表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

第1章 衝動



とめどなく


涙が目からこぼれてくる




悔しさ


怒り


半ば呆れ




「なん…で」


また

頬を伝う



暗い夜道を

一人で歩く



こつこつ、と

自分の靴の音しかしない



手には小さなトランク

必需品だけ詰めて飛び出してきた




あたし、今家出中なの




親の会社が他社との合併

それの道具にさせられた


書類上…ね

だけどそんなの承諾してない

絶対にするもんか




つかまだ16だよ?

ありえない


まだまだいっぱいいろんな経験をして

きらきらした恋をしたいお年頃なのっ




相手はたしか

19だっけ..

向こうも大変なのかな


本当に嫌な世界

歪んでるよ



子供は…道具なの?

違うよね







─ふらふらおぼつかない足で前も見ずに歩いていたせいかな


─考えごとに夢中だったからでもあるかも




理由はともあれ迷ったみたい


「どこだあ…?」



背の高い外灯がぽつんとひとつ

すごくかわいらしい外観


それに似つかぬ

地面に張り付くように存在する古井戸




外灯から少し離れたところはもう闇にのまれて真っ暗


自分がどこから来たのかそれさえ分からないよ




なんか今自分…

超テンション低い…

アリス路線でいきたいと思います◆感想.指摘…どんな些細なことでもよいので送って下さると喜びますーっ★

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ