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ガルベルト・ベルギウス

名　前：ガルベルト・ベルギウス

性　別：男性

年　齢：５５歳

体　格：長身、やや痩躯

容　貌：皺が目立ち始めた彫りの深い面立ち、褐色の瞳、豊かな顎髭

髪　型：白髪の混じる褐色の短髪をオールバックにしている

趣　味：コーヒー、ガソリン自動車でのドライブ

備　考

　シュタール連邦共和国の大統領。

　実業家でもあり、父親から引き継いだ小型船舶の造船工場を利用して、世に出始めたばかりのガソリン自動車の生産を始め、国内有数の企業へと育て上げた。その後、豊富な資金をバックに、幼い頃から目標としていた政界入りを果たす。

　若い時代の全てを仕事に費やしてきたことから晩婚であり、まだ幼い一人娘がいる。娘を溺愛しているが、大統領に選出されてからは独身時代以上に仕事を優先させてしまっているため、心苦しく思いつつもあまり構ってやれていない。

　少年期は義侠心に溢れていた。そのため、権力者たちによる不正や汚職によって弱者や正直者が不当な扱いを受ける世の中を変えようと、政治家を志す。しかし企業経営や政権運営に携わる内、倫理や社会正義を主張することに徒労感を覚え、国際政治学における現実主義に根ざした思考や判断に終始するようになる。

　アース文明の遺跡を多数保有するアルテシア王国に対して影響力を強めることは、自国の軍事力を強化する上で有効な施策だと考えている。さらに財界に有力者が多いセバル人とのコネクションを増やすため、セバル人であるライドの行動に対しては、注意を払いつつも静観している。