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文化

常緑歴(じょうりょくれき)


 ユグドラシルにおける紀年法。

 予言者エルドが世界平和を祈念し、アルテシア王国の王都ミストルティンに支天樹の植樹を行った年を紀元としている。




■コロッポロッポ


 コロッポを擬似的に戦わせる一対一の卓上ゲーム。

 プレイヤーは、召喚した五十体のコロッポを自由に部隊編成し、対戦に臨む。コロッポへの命令は、キーボードに似た楽器で行う。プレイヤーごと、部隊ごと、行動ごとに音が割り振られており、その和音で伝達したい命令を指定する仕組みとなっている。

 コロッポを召喚するには歌晶(ラピセル)と呼ばれる鉱物を用いる。歌晶(ラピセル)は稀少なことから高価であり、おいそれと練習を積めないのがコロッポロッポを嗜む上での難点となっている。しかしながら愛好家は多く、アルテシア王国の国技にも指定されている。




■コルトレイル


 アルテシア王国の王都ミストルティンにて、夏の夜に行われる風習。

 亡くなった縁者への手紙を竹ひごで作った籠に貼り付け、灯油ランプで内部の空気を加熱して空へと放つ。実施される時間帯が決まっているため、淡い光を放ちながら一斉に夜空へと放たれる熱気球は、幻想的な光景を生み出し、ミストルティンを代表する夏の夜の風物詩となっている。

 しかしながら熱気球はしばしば火災を起こし、それを防ぐために夜通し消防団が見回りを行うようになった。さらに消防団を労うため、夜食を提供する屋台が出店されるようになり、やがて評判となったそれら屋台目当てに市民たちも出歩くようになったことで、いつしか夜を徹して催される祭りへと変わっていった。


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