プロローグ2
原稿吹っ飛んでしまいました。
日曜なんて言わなきゃ良かった…(遠い目)
もっと一話が長めの方がいいんですかね…
*七月十三日後書きと本文改稿致しました。
ストーリーには影響はないので気にしないでください。
「隼人くーん、来てたんだったら行ってよー」
いきなりセリフで始めやがったこいつは誰か?まあ説明しろって言われてもどう言ったらいいのか…
男の娘って言うの?オレオタクジャナイカラワカンナイナー。
見た目はアレだ、カワイイの一言に尽きるな。おカッパっぽい髪型してて、俺と同レベルの身長で痩せ型、
まだ声変わりしていないアニメ声にクリクリしてる目で常に何かクネクネして、上目づかいでこっちを見てきて、男の娘要素いっぱいだな。イヤオレハワカンナインダケドネ。せんせーこの子はおやつに入りますか?
いやいや俺はそういう趣味はねーよ?
かわいいってアレだ。そう!パンダだ、パンダ的な可愛さだなんだよ!
おっといけねえ、名前忘れてた〜!沢井涼って言うんだよ。いかにも爽やかって名前だろ?
「あのね、隼人くん、ボクね、今日のお昼隼人くんと一緒に食べたいんだけどね、どうかにゃ?」
あ、噛んだ!今嚙んだよね?何このかわいい生物?
「勿論いいけど?なんで?」
「ボク、今日ね、隼人くんに話したいことがあってね?それで二人き「ダメです!」り……」
「隼人はわ・た・しとご飯食べるの!(さっさと消えろこの女狐が)」
「ボクとだよ!(ボク男だもん!それに隼人はボクのだ!)」
あ、朱里か…お前はいつからそこにいたんだ?ってか怖ぇよ!
いきなり声出すな!心臓止まったかと思ったわ!俺ビビリなんだぞオイ!
それにお前らがブツブツ言い合ってる部分が聞こえねーんだが…まあ聞かねーけどよ…だって聞いちまったら
色んなものが終わっちまう気がするし。
大体飯を誰と食うとかはっきり言ってどーーーーでもいいじゃねーか…もめる必要あんのか?
「ある(よ)!」
ブルー〇ス、お前もか…何で涼まで俺の心を読んできやがんだよ?
俺のプライバシーの権利はどこ行った!?
「なあ一応聞くぞ、どうして俺の心が読めるんだ?俺は場の空気すら読めねーのに…」
「それはボクが勇人くんの唯一無二の親友だからだよ!」
「私だって隼人の幼馴染だからだよ〜」
「いいかお前ら普通の親友や幼馴染は相手の心は読めねえ。」
「「私達は普通の関係じゃないよ?」」
「誤解を招く発言すんな!」
俺はただでさえお前らがくっついてくるせいであらぬ誤解を受けるって言うのによ…それに何でお前らはそんな不思議そうな顔でこっちを見てくるんだ?俺なんか間違ったこと言ったか?
朱里に至っては幼馴染の響きがちょっとおかしかったし。
それにさっきからお前らの背後でス〇ンド的な奴がずっとバトってるんだよ!お前らはジョジ〇の世界から来たスタ〇ド使いか!
あーもう騒ぐな睨みあうなスタン〇出すな!暑苦しいわ!涼なのに暑苦しいとはこれいかにってやかましい!突っ込むのも体力がいるんだよ…色んな意味でな!
あー鬱だ!もう一人で食おうかな?
「「隼人(くん)はどっちとお昼食べるの?」」
おいお前ら普通そこで聞いてくるかよ?俺が一番だけどお前らも大概空気読めねーな!心読めるんじゃなかったのかよ…
もう嫌だ!誰かこの状況をなんとかし「ちょっとアンタ達静かにしなさいよ!授業始まっちゃうでしょ!」救世主キター!
「まったくアンタ達は隼人のことになると見境が無くなるんだから…アタシはともかく他の皆が迷惑するでしょ?」
今俺のピンチを救ったコイツの名前は、西園寺京香。
何でも親がどっかのIT企業の重役とかで結構家が金持ちなんだが普通に俺たちに接してくれてて、
しかもこいつらの制御までしてくれ、おまけにちょっとしたお嬢様なのにも関わらず、家事全般が出来るという、何それ?一家に一台欲しい!というスーパーお嬢様なんだよな。文系ボロボロなのが玉に瑕だけど。
ルックスは西洋系のクオーターらしく微妙に金髪で、鼻も高くて美人なんだが、惜しむらくは貧乳ということだな。あれは顔が美人じゃなくて可愛い系だったら大きなお友達に狙われるほどの幼児体型だな。
それでも俺より身長が高いってどうゆうこと?天国に裁判があったら俺は確実に訴えてるね。不公平だ!
そして肝心の性格だが…
「涼も早く自分の席に戻りなさい!」
「何時もありがとうな!お前のお陰でいつも助かってるよ」
「べ、べべべ別にアンタの為じゃないんだからね!勘違いしないでよね!」
と、この様に物凄い分かり易いツンデレだ。しかしこいつはさっきの言動で誤解したかもしれないが、
涼の事が好きなのだ、ツンデレはデフォルトみたいなもので、おだてられたりするとこうなるんだよな。
まあ俺は最近のツンデレは暴力ばっかでちっともデレねーからあんま好きじゃないんだが、
こいつはあくまで照れ屋が行き過ぎてるだけだからあんま気になんないんだよな。
涼もこいつのこと嫌いどころか好きだと思ってる節があるから早く告白しちまえよと思うんだけどな、
前にこいつにそう言って見たら「アンタって人の事はわかるのに自分の事は全くわかんないのね」って言われた。こっちこそ訳が分からん。
「みんなー授業始めるぞー」
さあこの流れで先生もイケメンor美人と思ってただろ。残ねーん、普通のオッサンでした。いつから先生が美形だと錯覚していた?
まあブサイクでもないから安心しろ。え?紹介?確かに紹介の必要はある。だが断る!
なんでオッサンの紹介をせにゃならんのだ!まあまあ後に紹介するから。10年後くらいにはな。
副担は美人さんなんだが今学校に来てなくてな…なんでも出張で一月空けるとか言って先週出てったからな。まあ次来たら紹介しようかな。なんてったって別嬪さんだから「ハヤト?ナニカンガエテルノカナ?」はい皆授業に集中しようぜ!
あー早く授業始まらないかなーちなみに今のは汗だからな?恐怖で泣いたわけじゃねーぞ?いいな?
そんなわけで今日も授業が始ま…あれ?何で副担が来てんだ?理由が知りてーわ。
そう思って口を開いた矢先に、いきなり目の前が真っ白になった。
そこから冒頭のシーンにつながる訳だが…
もう一度言わせてくれ、何でやねーーーーーん!
やっと異世界転移ですね…展開遅すぎですよね。
朱里たんは昔から主人公に惚れていました。理由は例のフラグですよ!(超欲しい)
誤解されているかも知れませんが、涼が抱いているのはあくまで友人愛で、
隼人の友人の一人なので、ヒロイン的なポジションにする気は有りません。
しかし、西園寺さんを〇ませて……フヒヒヒヒ(悪い目)1話自体は数時間で書けるのですが、今週は色々立て込んでいるので、次回は再来週になるかもしれません。
誠に申し訳ございません。