、チャイムだ」
一騎「席に座らないと」
のびる「座るって言ったってもう座ってるじゃないか」
一騎「そうだね」
ガラガラガラ
担任「みなさん、おはようございます」
のびる「え？誰？あの先生」
一騎「さあ・・・・？」
担任「私は前担任の瀬端先生が入院したため、代理でこのクラスの担任になりました」
2-1男子A「先生、名前は？」
担任「矢島 沙由理です」
のびる「『やじま さゆり』か・・・・」
一騎「なんだか厳しそうな先生だね」
のびる「そうだね」
2-1男子B「美人だ・・・・」
2-1男子C「先生は彼氏とかいますか？」
矢島「いません」
2-1男子D「スリーサイズは」
聞いちゃいけないことだろ
のびる「ダメだ、暴走し始めてるぞ！」
一騎「なんとかして止めなきゃ・・・・！」
クラス委員長「やめなさい！」
のびる「あ、そういえば」
一騎「居たんだっけ」
のびる・一騎「「学校最強のクラス委員長が」」
今日学校始まったばかりなのにクラス委員長なんているのか
クラス委員長「先生が嫌がってるじゃない！だいたい、どこの世界に初対面の女性にスリーサイズを聞くバカがいるのよ！」
2-1男子D「ここにいる・・・・ぐはあっ！！」
のびる「あ、ビンタした」
一騎「痛そうだね・・・・」
クラス委員長「なんだか疲れたわ・・・・」
矢島「ま、まあHRを始めます」
授業が終わり、昼休み
え？省略しすぎ？気にするな！
後輩「一騎先輩」
のびる「ん？」
一騎「ああ、あの子は僕の後輩の明石 早苗さんだよ」
のびる「そうか・・・・ついに君にも彼女ができたのか！」
早苗「かっ彼女！？」
一騎「いや、そんなんじゃないよ！って、『君にも』ってなにさ！まさか彼女が・・・・」
のびる「いや、いないよ？ほら、僕たちのクラスにいるじゃない、彼女持ちがさ」
一騎「あ、そういえばいたね。中山くんと原田さんが」
早苗「一騎先輩、一緒に食べましょう？」
一騎「あ、うん。よし、行こうか」
のびる「ま、頑張ってね。僕は他のところで食べるよ」
一騎「え、ええっ！！？なにその『頑張ってね』って！？」
早苗
のびる（サムズアップ）
屋上
のびる「美味しいな・・・・」
のびる「明石さん、上手く行ったかな？」
「おらっ！こっちこいや！」
「オレらに逆らおうっていうの？」
「や、やめてください・・・・」
「ああ！？声が小せえよ！」
のびる「はあ・・・・」
のびる「全く、いつの時代にも居るものなんだね。不良っていうのは」
のびる「トレーニングなのかわからないけど積んでおいてよかった」
のびるは筋トレを2ヶ月前からしていた
のびる「その人を離して」
不良A「なんだこいつ！？」
不良B「こ、こいつ、綿中と一緒にいるヤツだぜ！」
不良A「ああ？なんだその綿中ってのは」
不良B「知らねえのか！？綿中は20人くらいの不良をブッ飛ばしたってヤツだぜ！？」
不良A「な、な、なにい！！？んじゃ、一緒に居るっていうコイツも・・・・」
不良B「た、多分・・・・」
不良A「ズラかんぞ！」
不良B「ああ！！」
不良は退散していった
のびる「まさか一騎がそんなに強かったとは」
女の子「あ、あの、助けてくれてありがとうございます・・・・」
のびる「え？あ、うん。どういたしまして？」
のびる『実際僕が倒したわけじゃないから、感謝されても・・・・・』
女の子「あ、あの、私は1-2の旗野 唯って言います」
のびる「ぼ、僕は2-1の大平 のびるです」
のびる「君はどうしてあんなやつらに絡まれたの？」
唯「そ、それがですね、私が屋上で読書してたんです。そしたら急に不良のみなさんがやって来て、遊ぼうって言って来たんです。私は拒否したんですけど・・・・」
のびる「脅された・・・・と」
唯「はい・・・・」
のびる「ああいう人たちは拒否してもムダなんだ。だから、会ってしまったら大声を出したり、逃げてしまった方がいいんだけど・・・・」
のびる「君は走るのは苦手だよね？」
唯「は、はい・・・・」
のびる「じゃあ、大声を出して助けを求めるんだ。それでもダメな時は・・・・」
のびる「どうしよう・・・・」
のびる『うーん、僕の電話番号を渡してもいいんだけど・・・・・』
のびる『なんだか変な噂が立ちそうで怖い・・・・』
唯「のびるさん？」
のびる「え？あ、ああ」
のびる「じゃ、じゃあこれで呼んで？」
唯「えっ？これって、のびるさんの電話番号ですか？」
のびる「う、うん」
のびる『やってしまったーーっ！！あーっ！！どうすればいいんだーーーっ！！」
唯「あ、ありがとう・・・・ございます・・・・」
のびる『絶対旗野さん『やっぱり女の子と仲良くなりたいから助けた』なんて思ってるーーっ！！」
唯「え？そ、そんなことは思ってませんよ・・・・」
のびるはフリーズした！！
2秒後
のびる「・・・・・・聞こえてたの？」
唯「は、はい・・・・」
のびる『なんて事だ！聞こえていたなんて！！』
のびる「恥ずかしい・・・・」
唯「ふふっ・・・・」
のびる「もしかして、今のも？」
唯「はい・・・・」
のびる『終わった・・・・』
のびるはネガティブになった！！
唯「ど、どうしたんですか！？」
のびる「いや、なんでもないよ・・・・」
続く
さあ、ヒロイン？の唯が出てきました
あと、早苗の告白の行方はどうなるのか
それは次回で
