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アリス  作者: 永据 やえか
4/5

気付く者、気付かない者

「告白…かぁ…」

言葉に出して人に伝えるというのは、やはり勇気がいる。

友達に好きと言うのとは違うのだ。

考えて、アリスの頬が知らず知らず赤く染まる。

「あー!アリス何かエロいこと考えよんやろー」

「本当や、顔赤いよ」

友達は、そう言いながらケタケタ笑った。

周りの男子が注目する。

恥ずかしい。

「もう、そんなこと考えてないし!変なこと言わんといて」

ちょうど休み時間の終わりを告げるチャイムがなった。

蜘蛛の子をちらすようにバラバラと生徒が動く。

席につく者、自分のクラスに戻る者。

その中に、アリスの想い人、野崎もいた。

野崎は、クラスに戻る前にちらっとアリスを見たが、アリスは友達を恨めしそうに見ていた。




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