プロローグ
初投稿です!
これからもちょこちょこ改稿などさせて頂きたいと思っております。
素人ですので生暖かい目で見守ってください。(意見募集中)
「何でやねーん!」
俺は目の前の光景を見て思わず叫ばずに入られなかった。
周りには泣き叫ぶ者、歓喜の声をあげる者、ただ呆然と立ち尽くすものなど、まるで阿鼻叫喚の様子を呈していた。
「どうしてこうなった」
そう……それは今日の朝まで遡る。
「あ〜今日も学校かよ…めんどくせーな〜」
もうすぐ夏休みになろうとする夏の日、俺はいつもと変わらないセリフをつぶやきながら学校へと歩いていた。おいそこの一人語りとか中二かよって思ったやつは表でろ俺は独り言が多いだけだ。
え?おっさん臭い?ほっとけ。
まあそれはさておき俺は小鳥遊隼人。まあ分かるとは思うが男子高校生だ。
今はうちの近所の高校に通ってる。ちなみにクラスは2ー1だ。
成績は中の上、ルックスは普通にゴツイ…と思いたい。体重75kg超だけど文句あっか!?
顔は…痩せたらハンサムじゃね?(イケメンじゃなくてハンサムだから、ココ大事。)
身長は…うるせぇ!163だよ! クラスの大半の女子より低いけど別に泣いたことなんてねーし!
「隼人〜何ブツブツ言ってんの? 学校遅れちゃうよ?」
「後三十分あるんだから間に合うだろ…それよりお前こそ早く行った方がいいんじゃね?
お前今日朝練有るんだろ?」
「今日は先生休みだからいいんだよ〜それよりもお話しながら行こうよ〜」
「嫌だよ…だってお前が隣に立ってると俺の小ささが際立っちまうんだよ、それに勘違いされるだろ?」
こいつは金星朱里。いわゆる幼馴染ってやつだ。
しかも眉目秀麗、文武両道、おまけに生徒会の会長と来たもんだ。
容姿は…あんまそうゆう事考えたことねーから良く分からんけど、亜麻色って言うのか?
茶色がかった髪を後ろでポニーテールにしていて、これまた僅かに茶色をしたパッチリとした黒目がタレ目になっていて、まあ要するに可愛い系って感じだな。
スタイルは可愛い顔とは逆にボンキュッボンて感じで出るとこは出て、引っ込むとこは引っ込んでいて、
まあモデル体型って感じだ。
しかも俺より身長が20近く高いって言うハイスペックぶりだ。
もうホント俺ってなんなの?要らない存在?
「そんなことないよ〜隼人だって凄いじゃん!」
しかも俺の心を読んでくるっていうな。
「お前は何で俺の心が読めるんだよ!お前は超能力者かよ…」
「心を読むのは幼馴染として当然だよ!」
「いや普通の幼なじみは心なんて読まねー」
どうだ、お前らもこんな幼馴染が欲しいと思ったか?
俺も最初はそう思ってたさ…
だけど良く考えてみろ、そんなパーフェクト幼馴染が俺なんぞに振り向くわけもないだろう?
報われないって判っていながらも期待せずには居られないんだけどな。
それにいつもコイツといるせいでなにか勘違いされているのか知らねーが女子はともかく男子にも一歩引かれてるし……ってもしかしてこれいじめか?多分俺が犯罪者面してるのも原因だと思うけど…
「隼人〜何またブツブツ言ってんの?もう学校着いたよ?」
おっ 喋っているあいだに学校着いちまったな。今日も図書室に忍び込むか…あそこは顧問もいねーし
寝放題だからなさあさてとまずは教室を抜け出し「隼人?ドコイコウトシテルノ?」たかったんだけどな…
「別にどこ行ってもいいだろうよ…」
「授業受けなきゃ駄目だよ〜それに隼人なら勉強すれば頭いいんだから〜(それに隼人行っちゃったら寂しいじゃん)」
はぁ…何時もこうなんだよな。よくおせっかいを焼いてくるんだよな。俺なんかしたかね?
昔車に轢かれそうになったのを助けてからこんなになっちまって、
よく考えてみたらフラグ立ったんじゃねーかと思ったんだが立ったのは別のフラグだったな…
「おーい隼人くーん」
おっ今度はあいつか…と俺は今から起こることについて全く思いもよらないまま日常を過ごしていたわけだ。
それが後々あんなことになるとも知らずにな。今思えばいつもどうりの日常が一番良かったのに。
時間めっちゃかかりました…小説書くのって難しいんですね…
次は日曜あたりを目標に投稿します。